簿記とビジネス実務法務検定はどっちがオススメ?効率良く資格を取得できる方法をご紹介

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そろそろ何か資格が欲しいなぁー。手っ取り早くて、就職や昇進に役に立つ資格ってなんだろ。
よく聞く「簿記」と「ビジネス実務法務検定」が気になっているよ。

まい

簿記もビジ法もどちらもおすすめの資格だよ。
記事を参考に、より自分に合っている方を選んでね。

就職や昇進にオススメの資格、「簿記」と「ビジネス実務法務検定」。とりあえず何か資格が欲しいという時、どちらを取得しようか迷うでしょう。

今回は、簿記とビジネス実務法務検定の違いから、どちらを取得すべきか解説していきたいと思います。

ぜひ記事を読んで、自分に合った資格を見つけてくださいね。

記事を書いている人
まい

こんにちは!資格好き主婦のまい(@maisawaco)です。
行政書士、宅建、FP、カラーコーディネーター、簿記3級、ビジネス実務法務検定2級など15種類の資格を持つ資格好き。
学生時代の偏差値40台、主婦の立場から、記事寄稿やブログなどで資格試験のノウハウを発信しています。

この記事でわかること

多くの人にオススメできるのが簿記!3級でも十分なメリットが

簿記とビジネス実務法務検定の2つの資格のうち、一般的に多くの人にオススメできるのは「簿記」です。ビジネスパーソンにとって、簿記を取得することには多くのメリットがあります。とりあえずでも簿記を取得して損はありません。

まい

簿記検定は「全商簿記」や「全経簿記」、「日商簿記」などさまざまな種類がありますが、ここでオススメするのは、最も知名度が高く、難易度も高めである「日商簿記」。まずは、初級編の「日商簿記3級」からの取得を目指しましょう。

広くビジネスシーンで活用できる

簿記の知識は、会計分野以外できも広くビジネスシーンで有用です。財務諸表は会社の経営状態を見る上で必須のもの。特に他者の経営状態を見るコンサル業や投資関係では、必要な知識です。

社会人経験が浅い若い世代や就活生などは、基本的な簿記知識を証明できる簿記3級でも十分に役立つでしょう。

どの会社にもある会計分野へのアピールに

簿記は経理・会計分野で必要な知識ですが、この経理・会計は会社ではなくてはならない部署です。経理系の部署を希望している場合はもちろん関心をアピールする材料になりますし、特に希望する部署がない場合も経理系のポジションがあいていれば、簿記を持っていることで採用の決め手になるかもしれません。

簿記をきっかけに希望とする企業の門戸が開ける可能性も高まるのです。

努力の姿勢をくみ取ってもらえやすい

簿記は、初学者から資格取得まである程度の時間がかかる資格です。認知度の高い資格のため、どのくらいの勉強が必要かイメージがわきやすく、評価もされやすいでしょう。資格取得のためにコツコツと努力ができる人として、就活でも良い印象を与えることができます。

近年の難易度上昇を知っている面接官なら、より一層の高評価が期待できます

簿記の試験内容と上位資格

簿記の試験内容は以下の通りです。近年は合格率が低めの傾向です。

日商簿記3級
試験科目商業簿記
試験時間60分
合格基準70%以上
受験者数(165回統一試験)30,387人
合格率(165回統一試験)33.6%
日商簿記2級
試験科目商業簿記・工業簿記
試験時間90分
合格基準70%以上
受験者数(165回統一試験)11,572人
合格率(165回統一試験)11.9%

簿記3級、2級で簿記に興味を持ったら、以下のような資格を目指してみるのはいかがでしょうか。人生が変わるほどのキャリアアップが期待できます。

簿記から目指せる上位資格

・日商簿記1級
・税理士
・公認会計士

コンプライアンス知識をつけるならビジネス実務法務検定

ビジネスパーソンにとって、経理分野とともに必要な知識となるのがビジネスコンプライアンスの知識です。ビジネス実務法務検定は、営業や販売、総務、人事などで必要な法律知識を学習できます。

まい

会社法や商法だけではなく、民法や労働法、知的財産法などビジネスに関連する法律をまんべんなく学べる資格です

法律に関わる分野に就職・転職を希望している場合にアピールできる

企業の法務や人事総務系への就職・転職を希望している場合は、ビジネス実務法務検定がアピール材料となります。

ビジネス実務法務検定は、ビジネスに関する法律知識を実務に即し役立つ形で学ぶことができる資格です。もちろん、企業の法務はビジ法3級、2級以上の実践的で具体的な知識が必要となりますが、就職・転職前のアピールとしては基礎の面で法律知識を有しているということが証明になるため、一定の評価が期待できます。

コンプライアンス意識が高い企業で評価されやすい

ビジネス実務法務検定は、東京商工会議所主催の検定で、簿記ほどではありませんが知名度も比較的高い資格となります。

社員教育として取り入れている企業もあり、相手によっては認知によって評価されます。コンプライアンス意識が高い企業においては、必要最低限の知識があることは好意的にうつり、アピールポイントとなるでしょう。

簿記の試験内容と上位資格

ビジネス実務法務検定3級
試験科目業務上理解しておくべき基礎的法律知識
試験時間120分
合格基準70%以上
受験者数(第54回)8,999人
合格率(第54回)53.2%
ビジネス実務法務検定2級
試験科目業務上理解しておくべき応用法律知識
試験時間120分
合格基準70%以上
受験者数(第54回)7,301人
合格率(第54回)38.7%

ビジネス実務法務検定から法律の勉強に興味を持ったら、以下のような法律系の資格にも挑戦してみてください。どの資格も新しいキャリアが切り開かれる有用な資格ですよ!

