【日商簿記3級】子育て中の主婦が独学で取得した勉強法【70時間】

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まい

こんにちは!資格好きの主婦まいです。先日ずっと欲しかった日商簿記3級を受験してきました!

簿記はもともと興味はあったのですが、数字に苦手意識があって受けるのをずっと躊躇していました。

そんな私も重い腰を上げて勉強を開始…70時間の勉強で無事に合格!

簿記3級を学ぶ、平均的な時間だね!

まい

楽しく勉強できたし、良かったよ!合格はめちゃくちゃ嬉しかった!

今日はこの時の勉強法についてまとめたいと思います。

もともと苦手意識のある簿記、勉強にかけられる時間も少なく、そのくせ迷っていろいろな教材に手を出したり…と今回は紆余曲折がありました。

でも結果的には以下の感じで合格できたので、良かったかなと思います。

  • 総勉強時間は70時間くらい
  • 途中からとても楽しくなった
  • きちんと理解でき不安なく受験できた

社会人や主婦でで勉強をするっていろいろありますよね……。これがリアルな精いっぱいかな?と思うので、これから簿記3級の勉強をされる方には何かしら参考になると思います。ぜひ読んでみて下さいね。

今回の内容はこちらになっています。

この記事でわかるコト
  • 私の使用した教材は「スッキリわかる日商簿記3級」
  • かかった時間は70時間だけど、もう少し短縮できたかも
  • 私が思う簿記3級の効率的な勉強法
  • 同じ主婦の方へお伝えしたいポイント
まい

以上について詳しくまとめました

簿記3級ってどんな資格かな?という方はこちらの記事を読んでね

まい

それではいってみましょう!

この記事でわかること

簿記3級で使用した教材は「スッキリわかる日商簿記3級」

まずはじめに、今回使用した教材をご紹介します。

私が使用した教材はTACの「スッキリわかる日商簿記3級」のテキスト、「スッキリとける過去+予想問題集」です。

簿記で人気NO.1のテキストだね!

まい

結局、安定の「スッキリわかる」がサイコーだったよ!
ちょっと良さを解説させて!

「スッキリわかる日商簿記3級」はわかりやすい

「スッキリわかる日商簿記3級」のテキストは一言でいえば「簡単でわかりやすい」テキストです。

約25万人が受験する、人気資格の日商簿記3級。日商簿記対策のテキストは沢山あります。

資格系大手TAC出版から出ているだけでも3タイプあり、その中で「スッキリわかる」は最も初心者向け「簡単に」「気軽に」「楽しく」勉強できる内容になっています。

まい

TACから出ているテキストは「スッキリ」シリーズの他に、上位の級まで目指す方向けの「合格テキスト」

「合格テキスト」と「スッキリわかる」の間くらい、バランスの取れた内容の人気テキスト「みんなが欲しかった簿記の教科書」があります。

私のように全くの初心者から、3級を一発合格したいという方には「わかりやすさ」「気軽さ」が最も重要です。

初心者の勉強で最も大切なことは、苦手意識を持たないこと。毎日楽しんで勉強することだからです。

まい

テキストが易しい文章で書かれていて、でひっかりなく理解できるから、嫌な気持ちにならず、楽しく勉強できるよ!

初心者には「わかる!」「楽しい!」と勉強のやる気が加速していくようなテキストが一番良いです。

私にとってそれが「スッキリわかる日商簿記3級」でした!かなり簡潔で理解しやすいのでとってもおすすめです。

↓カバーははいだ方が使いやすい

まい

ちなみに、この電卓の使い方のテキストも購入したのですが、時間がなくて読めず仕舞いでした…2級の受験までには読みたいです

ぜひ問題集「スッキリとける過去+予想問題集」もやってね

ただ、「スッキリわかる日商簿記3級」のテキストだけでは勉強不足です。

ぜひ問題集「スッキリとける過去+予想問題集」で過去問をしっかり解くことをオススメします。簿記はやっぱり問題を解いてなんぼの試験でもあるからです。

特に第3問、第5問で出てくる試算表の問題、精算表や財務諸表の問題は、問題を実際に解いてみて体得することが多いです。

テキストを読んだだけだと、実際の問題を目にした時に、「あれ?どうやって導き出すんだっけ?」「やり方が全くわからない」ということになりかねません。というか、私はそうでした。

