
宅建試験までもう時間がない!どう勉強すればいいのー!!



私にまかせて!!
こんにちは!行政書士、宅建士、FP2級など15この資格を持っている資格好き主婦まい(@maisawaco)です。
現在の私の資格好きは、宅建試験に初心者から1ヶ月半(50日)で合格したことに始まりました!


今回は、この時どんな勉強をしたのかまとめていきたいと思います。
宅建に合格した当時、私は一般企業のOLでした。宅建業には全く関わったことがなく、法律の知識も皆無。ついでに勉強もあまり好きではありませんでした。



当時の私はこんな感じ
- 「宅建」は聞いたことがある程度
- 法律知識ゼロ
- 学生の頃の偏差値は48(最近調べたら高校は47、大学は50くらいでした!)
- 勉強の習慣なし



それでも1ヶ月半という超短期で合格出来ました!
宅建の申し込みは7月……
申し込んだのになぜ8月末まで勉強をしなかったかというと、8月中旬まで保育士の公務員試験を受けており、なんとなく勉強に身が入らなかったからです。だからといって公務員試験対策に忙しかったわけでもなく、単にやる気がありませんでした……
どんなに頭がポンポコピーな人間(私)でも、効率良く、集中して勉強をすることが大切だと実感した出来事です。サクッとご紹介していきます。
1ヶ月半で合格できたポイントまとめ
まず最初に、1ヶ月半で合格できたポイントを述べてしまいますね。
1.テキストは「らくらく宅建塾」
2.テキスト読みよりも過去問中心の勉強
3.ノートはキレイに書かない(でも書く!書きなぐり)
4.隙間時間を有効利用(私はお風呂時間がカギでした)
5.夜は絶対にきちんと寝る(遅くても0時前には寝る!)
勉強の流れはこんな感じです。
①テキストの目次を読む(全体像を掴むため)
②テキストをざっと2回流す(全体像を掴むため)
③過去問を解きながらテキストを理解
④とにかく過去問をひたすら解く
⑤模試をやる→必ず見返す
⑥隙間時間は○×問題をやったり、テキストを眺める
その後私は、FP3級、2級、ビジネス実務法務検定2級、行政書士など……さまざまな資格を取得していくのですが、この時の勉強法はかなり効率的なものだったと感じています。



私と同じような初心者の方でも超短期合格が目指せる勉強法です。
詳しくお話していきます




勉強時間は200時間でした


宅建の勉強は1ヶ月半でしたが、勉強時間は頑張って200時間取りました。
宅建の標準勉強時間は200時間〜500時間と言われているので最低ラインには入っていますね。



仕事をしながら1ヶ月半で200時間勉強するのはちょっと厳しいスケジュールでした!
1ヶ月半で200時間はなかなかきつい
1ヶ月半で200時間といいうのは、1日4、5時間のペース。0時までの残業があったり、休日も他の用事があったりするので、勉強する日には集中してやり…となるとなかなか大変でした。
お仕事をされていたり、主婦の方だったりすると1ヶ月半で200時間を確保するのはちょっとキツイかもしれません。



お仕事が忙しくて無理だよって方多そう……
実は200時間勉強する中で「最低150時間くらいでも合格できるかもしれない」とも感じたのですが、どう考えてもやっぱり私のような初心者は200時間は勉強した方が良いです。



不安要素が多いと本番のメンタルにも影響するので、本番まで期間がない方は、睡眠時間を削らない範囲で勉強時間は確保できるに越したことはないです
初心者は最初の50時間くらい勉強が捗らずもたつきますし、試験対策にかけた勉強時間があまり短すぎると、自分が不安になってしまい、本番で力が発揮できない可能性もあるためです。(50問で7割程度の正答が求められる試験なので、メンタルも結構大事)
どんなに日数が短くとも、出来る限りの時間はかけるようにしましょう。もちろん集中して勉強できる時間です。
200時間なくても合格できる人もいそう
一方で、自分で勉強した中で200時間かけなくても合格できる人は確かにいるだろうなと感じました。



