【社労士ママのリアル】子育てしながら合格&活躍できる?元事務所スタッフが見た本音と働き方ガイド

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ブログ案内犬しろちゃん

「社労士って女性に人気って聞くけど、実際どうなの?」
「子育てしながらでも、本当に働けるのかな…?」
「資格を取るのも大変そう…」
そんな声をよくきくよ。

こんにちは!資格好き主婦の「まい」です。行政書士や宅建、FP2級など、気づけば15種類の資格を持つ私ですが、社労士にも「自分に合ってそう!」「子育てと両立できるかも?」なんて夢を抱いた一人です。

まい

この記事では、元事務所スタッフの私が現場で見てきた「社労士ママ」のリアルな働き方や、子育てとの両立について、本音でお話しちゃいます!

実際に社労士事務所で働いてみて感じたのは、「子育てしながら働くのは、確かに大変な面もある。でも、女性のライフスタイルにマッチする魅力もいっぱい!」 ということ。

この記事を読めば、こんなことが分かります!
  • どうして社労士が女性やママに人気なの?
  • 社労士にはどんな働き方の選択肢があるの?
  • 【体験談】子育て中の社労士さんって、実際どんな感じで働いてるの?
  • ぶっちゃけ、子育てと仕事の両立は大変?乗り越えるコツは?
  • 子育て中に社労士資格って取れるもの?

「社労士に興味があるけど、一歩踏み出せない…」そんなあなたの背中を、そっと押せたら嬉しいです。


この記事を書いている人
まい

資格好き主婦のまいです。
行政書士、宅建、FP2級、簿記3級、カラーコーディネーター、福祉住環境コーディネーターなど15種類の資格を持つ資格好き。

資格ブロガー&ライターとして宅建についての記事寄稿もしています。

学生時代の偏差値は40台、勉強が得意とは言えない立場から資格取得について発信中。

社労士は女性に大人気!その魅力とは?

まずは、「どうして社労士が女性に人気なの?」というところから見ていきましょう!

まい

社労士って、合格者の女性比率が約35%と、他の士業と比べても女性がたくさん活躍している資格なんですよね。
私が社労士を目指したのも、まさに「女性に向いているかも!」って感じたからでした。

社労士が女性、特にママに人気の理由

  • ライフスタイルに合わせた働き方が選びやすい!
    • 企業に勤める「勤務社労士」や、パートタイムでの勤務、そして将来的には「独立開業」も目指せる!子どもの成長や家庭の状況に合わせて柔軟に働き方を変えられるのは、ママにとって大きな魅力だよね。
  • 今までの経験やスキルが活かせる!
    • 企業の総務や人事の経験がある方はもちろん、書類作成やデータ管理といった事務作業が得意な方、人とコミュニケーションを取るのが好きな方にもピッタリ。きめ細やかな対応が求められる場面も多いから、女性ならではの視点が活きることも。
  • 「誰かの役に立ちたい」が実感できる!
    • 年金問題や労働トラブル、働きやすい職場環境づくりなど、社労士の仕事は、私たちの生活に身近で、社会貢献性の高いものが多いの。特に女性や高齢者の雇用問題など、当事者意識を持って取り組めるテーマも。
  • キャリアアップ&再就職にも強い!
    • 専門知識が身につくから、一度キャリアを離れたママも再就職で有利になることも。まさに「手に職」だね!

<div class=”blog-dog-box”> <p><img src=”[無効な URL を削除しました]” alt=”ブログ案内犬しろちゃんアイコン” style=”width:50px; float:left; margin-right:10px;”><strong>しろちゃん:</strong>へぇ~!独立だけじゃなくて、企業に勤めたりパートで働くこともできるんだね!それなら、子育て中でも自分に合った働き方が見つけられそう!</p> </div>

まい: そうなの!子育て中はパートで経験を積んで、子どもが大きくなったらフルタイムで、将来的には独立…なんてキャリアプランも描けるのが、社労士の素敵なところだよね。


社労士の働き方、あなたはどれを選ぶ?