まい

テキストを読んでから最初に問題を見た時は頭の中「???」で全然できなかったよ。

逆に言うと、問題を繰り返せば自然に体得する部分も多いです。

「スッキリわかる日商簿記3級」のテキストにも問題はついてるけど、基礎の基礎の部分で本番さながらの問題ではないから、ちょっと足りない感じだよ

簿記3級はそうは言ってもそこまで難しい試験ではありません。難しいことは考えずに、過去問をこなしていくだけでも合格基準に到達することができます

日商簿記検定の過去問は公開されていて、インターネットからもダウンロード可能です。

実教出版も過去問を解説付きで公開しているよ

無料でも良いので、ぜひ過去問だけは解いておくようにしましょう!

まい

「スッキリとける過去+予想問題集」も、わかりやすい解説と、予想問題がついて本体価格1,000円(税別)です

問題をダウンロードする手間、印刷代、解答解説をネットから探す時間なども考えて、私は購入がおすすめです!

時短!労力削減!税別!

予想問題はやらなくてもいいよ

「スッキリとける」には予想問題もありますが、時間がない場合は過去問だけでOKです。私も予想問題には手が回りませんでした。

簿記3級は「解けなくていい」という捨て問はありません。すべて基礎ですべて解答できる問題です。

いろいろやるより、過去問でできなかった部分をしっかり潰すことの方が大事!です。

簿記3級にかかった時間は70時間

私が簿記3級にかけた時間は、きっちり計っていませんが、70時間程度だと思います。

今回は教材を決めて、真剣に勉強に取り組むまでにかなり時間がかかりました。無駄な時間がかなり多かったです。

70時間の内訳

70時間の内訳はだいたいこんな感じです。

やったことかけた時間
仕訳の理解30時間
帳簿類その他の理解10時間
試算表の理解・問題10時間
精算表、財務諸表の理解・問題10時間
通して過去問を解く10時間
以前の記憶を取り戻すなど何をやっていたか不明な時間10時間

今回は、教材選びに迷ったり、一回目に勉強した時から時間があいてしまい忘れた部分を思い出すなど、無駄な時間が多めになりました。

簿記3級の標準学習時間は50〜150時間と言われているので、70時間は平均的な時間だと思います。

今回勉強してみて、簿記に苦手意識がない方は50時間程度で合格できるのではないかなと感じました。

一方で私のように簿記に知識がなかったり、数字に苦手意識がある方、忙しい主婦は100時間確保しておくのがオススメです。

まい

簿記3級の勉強時間についてはこちらの記事で詳しくお話しています。

主婦はスケジュールを立てる段階で100時間確保するのがおすすめだよ

仕訳の理解に30時間かかってしまったのは、教材に迷っていたから

仕訳の理解に時間がかかってしまったのは、実は最初は無料サイトで勉強をしていたためです。無料サイトも気軽で良かったのですが、内容が私には合いませんでした。

その後別のテキストも使用したのですがそちらもイマイチ頭に入って来ず、最後にたどり着いたのが「スッキリわかる日商簿記3級」のテキストです。

なので、最初の仕訳の段階でかなり時間がかかっています。

私の勉強の流れ

まい

こんな流れで勉強したよ

①無料サイト(仕訳のみ)

②別のテキスト(仕訳のみ)

③「スッキリわかる日商簿記3級」のテキスト

④テキストについている問題

⑤「スッキリとける過去問+予想問題集」

①と②は結果的に遠回りをしただけの内容になってしまいました。③④⑤のテキスト、テキストの問題、過去問題集だけで合格できます

ただ、私には合っていなかっただけで、無料サイト、テキスト共に良い内容でした。

無料サイトも高クオリティ

特に無料サイトは無料とは思えないクオリティで、こちらのサイトだけで合格される方も大勢いるようです!

まい

私が使っていたのはStudy proの「簿記3級テキスト 問題 予想模試」です。なるべく学習の費用を抑えたいという方は一度チェックしてみてくださいね。

かわいいペンギンのキャラクターで楽しく勉強することができるよ!

