カラーコーディネーター検定のIBT方式初めてで緊張するー!
ネット試験て何を準備すれば良いの?
準備も少ないし、とても便利だったよ
カラーコーディネーター検定試験はIBT方式とCBT方式というネットを使った試験のみ。初めて受ける人は、どのようにすれば良いのか少し戸惑ってしまいますよね。
そこで今回は、私がIBT試験を受けた際の体験談や注意点をまとめていきます。
これから受験される方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
それではいってみよー!
カラーコーディネーター検定の受験方法はIBT方式とCBT方式の2つ
カラーコーディネーター試験は2021年にネット試験化し、現在ではIBT方式とCBT方式の2つの試験方式から都合の良い方を選んで受験をすることが可能です。
IBT方式とは自宅や職場等のパソコンからネットを通して受験できる試験方式で、TOEFLなどでも導入されていますね。
CBT方式は全国のテストセンター(専門学校や企業など)のパソコンを利用して受験できる試験方式で、ITパスポートなどのIT系の資格試験、日商簿記でも導入されています。
カラーコーディネーター検定試験は、IBT、CBTいずれの場合も試験終了のクリックと同時に合否が判明します。
私は今回IBT方式で受験をしましたが、初めての戸惑いをのぞくととてもスムーズに受験をすることができました。合否もすぐにわかり、とても便利だと感じました
カラーコーディネーター検定のIBT試験の概要
カラーコーディネーター検定試験については、必ず各試験の申込の際に公式サイトから確認しておきましょう。
試験のリニューアルやネット試験化から間もないこともあり、これまでに小さなものですが変更点がいくつかありました。
個人サイトや通信講座のサイトでは対応できていないこともあるので、公式で確認することが大切です。
項目 | 内容 |
---|---|
試験日程 | 7月シーズン、10月シーズン |
受験方式 | IBT方式 またはCBT方式 |
受験資格 | なし |
受験料 | アドバンス:7,700円(税込) スタンダード:5,500円(税込) ※CBTには手数料2,200円が別途かかります |
試験形式 | 多肢選択式(四肢択一) |
問題数 | ※全100問(20問×5題) |
制限時間 | 90分 |
合格ライン | 70%以上 |
出題範囲 | 【アドバンスクラス】ビジネスにおける色彩の活用事例など幅広い知識 ・カラーコーディネーターの実務 ・色の見えの多様性とユニバーサルデザイン ・色をつくり、形をつくる 色材、混色から画像へ 等 【スタンダードクラス】日常から見た色彩に関する基礎的な知識 ・生活と色の効用 ・色を自在に操る方法 ・きれいな配色をつくる 等 |
受験時の持ち物 | ・身分証明書(本人確認のため) ・スマホ、携帯電話(緊急連絡先として) ・東京商工会議所より送付したカラーチャート |
CBT方式で受験する場合は、2,200円の利用料がかかりますが、IBT方式では受験料のみになります。
注意点をいくつかまとめておきます。
IBT方式、CBT方式ともに受験期間がある
カラーコーディネーター検定試験は、年に2回受験シーズンが設けられており、そのシーズン内で受験をします。シーズンは7月上旬から中旬、10月下旬から11月上旬の夏と秋にあり、20日弱の日程が用意されています。
両方とも選択する時間が申し込み時にあいていれば、その時間をクリックによって選択することで、希望の日時で受験を申し込むことができます。
1つの級をIBT方式とCBT方式で併願することはできない
1シーズンで1つのクラスを複数回受験することはできず、IBT方式とCBT方式両方で受験することもできません。
スタンダードクラスとアドバンスクラスの併願は可能
スタンダードクラスとアドバンスクラスの併願は、1シーズン内であっても可能です。
IBT試験を受けるポイント
IBT試験を選択する際のポイントについてお伝えしていきます。
受験環境がOKか確認する
まずはIBT方式で受験できるのか、受験環境を確認しましょう。
IBT試験は
- タブレット、スマホでは利用できません。パソコンのみOKです
- ブラウザはGooglechrome推奨です
- カメラとマイクは必須です
- 動作確認画面があるので、必ず動作確認をしましょう
最初に以上の確認をして、カメラやマイクがなければ準備しましょう。どちらも今はネット等で安く購入できるので、手持ちのパソコンになくても対応は可能です。
動作確認は受験確認のメールが届いた時と、試験前にも確認をしておくと安心です(試験前の説明の時間に動作確認画面が表示されます)
受験環境・動作の確認をしておきましょう!