社労士として登録する際には、主に4つの働き方の種別があるんだ。ちょっと専門的だけど、知っておくとイメージしやすいかも!

社労士登録の4つの種別

  1. 開業: 自分の名前で社労士事務所を立ち上げて、独立して仕事をするスタイル。
  2. 社会保険労務士法人の社員: 社労士法人(会社みたいなもの)を設立・運営するメンバーとして働くスタイル。「社員」といっても、雇われる側じゃなくて、共同経営者みたいなイメージかな。
  3. 勤務: 社労士事務所や一般企業の総務・人事部などで、雇われて社労士業務を行うスタイル。
  4. その他: 社労士の資格は持っているけど、直接的な社労士業務には従事しない場合の登録。社労士会の研修などに参加できるメリットがあるよ。

まい: 「勤務」と「その他」を合わせて「非開業」なんて言い方もするね。ちなみに、私が出会った子育て中の女性社労士の方々は、ほとんどが「勤務」登録だったかな。

<div class=”blog-dog-box”> <p><img src=”[無効な URL を削除しました]” alt=”ブログ案内犬しろちゃんアイコン” style=”width:50px; float:left; margin-right:10px;”><strong>しろちゃん:</strong>ふむふむ。登録の種別は、後から変えることもできるの?</p> </div>

まい: もちろん!ライフステージの変化に合わせて、働き方を変えられるのも社労士の魅力の一つだよ。


【実録】社労士ママのリアルな1日と働き方

「じゃあ、実際に子育てしながら働いている社労士さんって、どんな感じなの?」って気になりますよね。ここからは、私が社労士事務所で見てきた「社労士ママ」たちのリアルな働きぶりを紹介します!

勤務時間はどれくらい?残業はあるの?

まず、気になる勤務時間から。

  • 開業社労士の場合: 基本的に自分の裁量次第!バリバリ働く人もいれば、プライベート重視で時間を調整する人も。顧客対応のスタイルによっても変わってくるみたい。
  • 一般企業に勤めている社労士の場合: 会社の就業規則に準じます。総務部や人事部など、所属する部署の仕事量によって忙しさは変わってくるかな。
  • 社労士事務所、法人に勤めている社労士の場合: こちらも基本は事務所の就業規則通り。ただ、顧客を持っていると、ある程度自分でスケジュールを組むことになるから、個人の裁量も大きくなりがち。

まい: 私がいた社労士事務所ではね、顧客を担当している正社員の社労士さん(もちろんママさんも!)は、自分でスケジュールを調整しながら、大体8時出社~19時退社くらいだったかな。仕事が落ち着いている日は、急いで18時に帰る!って感じだった。パートの社労士さんは、特別なことがなければ17時の定時で上がっていたよ。

でもね、やっぱりお客様とのアポイントや、どこまで丁寧に対応するかによって、勤務時間は変わってくるのが現実だったなぁ。

まいが見た!素敵な社労士ママたちの事例紹介

私が働いていた事務所には、子育てしながらバリバリ働く素敵な女性社労士さんがたくさんいました。その中でも特に印象的だった3人のママさんを紹介しますね。

1. 担当顧客を沢山持っているパワフルママ!勤務社労士 ゆりさん(30代後半)

  • 働き方: 正社員(勤務8年目)
  • プライベート: 小学生の女の子を子育て中
  • 担当業務: 5名~200名規模の事業所を約70件担当!
  • 前職: 飲食店の雇われオーナーだったんだって!すごい経歴!

まい: ゆりさんは、お子さんが二人いるんだけど、本当にパワフル!ご主人のご両親が近くに住んでいるけど、あまり頼れない状況だったみたいで、基本的にはゆりさんが子育ても仕事もメインでこなしていた感じ。お子さんたちが小学生になってからは、県内を文字通り「飛び回って」いたよ。

<div class=”blog-dog-box”> <p><img src=”[無効な URL を削除しました]” alt=”ブログ案内犬しろちゃんアイコン” style=”width:50px; float:left; margin-right:10px;”><strong>しろちゃん:</strong>アポの調整とか、自分の裁量でできるって言っても、子育てしながらだとやっぱり大変そうだね…。</p> </div>

まい: うん、正直大変そうだった。でもね、ゆりさん自身が「バリバリ働きたい!」っていう気持ちが強かったみたい。それに、フルタイムで子育てする大変さは、どんな仕事でも同じだから、「社労士だから特別大変」っていう感じではなかったかもしれないな。本当に尊敬しちゃう!

