【勉強法】モチベーションが上がらない・やる気がでない時の対処法

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「勉強のやる気が出ない時はどうすればいいの?」
「最初のモチベーションがどうしても続かない」
「いつもなんとなく集中できないのはなぜ?」

そんな疑問にお答えします。

まい

こんにちは、まいです。
宅建士、FP2級、行政書士など取得してます。

資格を取ろうと思って勉強を始めると、最初のモチベーションを維持することって本当に難しいですよね。

みなさんはそんな時どうしていますか?

私は合計20回くらい資格試験を受験していますが、やる気が出ずにいつまでも勉強を始めなかった試験、モチベーションが続かなくて結局不合格だった試験もいくつもあります(自慢することではない)

今回はそんな元ダメダメ受験生の私が経験を踏まえ、

・勉強のやる気が出ない原因
・モチベーションを維持する方法

という内容をお伝えしたいと思います。

きっと勉強をしていく上でのヒントになると思いますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

この記事でわかること

やる気が出ない・モチベーションが続かない原因

みなさんは自分がやる気が出ない理由、モチベーションが下がってしまった理由を考えたことがありますか?

資格取得のモチベーションが続かない理由を突き詰めると、私は4つの原因に行きつくのではないかなと思います。

1.目的が曖昧だから
2.追い詰められていないから
3.疲れてしまったから
4.他にもっと楽しいことがあるから

ではそれぞれ詳しくみていきましょう。

資格を取る目的が曖昧

なぜ資格が欲しいのか

どうしてそのために頑張るのか

目的が曖昧になってしまっていると、そのほかのちょっとした要因が加わるとすぐに資格取得へのモチベーションが下がってしまいます。

資格を取る目的はきっとこのような理由ではないでしょうか。

・職場のキャリアアップに役立つから
・職場で取得するよう言われたから
・転職に役立てたい
・その資格が必要な職業に就きたい
・時間があるので何か始めないといけないと思ったから
・趣味の知識を深めたい
・興味が湧いたから

この目的を達成したいという気持ちが、疲れや楽しみといった他の要因に負けてしまうと、モチベーションは保てなくなります。

たとえば、私は宅建を取得する時に、

「宅建を取得して、本社に移動したい!」

という目的があって勉強をしました。

「ここから抜け出したい!」という強い思いがあったので、圧倒的なモチベーションを保つことができ、目的に向かって一直線、体の疲れも気にせず、勉強が辛いと思ったこともありませんでした。

一方で、その数年後に社労士事務所に転職し社労士試験を勉強していた時は、社労士事務所での先輩方の仕事ぶりに圧倒されてしまい、

「社労士試験には合格したいけど、その後社労士になるかはわからない」
「入社しちゃったし、みんな受験すること知ってるし、合格しないと恥ずかしい」


と、この程度の目的しかありませんでした。

一応「合格して社労士資格を得たい」という目標はありましたが、その後のビジョンもなく、強い気持ちも出てきません

当時は遅く帰る日もあったし、疲れていたので癒されること、楽しむことの方が自分の中で大事になってしまい、勉強は次第にやらなくなってしまいました。

モチベーションが上がらない、途切れてしまう人は私のように資格取得の目的が曖昧なのではないでしょうか。

たとえば、

・資格は「取った方が良い」程度
・なくても今現在何とかなっている
・不合格でもまた次回がある
・「興味がある程度」
・資格取得が目的、取得したあとのことはまだあまり考えていない

こういった状態だと、他の要因が現れるとすぐにモチベーションが下がってしまう危険性があります。

追い詰められていない

「追い詰められていない」ために、モチベーションがすぐに下がってしまう場合もあります。

追い詰められると人は、アドレナリン、ノルアドレナリンが分泌され、高いモチベーションを保つことができます。

私は子どものころ「夏休みの宿題を最後の一週間(3日かも)でやる」タイプの子どもでした。みなさんはどうですか?

自分でやっておきながら、疑問だったんです。なぜ何十日分の宿題をたった数日で終わらせることができるか。

あれはアドレナリンとノルアドレナリンが分泌され、適度な緊張状態、興奮状態を保つことができ、普段以上の力を発揮できたからなんですね。

資格試験の勉強も同じで、私は「このままじゃ試験に間に合わない!」「でも次はない!」と思った試験はモチベーションを落とすことなく、必死になって勉強できました。

きっと皆さんも同じ状況になったら、グッと力が入って勉強しなきゃ!という気持ちになるかと思います。

モチベーションが下がってしまうのは、

「まだ試験日まで時間がある」
「きっと間に合う」
「だめでも最悪次回がある」

と心のどこかで思っていることが原因かもしれません。

疲れてしまっている

「目的がある」「背水の陣」なのに、なぜかモチベーションが上がらない…そんな時は単純に疲れてしまっている可能性があります。

モチベーションというのは、その目的達成までのエネルギーです。

エネルギーが切れてしまう原因は、

もともとのチャージが少なかったから(目的が曖昧で達成したい!という強い気持ちがない)