受験サイトへ登録する→お支払い等申し込み
受験環境が確認出来たら、受験サイトへ登録して申し込みをします。カラーコーディネーター検定試験をはじめとする東京商工会議所の検定試験は、オンライン受験システムのExcertを採用しています。
受験申込期間になると、公式サイトからExcertのサイトに移動することができます。
そこから登録、ログインをし受験日程や支払い方法(カードならお支払い)を入力し、申し込みます。
持ち物を確認
当日の持ち物も確認しておくと安心です。
当日必要なものは、
- 身分証明書(運転免許証やマイナンバーカードなど)
- スマートフォン
- カラーチャート
です。
身分証明書は本人確認、スマホは当日連絡が必要な際や、インカメラにしてパソコンの画面の外などに物理的にカンニングできるものはないかなどを確認する際に使います。
カラーチャートは、試験の10日前くらいに東京商工会議所から1枚封筒に入って郵送されてきます。なくさないようにしてくださいね。
また、筆記用具とメモ用紙は使用できません。用意しなくて結構です。
部屋をある程度整えておく
当日はざっと用意するだけになるように、前日までにある程度部屋を整えておきましょう。
当日は、パソコンを持って部屋をぐるっと一周試験官に確認してもらいます。ピカピカにお掃除する必要はありませんが、試験の直前でごちゃつかないように余計なものはしまっておきましょう。
私は寝室で受験しましたが、いろいろなものを押し入れにしまい、ディスプレイは外して壁向きにおいておきました。デスクライトはそのままでした。
当日の流れ
いよいよ受験当日というタイミングの流れについてご説明していきます。
受験の準備をしてExcertにログイン
お部屋をざっと整えて、受験の準備ができたらExcertにログインします。(パソコンは念のためフル充電が安心かもしれません)
ログイン画面に「試験開始」ボタンがありますが、グレーダウンしていて申し込んだ試験時間になるまではそこから入ることはできません。
時間になったら試験開始ボタンを押す
時間になったら試験開始ボタンを押します。試験官がログインするまで少し待つこともあるかもしれません。(3分くらい待ったかもです)
試験官と本人確認
試験官と本人確認をします。
パソコンのカメラに身分証明書を提示したり、部屋の中をうつしたりします。指示が的確でわかりやすい上に、試験官の方がかなり慣れていて早口なので10分かかるかどうかという時間で終わりました。
ざっと見る感じなので、いろいろな心配はいらないかもしれません。
注意事項閲覧
試験官に「それではどうぞ」と言われたあとクリックすると、注意事項などの画面になります。注意事項はStep⑥くらいまであり、文字が多いですがほとんどの内容は試験官がさきほど買う人したことです。
失格になる内容なども記載されていますが、おおよそは事前に知っているものでしょう。
ちなみに、第三者が入室した場合や会話などの音が入ると失格になりますが、地域の放送等不可抗力のものは失格にはなりません。
私も途中で近くの電車の「ポー!」という音や、結婚式場の歓声などが入ってしまいましたが大丈夫でした。
この時に最終の動作確認もできます。
OKなら自分のタイミングで試験を開始する
OKなら、自分のタイミングで試験開始ボタンを押します。このボタンから90分がカウントダウンされます。
カラーコーディネーター検定試験は時間に余裕があるので、焦らずしっかりと1問ずつ解答していきましょう。
クリック→次へで解答
次へをクリックしてどんどんと進んでいきます。最後の問題では「次へ」がなく終了ボタンを押します。
すぐに合否がわかる
カラーコーディネーター検定試験では、終了ボタン後1クリックで合否がでます。すぐに合格不合格の文字が現れるので若干びっくりしました。
注意点・気をつけること
今回受験してみて気づいた注意点、気をつけたいことをいくつかご紹介していきます。
すっきりした部屋を用意するのがおすすめ
試験官の本人確認や環境確認はとてもスムーズでサッサと進んでいきますが、何か気になるものがあるとパソコンのカメラで映してみていただかなくてはならないので、いろいろと置いてある部屋だと恥ずかしいかもしれません。
当日慌てないように、なるべくすっきりとした部屋を用意するのがおすすめです。
私はいろいろクローゼットに詰め込んじゃいました
まいさんの部屋が片付いたなら、みなさんの部屋は大丈夫だよ……
時間には余裕がある!1つずつしっかりと解答しましょう
カラーコーディネーター検定試験の試験時間は90分。これはだいぶ余裕のある時間設定です。ただ、私の個人的な感覚では、IBT方式はペーパーテストより見直しがしづらい印象です。たくさん見直すものがあると、少し大変かもしれません。
カラーコーディネーター検定試験は1問1問を間違えないようにしっかりと解答して、どうしても自信がない問題を数問残し見返す方が良いでしょう。
サンプル試験は受けておいた方がベター
試験申し込み期間になると、Excertのサイトからサンプル試験を受験することができます。5問だけですが、本番形式の問題を解いてみることで当日リラックスして受験することができます。
すぐにできるので、時間がある場合はぜひやってみましょう。
カラーコーディネーター検定試験をIBT方式で受けた感想
今回カラーコーディネーター検定試験をIBT試験で受けてみて、とても便利だと感じました。ある程度1人になれる環境と、カメラとマイクがついているパソコンを持っていたら、気軽に受験できるのではないでしょうか。
合否がすぐにわかるのも良く、IBTに慣れていないことをのぞくとかなり快適に思えました。
ただ、IBT試験にカラーコーディネーター検定試験が合っているからで、TOEFLなどの音声が大切な試験ではかなり緊張しそうだとも思いました。
私の場合は、CBTの会場が行きづらかったこともありますが、ITパスポートでCBT方式で受けたときにも便利さは感じ増しました。この2つは状況によって使い分ければ、どちらもメリットが多いと感じます。
まとめ
カラーコーディネーター検定試験のIBT方式は、早め早めの準備をしていけば何も苦になりません。事前に1個ずつ確認しておきましょう。一方で、部屋の片づけや動作確認を直前にまとめてやるとストレスを感じたり、当日の試験官の確認で慌ててしまうかもしれません。
小さなことなので、勉強の合間にでも少しずつ準備しておけば安心ですね。
ぜひ今回の記事を参考に、気持ちよく試験を受けてくださいね。