2. 時短勤務で専門スキルを発揮!パート社労士 いずみさん(30代前半)

  • 働き方: 7時間勤務のパート(勤務7年目)
  • プライベート: 小学校低学年と保育園児を子育て中
  • 担当業務: 事務所内での補助業務が中心。全顧客の助成金関係や、就業規則・労働者名簿の作成など、専門知識が必要な業務を担当。

まい: いずみさんは、お子さんがまだ小さいから、夜遅くまで働くのは難しいということで、時短勤務を選んでいたよ。特定の顧問先は持たずに、他の社労士さんのサポート業務がメインだったけど、雇用保険や社会保険の手続きをする私たち無資格の補助者とは違って、より専門的な知識が求められる業務を担当していた感じ。

<div class=”blog-dog-box”> <p><img src=”[無効な URL を削除しました]” alt=”ブログ案内犬しろちゃんアイコン” style=”width:50px; float:left; margin-right:10px;”><strong>しろちゃん:</strong>毎日定時で帰れるのは、小さいお子さんがいるママには魅力的だね!</p> </div>

まい: 本当にそう!有資格者だから時給も良かったみたいだし、私も子どもが小さいうちは、いずみさんみたいな働き方が理想だったなぁ…なんて思ってた(笑)。でも、専門的な知識も必要だし、顧客とのやり取りもあるから、決して「楽な仕事」っていうわけではなかったと思う。私が以前やっていた商社の一般事務の方が、正直よっぽど楽だったかも(笑)。

3. 補助パートから見事合格!キャリアアップを実現した新人社労士 かなさん(40代前半)

  • 働き方: 正社員(1年目)※社労士補助パートからステップアップ!
  • プライベート: お子さんは中学生と高校生
  • 担当業務: 5名~50名規模の事業所を約30件担当
  • その他: なんと、入社後に社労士を目指して合格!将来は独立も考えているスーパー主婦!

まい: かなさんは、もともと5時間のパートで社労士補助者として働いていたんだけど、社労士試験に見事合格して、正社員の勤務社労士になったの!お子さんたちがもう大きいから、仕事に集中できる環境みたい。新人だからこそ「頑張り時!」って感じで、やりがいを感じてキラキラしていたよ。夜遅くまで残業したり、休日もカフェで実務の勉強をしたり…本当に努力家!

<div class=”blog-dog-box”> <p><img src=”[無効な URL を削除しました]” alt=”ブログ案内犬しろちゃんアイコン” style=”width:50px; float:left; margin-right:10px;”><strong>しろちゃん:</strong>わー!40代からでも社労士になれるんだね!勇気をもらえるなぁ!</p> </div>

まい: もちろんだよ!かなさんなんて、本当にデキる人で、あっという間にバリバリ働くエース級に! 【かなさんのその後…】 実はかなさん、その後、東京の事務所に転職して、リモートワークと事務所出社を組み合わせながら、以前よりもっと自分らしく、楽しく働いているんだって!下のお子さんも大学生になって、さらに働き方を見直したみたい。自分の思い通りにキャリアを築いていけるのも、社労士の大きな魅力だよね!

私がいた事務所には、この3人の他にも素敵な女性社労士さんがいて、みんな子育てしながら、それぞれのスタイルで輝いていたよ。(産休に入る直前まで、大きなお腹で県内を飛び回っていたママさん社労士もいたなぁ…とにかくママが多い職場でした!)ちなみに、男性社労士は4名だったので、私のいた事務所に限って言えば、女性の方が多かったんだ。

かなさんみたいに、子どもが小さいうちは専業主婦や週3日のパートで仕事をセーブして、子どもの成長に合わせて社労士としてバリバリ働く…なんてキャリアチェンジも可能なんだって、間近で見て実感したよ。


ぶっちゃけ、社労士ママは「大変」?それとも「両立可能」?