簿記3級は無料サイトやアプリも高クオリティなので、無料で勉強したい方、スマホで勉強が好きな方は自分に合ったサイトを見つけてみるのも良いかもしれません。

主婦の簿記3級勉強法

ではここからはいよいよ簿記3級の勉強法のお話をしたいと思います。無駄な時間もありましたが、一応資格試験の勉強には慣れているので、自分に合ったテキストを手にしてからは、まぁまぁの学習ができました。

私と同じく簿記初心者の方にはおすすめの内容です。

まず最初にすることは「全体の把握」

どんな勉強でも一番最初にすることは、全体像の把握。私が受験した全ての資格(行政書士、宅建、FP、カラーコーディネーターなどなど)の勉強でも当てはまります。

人間の脳は全体→詳細の順を辿ることで、理解し易くなるそうです。

と、ドヤ顔で言いましたが、私は簿記では全体像の把握まで時間がかかってしまいました。

これに関しては、「スッキリわかる日商簿記3級」の巻頭ページがとてもわかり易いので、この巻頭ページをじっくり読むことをオススメします。

こんな感じ

他のテキストを購入しても、はじめにこういった「簿記の概要についての説明」があるので、ぜひそこは理解できるようじっくり読んでほしいなと思います。(ここでなんとなくが掴めないと、もしかしたらそのテキストは合っていない可能性があります)

私も最後にたどり着いたこのテキストでやっと身になった、腑に落ちた感じでした。

テキストをサラッと読みつつ、問題を解く

これは簿記特有の勉強法ですが、テキストを読みながら、テキストに出てくる実例を自分でも実際に考えながら解いてみて下さい

イメージ的には、算数の教科書で勉強する感じです。算数の教科書って初めて出てくる公式に、こういうことだよと簡単な数字が当てはめられていますよね。簿記もそんな感じで、「文章にするとこうだけど、つまりはこうやるってことよ」という実例が載っています。

このちょっとした問題も手を動かして解きながら読み進めると、より理解が早くなります

テキストについている問題集をテキストを見ながら解いてみる

「スッキリわかる日商簿記3級」もそうですが、簿記のテキストには巻末などに問題集がついているものが多いです。テキストを一周したらこの問題集を解いてみましょう!

テキストについている問題集は基礎の基礎と言う感じで簡単なものが多いですが、最初はちょっと戸惑うこともあるかもしれません。

なにせテキストをさらっとしか勉強していないので…当たり前です。

そのため、「テキストや解答を見ながら問題を解く」で全然OK

このタイミングでは解き方や解答の仕方を理解するために行うので、私は解答も見ていました。

まい

簿記3級は慣れの面も大きいかなと思っていたので、テキストに戻るよりも、解答解説をサッと見てしまい、どんどん解くことを意識していました。

テキストを見ないで問題集を解く

今度はテキストをなるべく見ずに問題を解いてみます。自分の力で解答してみて、答えにたどり着けるかやってみす。

3級だと、おそらく「こんな感じで大丈夫かなぁ?」と記入した解答が、結構正解だったりするのではないでしょうか。

この段階で、テキストについている問題集だったら余裕!という方もいると思います。

まだちょっと不安…という方も心配無用。この後の過去問を繰り返すうちに必ず体得できます!

過去問を解いてみる

次はいよいよ過去問を解いてみます。

ネットでダウンロードされる方は解答用紙まで印刷。過去問題集を購入した方も解答用紙をコピーして準備万端で挑みましょう。わからなくても、とにかく解答用紙を埋めるぞ!という気合が大事です。

この時点では私は時間を全く気にしていませんでした。

  • 過去問てどんな感じの出題形式なんだろう
  • どのくらいの難易度なんだろう
  • どうやってに答えを導き出せばいいんだろう

といった疑問を徐々に解決していくような感じで、練習のように解いていきました。

理解が出来ていないところは他の教材を使ってみる

簿記3級は「仕訳」「帳簿」「試算表の作成」「精算書の作成」「財務諸表の作成」など様々な分野にわけることができます。

仕訳も、「仮払金」や「減価償却」など沢山の取引がありますよね。中にはちょっと理解しづらい部分も出てくると思います。

そういった時は、その部分だけ他のテキストや無料サイト、YouTube動画など他の教材を見るのもおすすめですよ。

私は資格試験の勉強では、基本的に「一つの教材を信じてやりつくす。他の教材に気をうつさない」ことが大事だと思っています。いろいろ浮気しても理解が進まず、混乱してしまうこともあり、勉強効率が非常に悪いからです。

