家計の見直し、副業、将来の再就職——
主婦が抱えるお金やキャリアの悩みは、実はどれも「学び」で解決できることが少なくありません。

その“学び”の選択肢として圧倒的に人気なのが、FP2級(ファイナンシャル・プランナー2級)と簿記2級(日商簿記2級)だね!
どちらも
- 家計管理に活かせる
- 就職や副業に有利
- 働き方の選択肢が広がる
という共通のメリットがありますが、内容・適性・活かし方には明確な違いが!
そこで本記事では、20以上の資格を取得してきた資格マニア主婦わたしさわだまいが、FP2級と簿記2級を徹底比較!
「わたしにはどっちが合うの?」と迷っている方に向けて、実務・家計・学習コスパ・将来性の観点からわかりやすく解説します。



資格好き主婦のまい(@maisawaco)です。
行政書士、宅建、FP2級、簿記3級、カラーコーディネーター、色彩検定2級、福祉住環境コーディネーターなど21の資格を持つ資格好き。
現在はフリーランスライターとWeb制作会社でのパートを兼業中。
1.ざっくり比較表|あなたに合うのはどっち?


比較項目 | FP2級 | 簿記2級 |
---|---|---|
活かせる職種 | 保険営業/不動産窓口/金融窓口など | 経理/会計事務所/在宅経理など |
家計への応用 | 投資・保険・税金など「設計・戦略」寄り | 支出管理・確定申告など「現状把握」寄り |
学習のしやすさ | 日常生活とリンクしやすく覚えやすい | 計算・仕分けなどロジカル思考が求められる |
就職・副業の強み | コミュニケーション型の提案スキルが武器 | 実務スキルで即戦力として評価されやすい |
AI時代の将来性 | 人間らしい共感やコンサル力が活きる | データ分析や数字に強い人材が求められる |
💡POINT:どちらも“主婦向き”の実用資格。違いは「向き不向き」と「活かしたい場面」で見えてきます。



どっちもとっても有用な資格なんだね!



何に活かしたいかで選ぶのが大事!勉強法も少しことなるから、向き・不向きも意識すると、自分にぴったりの方を選ぶことができます!
さらに詳しく、2つの資格の特徴からみていきましょう!
2.FP2級の特徴|生活と未来に直結する“お金の地図帳”


FP2級は生活と密接にかかわるお金の地図帳!家計にかかわる主婦に、とっても嬉しいメリットがあります。
✅ 主婦にうれしい3つのメリット
- 日常生活にそのまま使える(年金・税金・保険・住宅ローンなど)
- 家計管理だけでなく資産形成も◎(NISA、iDeCo、相続など)
- 在宅や副業でも活かせる(FPライター、相談業、保険見直しサービスなど)
✅ 試験・学習の特徴
- 年3回実施、学科+実技(CBT形式も導入)
- 学習時間目安:150~300時間
- 暗記よりも実生活とつなげて理解する力がカギ
✅ 注意点:2級受験には「FP3級の合格」が必須
未経験者は必ず3級からの受験が必要です。
でも3級の内容は実用性が高く、ママにも好評。「楽しかったから2級も受けた」という声多数!



3級は合格率が80%ほどと、比較的受かりやすい資格。でも内容が充実していて、勉強して良かった、受けて損のない資格として人気です!



「何か資格がほしいな……」という時に受けやすい資格とも聞くよ!


3.簿記2級の特徴|経理・数字に強くなる“お金の翻訳力”


✅ 主婦にうれしい3つのメリット
- 家計を「見える化」できる(勘定科目で赤字の原因がわかる)
- 副業・個人事業の確定申告にも必須
- 企業の経理や会計事務所で即戦力に
✅ 試験・学習の特徴
- CBT形式でいつでも受験OK
- 学習時間目安:200~500時間(簿記経験なしなら多め)
- 工業簿記など計算系が多く、ロジカル思考と慣れが重要
✅ 受験のハードル:2級からいきなり受験もOK
簿記は2級からの受験も可能。
でも初心者は3級からの学習が圧倒的におすすめです(基礎がないと挫折率高め…!)



簿記2級の内容は、3級の知識を前提としています。3級で基礎固めしてから2級の受験をおすすめします!



仕事で簿記を扱っていたなど、すでに知識のある人は2級からの受験もアリだよ!


4.どちらが就職・副業に強い?


項目 | FP2級 | 簿記2級 |
---|---|---|
主な職種 | 保険・不動産・金融窓口/FP相談業 | 経理・財務/在宅経理/記帳代行 |
平均時給 | パート:1,100~1,400円台 | パート:1,200~1,800円台/副業案件豊富 |
リモート可 | 〇(FPライターなど) | ◎(在宅経理・副業案件多) |
💡選び方のヒント:
「人と話すのが好き/生活に活かしたい」→FP2級
「数字が得意/在宅や副業で稼ぎたい」→簿記2級



FPは家計診断などの相談業務が多いです!それに対して簿記は、会社の経理業務など数字と向き合うことが多い。自分の希望の働き方とマッチした方を選ぶと◎
5.家計に活かすならどっち?
家計力UPポイント | FP2級:戦略型 | 簿記2級:見える化型 |
---|---|---|
教育費・老後資金の設計 | ◎ NISAや保険の見直しで“攻め”の家計術 | △ 計算力はないが知識は得られる |
支出管理・家計簿力 | △ ざっくり把握 | ◎ 勘定科目でしっかり分析 |
節税・確定申告対応 | ◎ 制度知識が豊富 | ◎ 実務スキルがダイレクトに活きる |



家計に活かしやすいのは断然FP。在宅ワークをやるなど、確定申告が必要な場合は簿記の仕分けの知識も活かせます。
6.将来性で選ぶなら


🔵 FP2級|“共感”と“ストーリー”が武器になる
AIが投資商品や保険プランを自動で比較してくれる時代。
でも「この家族にはどう活かすか?」を考えられる人は、まだまだ必要。



FPの知識は“人の人生に寄り添うスキル”だから、AI時代でも強い!
🟢 簿記2級|“数字を読める人”がますます重宝される
入力作業はAIに任せても、「この数字、どう判断する?」ができる人は少ない。
財務分析や経営判断に役立つ簿記の力は、むしろ自動化社会で差がつくスキルです。
7.どちらを選ぶべき?診断チャートでチェック!





悩んでいる方は、ぜひこちらの診断チャートをトライ!
資格診断チャート
まとめ|「向いてるかも」で選ぶ、資格という選択肢
FP2級と簿記2級、いずれも有用な資格なので、どちらを取ればいいか迷いますよね。



どちらも、主婦が「家庭」「仕事」「将来」の安心を手に入れるための強力な味方です。



今日は以下だけでも、ぜひ覚えて帰ってね
- FP2級は暮らしに密着、“人に寄り添う力”が強み
- 簿記2級は数字に強くなり、“在宅で稼ぐ力”が身につく
「これなら続けられそう」「興味がある」と思った方から、まず3級からスタートしましょう!
数ヶ月後に、「やってよかった!」と思える未来へ。あなたにぴったりの“人生の武器”を見つけてくださいね✨