<img src=”[無効な URL を削除しました]” alt=”悩む女性のイメージ”> (※上記はイメージ画像です。実際の記事ではフリー素材などをご利用ください。)

ここまで読んで、「やっぱり社労士ママって、かっこいいけど大変そう…」って思った人もいるかもしれないね。うん、正直に言うと、傍で見ていて「楽じゃないな」と感じる場面もたくさんありました。

私が感じた、子育て中の社労士ママが直面しやすい「壁」

  • 顧問先優先のスケジュール調整(自分の代わりはいないプレッシャー)
    • 社労士事務所の仕事は、基本的にお客様が最優先。顧問先をたくさん持っていると、1日に何件も訪問予定が入ることも。就業規則の変更説明や助成金の申請サポートなど、電話だけでは済まない、訪問が必須の業務も多いんだ。
    • まい: 私がいた事務所の女性社労士さんも、自分で上手にスケジュールを組んでいたけど、いつも予定がいっぱいで忙しそうだったなぁ。子どもの急な発熱とか、日常の小さなトラブルって、ママにはつきものだよね。でも、アポが入っていたり、遠方に訪問中だったりすると、すぐには戻れないこともあって…。ゆりさんの場合は、おじいちゃんおばあちゃんが子どもの病院対応をしてくれていたけど、ご主人のご両親で、ゆりさんが働くことにあまり賛成ではなかったみたいで、ちょっと気まずそうな雰囲気も…。それでも、代わってくれる人がいるだけで本当にありがたいよね。周りに頼れる家族や親戚、友人がいないと、正直厳しい場面もあるかもしれない…と感じました。もちろん、他の社労士さんに頼めることは頼んでいたけど、やっぱりお客様優先だから、急な対応は私が以前勤めていた一般企業の事務員より大変そうだったかも。
    • 時短勤務で補助業務をしていたいずみさんの場合は、仕事を翌日に回すなど、比較的柔軟に対応できていたみたい。働き方によって、この辺りの大変さは変わってくるね。
  • やっぱりある…繁忙期の残業
    • 社労士の仕事って、書類の提出期限が決まっているものが多いし、お客様から「なるべく早く手続きしてほしい!」とか「この問題を早く解決したい!」って要望されることも日常茶飯事。
    • まい: だから、いくら普段から仕事量を調整していても、年に何回かはどうしても業務が集中して、残業しないと終わらない時期が来ちゃうんだよね。その繁忙期をどう乗り切るか、どうやって家庭とバランスを取るかが、ママさん社労士として働く上での大きな課題の一つかも。補助者として働いていた私ですら、繁忙期は連日残業だったから…。
    • ただ、誤解しないでほしいのは、「一年中、毎日残業続き…」っていうのは、私のいた事務所ではなかったよ。通常期は定時~遅くとも19時には帰るようにって言われていたし。他の事務所の社労士さんに聞いても、「繁忙期は多少残業になるけど、普段はそうでもないよ」ってところが多かったかな。もし開業社労士さん以外で、一年中残業続きだとしたら…それは事務所自体に何か問題があるのかもしれないね。

まい: 結局のところ、「勤め先次第」な面も大きいのかもしれない。同じ勤務社労士でも、一般企業の総務や人事部なら会社の規定や部署の状況によるし、社労士事務所でも、どれだけ顧問先を持っているか、どんな業務を担当するかで全然違ってくる。

でもね、どんな働き方を選んだとしても、社労士の仕事は企業の大事な労務に関わったり、そこで働く社員さんの生活に直結する重要なことが多いから、「気楽な仕事だよ~」ってことは、あんまりないと思う。責任感も求められるしね。

だから、**「ママでも社労士として十分働ける!でも、決して『楽ちん』ではない。専門家としての責任とやりがいを持って働く感じ!」**というのが、私が見てきた正直な感想かな。


社労士は女性や子育て中のママに「やっぱり」向いている資格!