以下の人は200時間なくても合格できる可能性があると思います
- 勉強に慣れている人
- 集中力が続く人
- 宅建に知識のある人(全くの初心者ではない)



効率良く勉強できる頭の良い人はびっくりするくらい短い時間でいけるでしょうね
これらに当てはまる方の中には、200時間未満でも合格できる方もいると思います。私も最初はもたついていた上に、試験の1週間前には模試などで合格点が出せるようになったので、不可能ではありません。
しかし、重ね重ねになりますが、完全初心者の方はできる限り200時間はクリアすることをおすすめします。年に1回の試験です。今からでもできる限りのことをしていきましょう。
初心者は200時間を意識!


1ヶ月半で合格!勉強のポイント


私が1ヶ月半で合格できたのは以下の5つのポイントがあったからです。
1.テキストは「らくらく宅建塾」
2.過去問中心の勉強
3.ノートはキレイに書かない
4.隙間時間を有効利用
5.夜は絶対にきちんと寝る



順番にみていきます!
テキストは「らくらく宅建塾」
テキストは「らくらく宅建塾」を使用しました。



「らくらく宅建塾」は、短期で合格を目指す人におすすめのテキストです!
試験まで時間がないので、試験の範囲すべてを完璧に勉強することはとても無理です。1ヶ月の超短期で勉強しようとする人は、テキストは合格に必要な部分だけに絞ったものにした方がいいです。
そして勉強が久しぶりだったり、勉強に抵抗がある人はとにかく自分が最も馴染めるテキストを選びましょう。抵抗感があると理解できるものも、頭に入ってこなくなってしまいます。
「らくらく宅建塾」は簡潔な内容。文章が講義調で、講師の話を聞いているような感覚で読み進められます!



使用した教材についてはこちらにまとめました。


また、宅建の市販テキストは山のように種類があり、良いテキストも多いですが、私のように超短期で勉強される方は「らくらく宅建塾」「スッキリわかる宅建士」「みんなが欲しかった宅建士の教科書」あたりがおすすめです。



カンタン!わかりやすい!に特化したテキストだよ



「みんなが欲しかった宅建士」は可愛いイラストや明るいフルカラーの紙面で人気!
残り1カ月できることが限られているので、とにかく自分が馴染みやすく簡潔だと思えるテキストを選びましょう。


過去問中心の勉強
勉強ははじめから過去問を意識するのがとっっても大事です。実際の問題ではどう出されるのか分かった方が、テキストを読んでいても頭に入ってくるからです。



解けなくて当たり前なので、テキストを1、2回通読したら過去問をやってみましょう。
テキストを漫然と読んでいても本当に時間の無駄なので、とにかく過去問を解くようにしましょう。過去問を解いて解説、テキストを見直し、
- どうしてこれが答えなのか
- どうして自分は間違ってしまったのか
- 何がわかっていないのか
- 何がわかれば解けるのか
まで復習を行うことで、力がぐーんと伸びていきます。



ちなみに私も最初のうちはテキストをただ読んだり、ノートをとっていた時間もあります。後から考えればその時の学習内容はほとんど頭に入っていませんでした
ノートはきれいにとらない
1ヶ月半の勉強ではノートを見返している暇はありません。ノートはきれいに書かなくていいです。頭の中を整理するためにメモ書きで使用しましょう。


一方で、全くノートを取らない方もいますが、私のように手を動かした方が頭に入るという方も多いと思います。メモ書き適度、または内容を整理する目的でノートを使用するのはおすすめです。



私は手を動かしたり、字を書くのが好きなので雑ですがノートを取っていました。勉強法の好みでノートを作らないのもアリだと思います
スキマ時間を有効利用
スキマ時間はとっても大切な勉強タイムです。
私は入浴中に携帯で問題を解いたり、通勤や移動の間にテキストを眺めたりしていました。この時間にやった問題などが、結構頭に残ります。