そしてもう一つは

使い果たしてしまったから(頑張りすぎて疲れた)

という二点です。

試験勉強を何ヶ月も続けていれば体も凝ってきますし、知らず知らずのうちにストレスや疲れも溜まってきます

たとえば、

・無理な勉強計画
・仕事が忙しい
・家事、育児が忙しい
・人間関係のストレス
・お金や将来に対する不安

など、いろいろなことが影響してきます。

人間生きていればいろいろあるよね…

まい

勉強だけに集中したいけど、いろいろなことがあるなかで頑張ってるんだもんね

これらが原因でモチベーションが下がってしまうことは、ある意味仕方ないことかもしれません。

他に楽しいことがある

他にもっと楽しいことがあれば、そちらを優先したくなりますよね。

・友達と遊ぶ、食事をする
・家族と過ごす時間
・ゲームやテレビ、動画を観る
・趣味を楽しむ
・SNSで交流する

これらの時間てすぐに過ぎてしまう楽しい時間です。

ついつい時間をとられ、勉強に戻ってこられなくなることも。

たまにの息抜きならいいんだけどね

また、楽しいかどうかは別として、他のことに熱中の対象がすり替わってなんてことないですか?

わたしは過去に

・急に部屋の掃除をしだす(なんならインテリアに凝る)
・ダイエットしだす(カフェなどで勉強していて太ってきていました)
・婚活をする(20代後半だったので急に焦りました)
・夏を楽しまないとソンだと思いこみ、夏フェスやお祭りに行こうとする(20代を地味に過ごしてしまっていると急に気になり出しました)

という意味不明な思い込みに囚われ、全然勉強が手に着かなくなってしまった経験があります。

まいさん勉強してよ

ほかのことに楽しさや興味を奪われてしまうのは、一つ目の資格取得の目的が曖昧であることも原因ですが、「そちらの方が始めやすいから」というのも原因の一つです。

勉強を始めるよりも、何となくテレビを観る方が始めやすいし、なんとなくスマホをいじりだすのなんか一日中あります。

人は何かをやり出すと血流が集まり、神経が興奮し、興奮の連鎖反応が起こります。

これは作業興奮というのですが、始めてしまえば、人はどんどんそれに対しやる気が出てくるのです。

いきなり部屋の掃除に熱中し戻ってこれなくなるのもこれですね。普段は掃除なんて適当なのに。(あとの3つは私の思い込みの激しさが原因でしょう)