<img src=”[無効な URL を削除しました]” alt=”笑顔の社労士ママのイメージ”> (※上記はイメージ画像です。実際の記事ではフリー素材などをご利用ください。)

ここまで、社労士ママのリアルな姿をお伝えしてきました。「大変そう…」と感じた人もいるかもしれないけど、私が見てきた社労士ママたちは、みんな本当に素敵で、かっこよかったんですよ!

私自身は、当時、子育てしながら自分のキャリアプランをじっくり考える余裕がなくて、疲れ果てて退職しちゃったんだけど…今になって思えば、「もっと色々な選択肢があったのかもなぁ」って感じるんです。

確かに、ママとして社労士の仕事をこなすのは、傍から見ていても「楽じゃないな」って思うことはありました。でも、それって社労士に限ったことじゃなくて、どんな仕事でもワーキングママはみんな、何かしら大変な思いをしながら頑張っているんですよね。

そう考えると、社労士の仕事は、自分の専門知識やスキルをしっかり活かせるし、働き方の自由度も比較的高いから、やっぱり女性、特に子育て中のママにマッチした資格なんだと思います。

  • 確固たるスキルが身につく!
  • 働き方の選択肢が豊富!
  • 経験を積めば、融通も利きやすい!

まい: 私が見てきた社労士ママたちは、大変な中でも、自分の仕事に誇りを持って、イキイキと働いていました。それは、やっぱり社労士という仕事が「誰かの役に立っている」って実感できる、やりがいのある仕事だからだと思うんです。


まとめ:社労士はママの味方!挑戦する価値あり!

社労士は、子育ても自分のキャリアも諦めたくない!そんなパワフルな女性にとって、本当に魅力あふれる資格です。

確かに、子育てしながら働くこと、そして資格を取得することは、簡単なことではないかもしれません。でも、この記事で紹介したように、たくさんの先輩ママ社労士さんたちが、工夫しながら、助け合いながら、道を切り拓いています。

まい: 私も当時は、目の前の育児と仕事でいっぱいいっぱいで、「もう無理…」って思っちゃったけど、今こうして振り返ってみると、社労士の資格を持っていたら、また違った働き方や選択肢があったのかもしれないなって思うんです。この記事が、かつての私のように悩んでいるママさんや、社労士という仕事に少しでも興味を持ってくれたあなたの、小さな一歩を踏み出すきっかけになったら、こんなに嬉しいことはありません。

「私にもできるかな…?」

そう思ったら、まずは社労士について、もっと詳しく調べてみませんか? あなたの「やってみたい!」を応援しています!

合格者の比率が、男性約65%、女性35%と士業の中では女性の進出の多い社会保険労務士。女性におすすめの士業資格の1つとして有名ですよね。

私自身も「適性がありそうだな」「ライフスタイルに合わせて使えそうな資格だな」と思って社労士を目指しました。

実際に、社会保険労務士事務所に勤めてみて、現場で感じた感想は、

・子育てしながら働くのは大変な面も多い
・でもたしかに女性の働き方にマッチしている面もある

という感じです。

詳しく解説していきます。

この記事でわかること

社労士は女性に人気が高い

社労士は女性に人気のある資格です。

まずはどうして社労士が女性に人気なのかみていきましょう。

社労士が女性に人気の理由

まい

社労士が女性に人気の理由はこんな感じです。

社労士が女性に人気の理由
  • 事務系の業務に適性がある
  • 女性や高齢者等の雇用問題にきめ細やかな対応ができる
  • もともと企業の総務や人事などは女性が多く、キャリアアップにあたる資格
  • 勤務社労士、パートタイムなどライフスタイルに合わせた働き方ができる
  • 年金等社会保険、労働問題などに関心が高いため

社労士の仕事は企業でいえば総務や人事のような仕事です。書類の作成など事務系の仕事も多いので、細かな仕事を得意とする女性は適しているといわれています。

また、社労士は士業の中でも独立だけでなく、勤務社労士として働くこともできます。

再就職でも有利になり、資格を活かして働くことができるので、結婚、子育てによって変化する女性のライフスタイルにマッチした資格だと言われています。

ブログ案内犬しろちゃん

独立だけじゃなくて、企業勤めやパートもできるんだ!

