こんにちは!まいです。行政書士、宅建などの資格を持っている資格好きの主婦です。
私は2年間社労士事務所で補助者をしていました。
今回はそんな私が、「やめた方が良い」と思う社労士事務所の特徴のお話をしたいと思います。
- 社労士事務所はブラックが多い
- 補助者、事務パートが避けた方が良い求人
私が実際に社労士事務所に勤めてみた経験から、こういう事務所は避けた方が良いと思うものをまとめていきます。
- 社労士を受験したい
- 子育てをしながらスキルアップしたい
- 長く、楽しく働いていきたい
という方はぜひチェックしてくださいね。
早速ですがやめておいた方が良い求人はこの5つです。
- いつも求人が出ている
- 急成長・事業拡大中を謳っている
- 残業時間が数時間でも書いてある
- 社保未加入の事務所
- 少人数アットホームな事務所
実はブラックが多い社労士事務所
労働環境の問題に携わる社労士事務所。しかし実は社労士事務所自体がブラックというのはよくある話です。
それはなぜなのでしょうか。まずは社労士事務所がブラックになりがちな理由から見ていきます。
社労士事務所はブラックになりがち
社労士事務所は規模が小さい場合が多く、良くも悪くも所長の方針や人柄に左右されます。
「社労士事務所なんだから、労働環境が整っているはずでしょ」と思っていたら大間違い。ブラック企業さながらの働き方を強要される場合も。
もちろん全部の事務所ではないけど、所長の方針によってかなり大変な事務所もあるから要注意だよ
小さな事務所だと、入ってから後悔してもなかなかやめられないこともあるね…
社労士事務所は簡単に言ってしまうと「所長次第」。ボスの意向次第な面が大きいです。特に小さな事務所は顕著で、ブラックな事務所に一度入ってしまうと辞めたくてもなかなか辞められない…と困ってしまうことも。
他にも実体験から感じた、社労士事務所がブラックになりがちな理由をまとめました。
子育て中や勉強中の人は特にブラックを感じやすい
社労士事務所に事務や補助者として勤めようという方の中には、子育て中のパートや、社労士試験を受けて社労士になろうという受験生の方もいることと思います。
そんな方々は何よりもワークライフバランスが大事ですよね。
仕事も大切ですが、家庭での時間や勉強時間を確保できるかどうか、精神的に余裕ができるかどうかが仕事選びで重要なポイントでもあります。
社労士事務所はバリバリ働きたい方にはお勧めできますが、自分の時間が欲しい。たっぷり勉強したいという方にはマイナスとなる事務所もあります。
事務・補助者として社労士事務所への就職・転職を考えている人は、ぜひ精神的に楽で、自分の時間を確保できる事務所を選ぶようにしましょう。
ここからはいよいよ、そんな事務所選びに役立ててほしい「やめた方が良い求人」を見ていきます。
やめた方が良い求人
求人票を見ればわかる「やめておいた方が良い」と思う事務所を紹介します。
以下の5つです。
- いつも求人が出ている
- 急成長・事業拡大中を謳っている
- 残業時間が数時間でも書いてある
- 社保未加入の事務所
- 少人数アットホームな事務所
詳しく見ていこう!
いつも求人が出ている
求人が年中出ている事務所はやめておいた方が無難です。
社労士事務所は大きな事務所でも規模は数十名ほどです。その中で求人情報が頻繁に出ているということは、入れ替わりが激しい=業務や事務所に何らかの問題がある可能性が高いと考えられます。
確かに数十名で年中求人が出てるのは怖いかも
年300日求人情報を確認している私ですが、同じ規模の事務所でも求人がよく出ているところと、そうでないところでかなり差があります
求人が出ている事務所全てがそうではありませんが、確かに仕事が忙しすぎて若い世代がどんどん辞めていってしまう事務所の話も耳にしました。
急いで就職・転職を考えているのでなければ、この求人は頻繁に出ているものなのか社労士事務所の求人情報はしばらくの間チェックしておくのがおすすめです。
「急成長・事業拡大中」の事務所
でも「急成長中」「事業拡大」で人員募集している事務所もあるよ?