おそらく「動かしながらやる」「違う環境でやる」勉強が記憶に残りやすいからだと思います。
宅建の問題の無料アプリや、YouTube講座がおすすめです。
夜は絶対にきちんと寝る
夜は意識して6時間は寝るようにしていました。
夜遅くまで勉強しても、翌日頭が働かないので勉強しても記憶に残りにくくなってしまいます。結果的に非効率。
机に向かう勉強は遅くとも23時にはやめて、あとは寝る前にテキストや問題集を眺める程度にしていました。
今は夜しか勉強時間が取れないのですが、非効率感を感じながらしぶしぶやっています…



できれば7時間寝るのが良いみたいだよ!たっぷり寝て集中して勉強した方が効率的!
1.テキストは「らくらく宅建塾」
2.過去問中心の勉強
3.ノートはキレイに書かない
4.隙間時間を有効利用
5.夜は絶対にきちんと寝る



勉強法については、最近購入したんですがこの本から自分に合った勉強法をみつけるのも良いかもしれません(時間がないので、最も効率的な方法で勉強しましょう)
1ヶ月半で一発合格できた勉強の流れ


実際の勉強の流れははこんな感じでした。
①テキストの目次を読む
②テキストをざっと2回流す
③過去問を解きながらテキストを理解する
④とにかく過去問をひたすら解く
⑤模試をやる→必ず見返す
⑥隙間時間は○×問題をやったり、テキストを眺める


目次を読む
まず目次を読んで内容を把握します。
目次はテキスト全体の要約。全体像をつかむことができます。人間の脳は「全体像」→「細部」といく方が理解度が深まるそうです。
時間のある方は「まんが宅建士」などの漫画本を読んでみるのもおすすめです。
テキストを2回読む
テキストはざっと2回読みました。
初心者すぎて、1回読んで問題に行くのはさすがに不安だったので2回になりましたが、頭の良い人や、不動産や法律の経験者の方は1回でいいと思います。
過去問を解きながらテキストを見返す
過去問に移りますが、当然解けません。
「なんとなくあそこらへんの話題かなー」といった感じです。最初は解答解説を読んでもわけがわからない問題も多かったです。
そこでテキストを見返して改めてインプットしていきます。
過去問
↓
一応答えを出す
↓
解答解説
↓
テキスト
という流れを繰り返していくと、ある時にスラスラ解けるようになっていきます。「過去問が大事なわけ」の記事でも紹介しましたが、この「一応答えを出す」ことがかなり大事みたいです。
そこまで本当にこれの繰り返しです。
自宅でも模試をやってみる
私のように試験日まで日数がなく、「それどころじゃない!」という気分の場合にも、必ず模試はやってみたほうがいいです。
通信講座の提出するタイプのものでもいいですが、市販の予想模試でかまいません。私は市販の模試を2冊購入してやりました。
模試をやってみた方がいい理由は
・実際の試験の感覚がわかる
・思ったより点数が低い場合は危機感を持てる
・点数がとれた場合はコツもつかめ、苦手分野もわかる
という理由です。
過去問を何回も解いていると、過去問に慣れてしまい解ける気になってしまいます。答えを覚えているのか、実力がついたのかの判断は難しいところ。そこを模試で、実際の試験問題でもアウトプットできるか試すのが大事です。
わたしは予想問題集は買っていないので、ここでやった問題をとにかく復習するようにしました。



危機感を覚えたら、解消法はとにかく復讐をする、問題を解くしかないです。正答率を上げて自分を安心させてあげましょう。
法律初心者の私が短期独学一発合格できたスケジュール