まい

子育て中はパートで働いて、将来は独立など、状況に合わせて働けるのが魅力だよね。

社労士の働き方は4種類

社労士は資格の登録をするときに、4種類の登録の種別があります。

社労士登録の種別
  1. 開業
  2. 社会保険労務士法人の社員
  3. 勤務
  4. その他
まい

勤務登録とその他登録を合わせて、「非開業」とすることがあります

ブログ案内犬しろちゃん

登録の種別は変更可能だよ

登録の種別を簡単に説明すると、

1.の「開業」登録は、文字通り自分の名前で事務所を構え開業する場合の登録です。

2.の「社会保険労務士法人の社員」登録は社労士法人を組織する立場で業務を行う場合の登録です。法人の社員とは、単に社労士法人に勤務している社労士ではなく、共同出資者のような立場で働く社労士のことを言います。

3.の「勤務」登録は、社労士法人であったり、一般企業に勤務して業務を行う場合の登録です。

4,の「その他」登録は社労士業務に従事しない場合の登録です。社労士会に所属することになるので、研修会等に参加できるというメリットがあります。

まい

私が出会った女性社労士の方々は「勤務」登録でした。

女性社労士の働き方は人それぞれ

一言に社労士といってもその働き方はいろいろあります。ここからは私の見てきた女性社労士の働き方を紹介します。

勤務時間はどのくらい?

開業社労士の場合は働く時間は自分の裁量次第ですが、勤務社労士の場合も勤め先や働き方によって勤務時間がかわってきます。

社労士の勤務時間

【開業社労士】
自分の裁量で決める

【一般企業に勤めている社労士】
就業規則に準ずる(所属する部署の仕事量に左右される)

【社労士事務所、法人に勤めている社労士】
就業規則に準ずる(ある程度任されている)

開業している場合はどのくらい働くかは自分の裁量次第です。勤務時間とプライベートをきっちり分けている人もいれば、顧客からの電話にいつでも対応するタイプの社労士さんもいます。

一般企業に勤める場合は、会社の就業規則に沿った勤務体系です。総務課、人事課など、所属する部署に仕事量によって暇だったり、残業続きであったりが左右されます。

社労士事務所に勤務している社労士も、事務所の就業規則に準じます。

勤務社労士の勤務時間、実際はどうだった?

私の勤めていた社労士事務所では顧客を持っている正社員の社労士は自分でスケジュール調整をしていましたが、うまくやっても8時出勤19時帰宅、仕事が少なめの日には急いで18時に帰るようにしていました。

パートの社労士は特別なことがない限り17時の定時に上がります

勤務社労士でも、社労士事務所に勤めていると個々の裁量に任されている部分も出てきます

顧客とのアポの取り方や、どこまで丁寧に対応するかによっても勤務時間が変わってきていました。

私が見てきた女性の社労士先生

では実際に私が働いていた事務所にはどんな社労士先生がいたのか、具体的に紹介していきたいと思います。

担当顧客を沢山持っている勤務社労士ゆりさん

勤務社労士ゆりさん
正社員
【勤務年数】8年目 
【年齢】30代後半 
【前職】飲食店雇われオーナー
【プライベート】小学生の女の子を子育て中 
【担当顧客】5名〜200名程の事業所を70件ほど担当

ゆりさんは前職は飲食店のオーナーをしていたという話を聞きました。男性の社労士を含め、みなさん社会人になってから社労士の資格を取得し、転職してきた方ばかりでした。

まい

男性女性どちらも新卒で社労士という方は見たことはありませんでした。

ゆりさんはお子さんが二人いるので、子育てと仕事との両立が大変そうでした。ご主人の両親は近くに住んでいるのですが、あまり頼れないとのことでゆりさんが対応することが多かったです。それでも、お子さんたちが小学生になったので、県内を飛び回り、バリバリ働いているという感じでした。