増員は良いことだけど、急成長中を謳っているのはちょっと怖いね
社労士事務所は簡単に言うと顧問契約の量で事務所の大きさが変わってきます。
契約先の規模や契約内容によって顧問料が違いますが、「急成長」を謳う事務所の中には、小さな事業所や割の合わない契約を多く取り、仕事量がばかり増えて、事業的にはあまり儲からない場合もあります。
社労士事務所の顧問先にはいろいろな事業主さんがいます。中には難癖をつけてきたり、仕事内容に対して顧問料が低いまま、なかなか値上げ交渉できず赤字契約ということも。
急成長=割に合わない仕事ばかりというわけではありませんが、仕事内容はそれだけ多く煩雑になっている可能性が高いです。
もとからいる従業員さんも手いっぱいで、新しく入ってきた人の教育もままならないことも。
「急成長中」の事務所に入る場合は、仕事が忙しかったり、仕事内容に対してお給料が割に合わないと感じてしまうこともあるということを頭に入れておきましょう。
残業時間が数時間でも書いてある
求人票に残業時間が書かれている場合も要注意です。
社労士事務所は繁忙期には残業になってしまうケースもありますが、基本的には補助者、事務方は作業をする部署ですから、業務時間内に終わる仕事内容であるべきです。
また、求人票に書かれている残業時間が少ないからといって受容してしまうのも危険です。少しでも残業時間が書いてあるということは、それ以上の時間残業となってしまう可能性が高いからです。
私も残業5時間/月のはずが、毎月10〜60時間ほど残業してた…
事務・補助者は書類作成などルーティンな作業が多いです。努力でもなかなか時間短縮できない場合もあるので、繁忙期などで仕事量が増えてしまうと、従業員がいくら一生懸命やってもどうしても残業になってしまうことも。
ぜひ平時は仕事量が少なく、「残業はほぼない」「全くない」と言い切れる求人を探しましょう。
社会保険未加入の事務所
社会保険は社労士事務所では必ず入らなくてはならないわけではありませんが、最低限社会保険くらい加入している事務所でなければ、そのほかの環境も怪しいと思います。
健康保険・厚生年金の加入は従業員にとってはメリットです。そして社会保険労務士事務所なのですから、自らが入っていないという理由は何なのでしょうか…とちょっと思ってしまいます。(事業主半分負担が嫌?法律で入らなくてもいいなら入らないというこだわり?)
社労士事務所の中にもも福利厚生がしっかりしている、従業員の利益を考える事務所は沢山あります。長く働くためにはそういった求人を見つけるのも大切です。
「少人数」「アットホーム」な事務所
少人数、家族経営、アットホームな事務所は、私でしたらまず避けます。
中には良い事務所ももちろんありますが、小さな社労士事務所はとにかく所長の特徴が事務所全体に影響します。
これは博打みたいなもので、良い所長に見えても、福利厚生の部分がなあなあったり、時間の融通などをきかせてもらえなかったりと後々困ることも。
また、狭い世界ですと、人間関係がうまくいかなかった時に逃げ場がなくなってしまいます。退職するにしても、次の人と引継ぎをするまで時間がかかってしまうこともあるので、「少人数」「アットホーム」な事務所を選ぶ際は細心の注意が必要です。
良い求人を見つけて長く働こう
社労士事務所の求人にはやめておいた方が良いものがありました。
これらは私はおすすめできません
社労士事務所に勤めようとされる方は、事務の仕事がしたい人、社労士の勉強をしたい人が多いと思います。勉強や、子育て中、家庭の事情など、ワークライフバランスが重要な方が多いので、良い求人を見つけることが重要ですよね。
社労士事務所はブラック気味なところもありますが、良い環境の事務所ももちろんあるので、ぜひそう言った求人を見つけてくださいね。
応援しています!
それでは!また!