でも、簿記の場合はちょっと違うかなと感じました。

簿記は「仕組みの理解」なので、テキストによって教え方が結構違います。「1+1=2」の教え方が何通りもあるように、同じことを伝えるにしても、アプローチの仕方が幅広いのです。

そのため、一つのテキストで理解できなかったことも、YouTubeなどで別の視点から解説してもらうとすんなりと理解できることもあります。

基本的には、一つのテキストをやり抜くことが効率的ですが、「どうしてもこの項目はわかりづらいなぁ」という箇所があったら、ぜひ他の教材でその項目だけチェックしてみて下さいね。

タイミング的には過去問を解いていて、苦手箇所が見つかって来るこのタイミングが良いかな?と思います。

まい

簿記3級の勉強法についてのYouTubeチャンネルもたくさんあります。どのチャンネルが良いかは好みも問題かもしれません。
私は「公認会計士たぬ吉の簿記会計塾」というチャンネルを観ていました。
たぬ吉さんのチャンネルはYouTubeっぽい講義口調で、とても親しみやすかったですよ。

時間を気にして解く

最後の仕上げに、時間を気にして解くようにします。2時間で全問解答、見直しの時間も取れるように時間配分を考えます。

「簿記3級は余裕!」「2級、1級を目指すぞ!」という方は、1時間程度で90点以上取らなければならないそうなんですが、実際に解いてみると、私のような初心者は2時間で5問はなかなかタイトな感じです。

初心者&苦手意識のある方は、時間が足りなくなり本番で焦ってしまう可能性もあります。ぜひ時間内に解答する練習をしておきましょう。

時間配分に関しては、また別の記事を書ければと思いますが、私は

第一問 10分 (配点20点)
第二問 10分 (配点8点〜10点)
第三問 40分 (配点30点)
第四問 10分 (配点10点〜12点)
第五問 40分 (配点30点)
見直し等 10分

を目安に解答練習をしました。この時間配分は、割とスタンダードに近いのではないかなと思います。本番もだいたいこの通りで解答できました。

ただ、私の場合第一問で問題文をまるまる飛ばすという、とんでもなくおバカなミスをしてしまっていたので、第一問はもう少し落ち着いて、焦らず解答すべきだったなぁという反省があります。

仕訳と言う基本問題で、得点のしやすいところ。点数も一つで4点と言う高い配点なので、確実に得点したいところです。ぜひ皆さんは落ち着いて解いてくださいね。ここは15分かけても全然OKだと思います。

本番で40分程度かけた第三問と第五問はほとんど解答できました。3級は焦らないで問題を解けば高得点を狙える試験だと思います。本番で余裕を持って問題に取り組むために、練習では30分程度で解答できるようにしておけば安心かなと思います。

簿記3級は結構楽しく勉強できる

簿記3級の勉強法をみてきました。私のおすすめの簿記3級の勉強法をまとめると以下の通り。

  • おすすめテキストは「スッキリわかる日商簿記3級」
  • まずは全体像の把握
  • テキストを読んだらとにかく問題
  • 時間配分を意識して解く
  • 理解できていない箇所は別の教材を見るのも効果的

ドヤ顔で言いましたが、簿記の勉強に関しては20時間くらいはフラフラして、無駄な時間にしてしまったかもしれません。

「テキストを読んだら問題」は大事ですが、私はスマホ学習→別のテキスト→「スッキリわかる」テキストと紆余曲折して一向に過去問に入れていませんでしたからね。

次第に勉強の仕方に慣れていった面も大きいし、最終的に問題をとにかく解くようにして一気に理解が深まった実感からお伝えしています。

簿記3級は理解が進むにつれて本当に楽しく勉強することが出来ました。

もし、簿記に少しでも興味のある方がいれば、ぜひ勉強を始めてみてください。今日ご紹介したやり方であれば、今回の私よりもとても効率的に楽しく勉強が進められると思います!

まい

ここまで読んでいただいてありがとうございました!またどこかの記事でお会いしましょう!

ありがとねー!バイバーイ☆

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さわだ まい
資格好きの専業主婦
行政書士・宅建士・FP・保育士・危険物などいろいろな資格を持っています。
2歳と1歳の育児と再就職の傍ら、更なる資格取得にチャレンジします。
この記事でわかること