ブログ案内犬しろちゃん

アポ取りとか自分の裁量でどうにかなる場合もあるって聞いたけど、実際には子育てしてると大変そうなんだね…

まい

ゆりさん自身がバリバリ働きたいっていうのもあったし、他の仕事でもフルタイムで子育てをするのは大変だから「社労士だから特別」という感じではなかったかも

パートで帳票作成などを行う社労士いずみさん

時短勤務社労士いずみさん
7時間勤務
【勤務年数】7年目 
【年齢】30代前半 
【前職】不明
【プライベート】小学校低学年と保育園児を子育て中 
【担当】事務所にて補助業務(全顧客の助成金関係等)

いずみさんは7時間の時短勤務で就業規則や労働者名簿などの作成、助成金の手続き関係などを行っていました。顧客を持っている他の社労士の補助業務という感じです。

お子さんが小さいので、顧問先を持って夜遅くまで働くというのは難しいため、特定の顧問先は持たずに、帳票類の作成を主に行っています。補助業務は私のような無資格の補助者も行っていましたが(私たちは主に雇用保険や社会保険の加入喪失等の手続き業務を行っていました)より確かな知識を必要とする業務を行っていた感じです。

ブログ案内犬しろちゃん

毎日定時で終わるのは子育て中にはいいかもね。

まい

有資格者で時給も良かったと思うので、私も子どもが小学生くらいまではこんな働き方が理想だったな…

ただ、専門的な知識も必要になり、顧客ともやりとりがあるので楽というわけではなかったと思います。私は前々職は商社の一般事務ですが、一般事務の方がよっぽど楽な仕事だと思いました。

補助者パートから有資格者に新人社労士かなさん

新人社労士かなさん(仮名)
1年目 正社員 
【年齢】40代前半
【前職】一般企業のパート事務
【プライベート】子どもは中学生と高校生
【その他】補助者の時に社労士試験合格
【担当顧客】5名から50名程の事業所30件ほど担当

かなさん5時間のパートの社労士補助者から、社労士試験に合格し勤務社労士になりました。

子どもがもう大きく、ある程度手を離れてるので、仕事に没頭できる感じです。新人でがんばり時ですが、やりがいを感じているようで夜遅くまで残業。休日でもカフェ等で実務の勉強をしています。40代で、入社後に社労士を志し、将来は独立も視野に入れているスーパー主婦です。

ブログ案内犬しろちゃん

社労士は40代からでも目指すことができるんだね

まい

もちろん!かなさんなんかデキる人だから今じゃ超バリバリ働いてるよ!

ちなみにかなさんは現在……

かなさんは現在、東京の事務所に転職。リモートと事務所出社で、以前より楽に楽しく働かれています。

お子さんが下のお子さんも大学生になり、働き方をさらに見直したそう。

自分の思い通りにキャリアを築いていけるのも、社労士の魅力ですね。

いろいろな働き方の女性社労士がいる

女性の社労士さん5名のうち、以上の3名の方が近くにいました。

あとの2名は同じグループ内でしたが部署がちょっと違っていたので、あまり会うことがありませんでしたが、ベテランの社労士としてゆりさんと同じように働いていました。

(一人の方は産休に入られる直前まで大きいお腹で県内を飛び回っていたかな…とにかくママが多い職場でした)

ちなみに男性社労士は4名在籍していたので、私の事務所だけで言えば女性の方が人数が多かったです。

かなさんに至っては、子どもが小さいうちは専業主婦や週3日のパートなど仕事をセーブしていたので、社労士としてバリバリ働くことになるとは自分でもびっくりと言っていました。

皆さんを見てきて私も、社労士の働き方やその背景は本当に多種多様なんだなと実感しています。

社労士は結局ママでも働けるの?