ビジネス実務法務検定から目指せる上位資格

・ビジネス実務法務検定1級
・宅建士
・行政書士
・(弁理士)

簿記とビジネス実務法務検定を認知度・合格率・評価で比較する

簿記とビジネス実務法務検定のどちらを受けようか迷っている人は、以下の3つの要素で比較し検討してみましょう。

  • 認知度
  • 合格率
  • 就活での評価
まい

結果をみて、あなたの気になる方を受験してみるのが良いでしょう

認知度は簿記に軍配!受験者数は1.5~3.4倍

日商簿記とビジネス実務法務検定では、日商簿記の方が圧倒的な知名度を誇ります。まず、受験者数にも大きな差があり、試験と関わる人の数に明確な差があるのです。

簿記(165回統一試験)

3級:30,387人(実受験者数は25,727人)
2級:11,572人(実受験者数は9,511人)

ビジネス実務法務検定(第54回)

3級:8,999人(実受験者数は8,259人)
2級:7,301人(実受験者数は6,351人)

受験者数は3級で簿記がビジネス実務法務検定の約3.4倍、2級で約1.6倍。実受験者数でもそれぞれ約3.1倍と約1.5倍となっていて、ビジネス実務法務検定よりも簿記の方が広く認知されていることが分かります。

加えて、簿記では統一試験に加えてネット試験も開催されています。統一試験と同程度の受験者がネット試験を受験しているため、実際の受験者数・認知度は上記よりさらに多くなります。

受かりやすさはビジネス実務法務検定

合格率で比較すると、ビジネス実務法務検定の方が合格率が高いです。各試験の詳細な受験者数は以下の通りです。

簿記(165回統一試験)
  • 3級:33.6%
  • 2級:11.9%
ビジネス実務法務検定(第54回)
  • 3級:53.2%
  • 2級:38.7%

簿記は統一試験よりもCBT試験の方が受かりやすい、ビジネス実務法務検定も合格率が上下しやすいという特徴がありますが、いずれにしても日商簿記の方が合格率が低い傾向があり、難易度が高いことにかわりありません。

ビジネス実務法務検定の方が簿記よりも受かりやすいと言えます。就活生であれば比較的容易に取得できる3級、社会人であればより実務に活かせる2級を取得することをオススメします。

就活で評価されるのは簿記!

就活での評価で両者を比較すると、簿記の方が就活では評価されます。

まず、多くの会社では経理職採用を行っており、また経理職採用でない場合でも企業の業績を判断できる人材として、簿記の取得者は就活で評価されやすい傾向です。

ビジネス法務については、社会人の一般的な知識として社員教育に取り入れる企業もありますが、まだまだ認知度も低いのが事実。

経理=簿記というイメージが定着している簿記検定と比較して、評価は低い傾向があります。

【結論】こんな人には簿記がオススメ!

簿記は企業会計を学べる資格であるため、簿記を取得すると企業会計の仕組みを理解できたり、経理業務に従事できたり、財務諸表から企業の業績を判断できるようになります。したがって、簿記の取得は以下のような人にオススメです。

簿記がオススメな人

・事務系の業務に従事したい人
・経理職でスキルアップを目指していきたい人
・財務諸表から企業の業績を判断して仕事に活かしたい人

また、簿記を勉強すると自社や取引先の業績を詳しく理解できるようになるため、少しでも会計に興味がある場合は取得してみると良いでしょう。

【結論】こんな人にはビジネス実務法務検定がオススメ

ビジネス実務法務検定はビジネスで必要な法律知識を学べる資格であるため、取得すると法律の観点から業務の対応・判断ができるようになります。したがって、ビジネス実務法務検定の取得は以下のような人にオススメです。

ビジネス実務法務検定がオススメな人

・法務系の知識を身に付け、仕事で活かしたい人
・新社会人でスキルがない人
・手っ取り早く取得できる資格がほしい人

ビジネス実務法務検定は簿記よりも受かりやすい資格です。そのため、何かスキルを身に付けたいけれど時間はあまりかけられない場合にもビジネス実務法務検定はオススメです。

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簿記3級とビジネス実務法務検定3級(または2級)は、それぞれ3ヶ月程度、1ヶ月~2ヶ月程度の勉強が必要です。

間違っても、ノー勉強や一夜漬けで受かる試験ではありません。

まい

ビジ法3級は社会人としての経験がある人は受かる可能性もあるけど、ビジ法2級や特に日商簿記は基礎からしっかりと学ばないと合格できない試験になっているよ。

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まい

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さわだ まい
資格好きの主婦
行政書士・宅建士・FP・保育士・危険物などいろいろな資格を持っています。
6歳5歳の育児の傍ら、更なる資格取得にチャレンジします。
この記事でわかること