勉強別のスケジュール
勉強方法別のスケジュールはこんな感じです
①目次を読む 20分くらい?
②テキストを2回読む 20時間くらい
③問題集を解きながらテキストを見返す 70時間くらい
④過去問をひたすら解く 60時間くらい
⑤模試をやる→見返す 30時間くらい
⑥隙間時間に一問一答をやったり、テキストを眺める 10時間くらい
まず最初の10時間くらいは準備で終わってしまいました。スケジュールを立てるための情報収集や、どの科目から手をつければいいか、どんな教材がいいかなどです。
その後テキスト読み2回までで20時間くらい?あとはひたすら問題→テキスト→問題の繰り返し。机に向かって集中できる時間は、なるべく問題を解く時間にしていました。
時間が取れない時や、だらけたいときに、ケータイの○×問題やテキストを眺めるといった感じです。
分野別スケジュール
分野別の時間配分はだいたいですがこんな感じです。
1.宅建業法 60時間
2.民法 70時間
3.法令・その他 30時間
4.模試 30時間
法令・その他と模試にもう少し時間をかけたかったのですが、最後の方が時間が足りなくなってしまいこのくらいになりました。
一日のスケジュール
一日のスケジュールはこんな感じ。
基本的に残業のない期間だったのですが、数日は夜中まで残業、または私用もあって勉強出来ず、休日にまとめて勉強していました。
【平日のスケジュール】
6:00 起床
7:00 朝勉強
8:30 始業
12:00 昼休憩(勉強なし)
18:00 退勤
18:20 ミスド、モス、コメダ、マックなどで勉強
22:30 帰宅
23:30 就寝
【休日のスケジュール】
6:00 起床
7:00 ガストかマックで勉強
9:30 図書館に移動
12:00 昼休憩(勉強なし)
12:40 勉強再開
17:00 マックなどで勉強
19:00 帰宅
22:00 就寝
日によって差はありますが、平日は3時間〜5時間、休日は6時間から12時間勉強していました。



めちゃくちゃ外食してるのが気になるわー



独学でお金かかってないのに、エンゲル係数が高すぎて金欠でしたわー
実家住まいでしたが、実家が当時あまり勉強できる環境になく、主に外で勉強していました。エンゲル係数高めですが、おいしいものを時折食べながら勉強できたので楽しかったです。


初心者が一発合格するために大切なのは「絶対合格する!」という気持ち


最後に、超短期で一発合格するために一番大切なことを言います。それは「今年絶対合格する!」という気持ちです。この気持ちがあったから、私は1ヶ月半でも合格できました。



精神論かい!



気持ちの問題で恐縮ですが、これが本当に一番大切なの!
「絶対に合格しなければならない」「落ちたくない」という気持ちがあると、軽い緊張を保ったまま勉強をすすめることができます。
「アウトプット大全」で有名な精神科医の樺沢紫苑さんの著書「インプット大全」によると、緊張状態にある人は脳内物質が出て、勉強効率が良くなるそうです。
私も追い詰められていた宅建試験の時が、その後の資格試験の勉強と比べても、一番効率よくできたと感じています。
要は「火事場の馬鹿力」。自分を追い詰めて、自分の持っている力を出し切りましょう!
宅建は簡単な試験ではないです。逆に「時間がないし、ダメでも仕方ない」「落ちたらまた来年受ければいいや」と思っていると到底受かりません。
「時間はないけど、今年絶対受かってやる!」この気持ちを忘れないで勉強を進めてください。この気持ちがあれば、今まで自分が思っていた以上の力を発揮することができます!



これが本当に一番のカギです!
「絶対合格する!」という強い気持ちで緊張感を保つ!
初心者から宅建に1ヶ月半で一発合格した勉強法


初心者の私が、宅建に50日で一発合格した勉強法をみてきました。
1.テキストは「らくらく宅建塾」
2.過去問中心の勉強
3.ノートはキレイに書かない
4.隙間時間を有効利用
5.夜は絶対にきちんと寝る
①テキストの目次を読む
②テキストをざっと2回流す
③過去問を解きながらテキストを理解
④とにかく過去問をひたすら解く
⑤模試をやる→必ず見返す
⑥隙間時間は○×問題をやったり、テキストを眺める
こちらのブログ記事でおわかりのように、頭がそれほど良くない私ですが、この方法で一発合格出来ました。
試験日まで時間がない皆さんも大丈夫です。最後の一日まで諦めないでください!必死にくらいついて、自分を安心させるために一生懸命勉強すれば、きっと合格を掴み取れますよ。
皆さんが当日晴れやかな気持ちでペンを置けますように!!応援しています!!