今まで見てきたように、ママの社労士さんでもバリバリ働いていました。かっこよかったですよ。でも大変なこともあります。

私が見ていて感じたのは、

顧問先訪問など先方との予定が優先(自分のかわりはいない)
・通常業務、トラブル等により残業も多い

ということです。

顧問先が優先で子どもの送り迎えなど難しいことも

社労士事務所の社労士業務は顧客優先です。

顧問先を多数持っていると、顧客訪問が日に何件もある時があります。就業規則の変更や助成金について説明したり、確認事項も必ずあるので電話対応ではなく訪問すべきものも多いです。

私が勤めていた事務所でも、女性の社労士先生もうまく自分でスケジューリングしていましたが、予定はいつもいっぱいで忙しそうでした。

子どもの急な発熱や、プライベートでも日常の小さなトラブルはよくあることですが、そんな時も大変です。アポが入っていたり、訪問中の場合は遠方ですぐには戻れない場合もあります

ゆりさんの場合は子どもの病院等は祖父母が対応していましたが、ご主人のご両親で、ゆりさんが仕事をしていることはあまり賛成ではないみたいで気まずい様子。それでも、変わってくれる方がいるだけでありがたく。私はそれを見ていて対応してくれる祖父母、家族、親せき、知人などが近くにがいないと難しいように感じました。

他の社労士に頼めることは頼んでいたので、その時のスケジュールによっても違うとは思いますが、顧客優先ではあるので、急な対応という面では私が以前勤めていたような一般企業の事務員よりは大変だったかもしれません。

時短勤務で社労士で事務所で補助業務をしているいずみさんの場合は、仕事を一旦残して翌日に回すなど柔軟に対応できているようでした

ママでも残業はある…

やはり基本的に残業は多めです。補助者として働いていた私ですら繁忙期は連日残業でした。

社労士の仕事は書類の提出など期限があるものがあるのはもちろん、顧客の要望で早く手続しないといけないこと、顧客が早い解決を望んでいる問題があります

そのため仕事量をいくら調整しても、一年のうちある程度は業務が膨大になる時期が訪れてしまいます。その時期をどうこなすか、どう調整するかがママさん社労士として働く上で課題にもなります。

ただ、一年中残業続き…というのは私の働いている事務所ではありませんでした。通常は定時〜遅くとも19時には帰宅するように言われていました。

他の事務所に聞くと、繁忙期は多少残業になるけれど、平時はそうでもないよという場合が多いです。開業社労士以外で一年中残業続き…というのは企業、事務所自体に問題があるのかもしれません。

結局勤め先次第な面もある→でも「気楽」って感じはないかも

結局は勤め先次第な面も多いかもしれません。

同じ勤務社労士でも一般企業の総務や人事に勤めている場合は会社の規定や部署の仕事量にもよりますし、社労士事務所でもどれだけ顧問先を持っているかにもよります。

ただ社労士業務は企業相手だったり、自社や社員の労務に関する重要なことが多いので「気楽」ってことはあまりないように思います。

ママでも十分働けますが、「楽だよー」って感じではないです。普通〜もしくは専門家として責任を持っているといった感じだと思いました。

社労士は女性や子育て中にも向いている資格

女性&ママ社労士についてみてきました。

社労士は女性&ママにとって魅力あふれる職業です。私自身が見てきた方々も本当に素敵でカッコ良かったですよ。

私は当時子育てをしながら自分のキャリアプランを考える、ということが出来ないくらいに疲れてしまっていたので退職してしまいましたが、今考えればいろいろな選択肢があったのだと思います。

ママとして社労士業務をこなすことは正直なところ、傍で見ていて「楽なじゃないな」という感想を持ちました。それでもいろいろ方法があります。私はワーママとして働いた経験がないのでとにかく大変そうに思えてしまいましたが、今考えてみれば社労士に限らずどんな職場でもあり得ることばかりだったと思います。

そう思うと、自分の仕事をこなしていれば融通が利き、メリットも多いです。

結局社労士は自分の確固たるスキルになりますし、働き方の自由度もある、やはり女性にマッチした資格ですね。

少しでも興味のある方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。

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さわだ まい
資格好きの主婦
行政書士・宅建士・FP・保育士・危険物などいろいろな資格を持っています。
6歳5歳の育児の傍ら、更なる資格取得にチャレンジします。
この記事でわかること