なので、勉強よりも身近な楽しみが多いひとは要注意。時間泥棒が家じゅうに潜んでいるのです。

やる気・モチベーションを保つ対処法

目的を明確にする

やる気・モチベーションを保つためには、目的を明確にすることがやっぱりかなり大事です。

何のために合格したいのか。合格の瞬間も大事ですが、その後のことまで明確に思い描いてみることが重要です。

たとえば、

「宅建士を取って手当で月給30,000円アップだ!」
「社労士を取って独立する!例えばこんな社労士になりたい!○○先生のような事務所を作りたい!」

と、合格者の方のSNSを見たり、ブログを読んだりして具体的なイメージを掴むことも良いかもしれません。

合格のその後の明確なイメージを持てたら、現実とのギャップが気になり始めます。

「そこに行けないかもしれない」
「このままではイメージ通りにならない!」

という適度な焦りがあると、アドレナリン・ノルアドレナリンの力で頑張ろう!という力が湧いてきます。

そして、実は合格後の楽しいことをイメージするだけで、脳内ではドーパミンが出てやる気が出てきます

初めてテキストを購入した時、なんだかワクワクした気持ちになりませんでしたか?あの昂揚感がドーパミンの力です。

ドーパミンはご褒美を想像しただけで分泌され、やる気がアップします。

なので、「仕事で必要なだけ」「なんとなく取ろうと思っただけ」という目的がない人は、自分でご褒美を設定しましょう。

・合格したら○○を買って良いことにする
・合格したら友人にお祝いしてもらう

など、合格後の楽しいことを想像できるようになれば、それだけでやる気がアップしてくるのです。

休む

勉強に疲れてしまった時は休むことも大切です。

睡眠と適度な運動、リラックスタイムは、怠けの時間ではありません!勉強に必要な時間なので、あえて取り入れるようにしましょう。

特に睡眠不足は脳や体の疲れが取れず、脳内物質の分泌にも影響を及ぼすため、勉強効率がめちゃくちゃ悪くなります…。

せっかく勉強しても成果がほとんど上がらない…というのはかなり悲しいですよね。

夜はもちろん質の良い眠りを6時間〜7時間。昼間も、やる気が出ないときは30分未満の仮眠をとると良いそうです。

また、軽く心拍数を上げる程度の運動も、やる気・モチベーションのアップに繋がります。

・散歩・ウォーキング
・ジョギング
・ストレッチ・ダンス など

身体を動かすことによって、脳内物質のエンドルフィンやセロトニンが正常に分泌されやる気アップ記憶力アップにも繋がります

ただ、休むといっても、スマホを観たり、テレビを見て居たら、それは休んでいることにならないので注意してください。

まい

私もたまにやっちゃうけど、いろんな本に「最悪の休憩方法」と書かれていて、読み度に「ヒェー(知ってますけどー)」となってるよ

頭を休めるためにも、リラックスタイムはスマホなどから離れて過ごすようにしましょう…。

計画の見直しをする

仕事や家事で忙しくて勉強時間が取れない…寝る時間を削るしかない…という方は、計画を見直すことをおすすめします。

大人になると時間は限られていますよね。「何もしない」時間も、実は身体や頭を休める時間として必要です。

休憩があるからこそ、やる気やモチベーションが保てます。

その時間が取れないようなら、例えば受験を先延ばしにする、逆に一つのことだけに古コミットするなど、計画を見直しを考えた方が、結果的に時間の無駄がないことが多いです。

モチベーションの高い仲間を見つける

SNSの中でも良いので、モチベーションの高い人に囲まれるようにしましょう。

周りのモチベーションが低いと「なんで頑張ってるんだろう」「頑張らなくてもいいや」という気分になり、自分もつられてモチベーションが下がってしまいます。

逆に頑張っている人を見ると、「自分も頑張らなきゃ!」と奮起させられますよね。

実は「ライバルを見つける」というのもモチベーションを高める効果的な方法だと言われています。

勉強は自分との闘いなので、自分の行動を自分で律しながらすすめなきゃいけない面もあり、それはかなり大変です。

でも競争相手がいると「その人よりも頑張る、その人の上をいくような勉強をする」という目標設定が簡単にできるようになります。

そのため、ライバル設定はモチベーションキープのためにおすすめされているんですね。

私は、ライバルまではいかなくても、例えばSNSの勉強アカウントでモチベーションの高い人と仲良くなり、

「○○さんと一緒に合格したい」「自分だけ不合格は悲しい、気まずい」と思って行動するのはかなりオススメだなと思います。

SNS上で仲良くなれば、お互いに情報交換もでき、いいことだらけですから。

でも、あくまでも勉強に対するモチベーションの高い人。きっとそういった人は、SNSの利用頻度も適度で、「スマホばかりで勉強が進まない」ということにはならないためです。

習慣化する

モチベーションを高める方法は、「とにかく始めること」です。始めてしまえば作業興奮の関係で、あとは勝手にやる気がアップしていくのです。

でも動き始めが一番パワーがいりますよね

なのでそのパワーの部分を習慣によって補ってしまう作戦です。

私は今現在は、何か勉強を始めるときには、とりあえずS5サイズ(小さめの)方眼罫のノートと、書きやすいペン、スマホがあれば始めることにしています。

テキストや問題集はあればあったでいいですが、その場になくてもとりあえずのノートとペン、スマホがあれば勉強することは可能です。

まい

スマホだけでも勉強になりますが、私は「ペンで書く」という行為が好きなので、好きを取り入れより始めやすくしました。

ノートはまとめる用ではなく、メモ帳がわり。同じキャンパスのノートが家じゅうにあります。(昔はいらなくなった紙の裏などでしたが、たまーに見返したい時もあるのでノートにしました。)

スマホは過去問アプリに、調べものに本当に便利ですよね。結局はいつものテキストや過去問集がほしくなるのですが、最初はこれで十分です。

やる気・モチベーションを維持できれば合格はすぐそこ

やる気・モチベーションを保てれば、資格試験の合格の確率は大きく上がります。

そんなことはわかっているけどやる気が出ない、どうしてもモチベーションが下がってしまう。わかります。

人間誰でも立ち止まる時はあるので、そこでまた一歩踏み出す力が欲しいですよね。

やる気やモチベーションが維持できないのには、必ず理由があるはずです。

自分でその理由を分析して、解決する方法を見つけてみましょう!「気合!根性!」ではどうにもならないこともあるので、必ず何かの方法で。

目標を設定したり、習慣を作り上げたり、運動や睡眠を効果的に行うなど、やり方はいろいろあります。

勉強のエンジンがかからない時期には、自分自身にがっかりしたり、勉強が嫌になってしまうこともあります。それは本当にもったいないので、楽しくのらりくらり乗り切ることが大切なんじゃないかなーと思いました。

特に長く勉強されている方には、モチベーションが上がらない時期というのはきっと訪れるのではないかなと思います。

そんな時はまず休むこと。長く勉強をしていたんだから、必ず戻ってこれます。(こんなに勉強したのにもったいない!と燃えます)

休んで、目的を思い出し、また新しい気持ちで勉強を始めれば、きっと頭もスッキリして楽しく勉強できますよ!

わたしも頑張ります。

みなさんの合格をお祈りしています。一緒に頑張りましょう!

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さわだ まい
資格好きの専業主婦
行政書士・宅建士・FP・保育士・危険物などいろいろな資格を持っています。
2歳と1歳の育児と再就職の傍ら、更なる資格取得にチャレンジします。
この記事でわかること