主婦で宅建、独学で合格できるのかな……1発合格で人生変えたいけど、毎日忙しくて勉強できるか不安……。
宅建の独学合格は主婦でももちろん可能だよ!
主婦だからこその勉強法で、合格を勝ち取ることができます!
宅建試験の勉強をはじめてみようかな?と思っても、
「難しい試験と聞くし大丈夫かな?」
「バタバタの毎日で、どうやって勉強すれば良いのかな?」
と不安が頭をよぎりますよね。
ライバルは強そうだし、勉強からも離れているし……となかなか踏み出せないという人も。
結論からいうと、主婦でももちろん宅建試験に独学一発合格できます!
今回は、主婦かつ資格好きの私が、主婦に特化した勉強法とコツを記事にまとめました。
宅建は私が資格に目覚めた思い入れのある資格です。
熱量が違うので、ぜひチェックして宅建合格への1歩を踏み出してくださいね!
資格好き主婦のまいです。
行政書士、宅建、FP2級、簿記3級、カラーコーディネーター、福祉住環境コーディネーターなど15種類の資格を持つ資格好き。
資格ブロガー&ライターとして宅建についての記事寄稿もしています。
学生時代の偏差値は40台、勉強が得意とは言えない立場から資格取得について発信中。
主婦の合格率は高い!自信を持って勉強をはじめましょう!
最初にみなさんにお伝えしたのは、主婦の宅建試験の合格率は全体の合格率より高いということ。
職業別 | 申込者 | 受験者 | 合格者 | 合格率(%) |
---|---|---|---|---|
不動産業 | 88,738 | 74,336 | 10,656 | 14.3 |
金融業 | 28,501 | 21,702 | 4,762 | 21.9 |
建設業 | 40,980 | 30,648 | 3,712 | 12.1 |
他業種 | 66,836 | 51,791 | 10,632 | 20.5 |
学生 | 30,195 | 24,917 | 4,155 | 16.7 |
主婦 | 8,739 | 7,201 | 1,575 | 21.9 |
その他 | 19,867 | 15,453 | 3,033 | 19.6 |
まずは、みなさん「勉強さえすれば合格できる!」と自信とやる気を持って勉強を始めましょう!
アドバンテージがあるはずの不動産業や建設業の方の合格率は低くなっています。
これは、企業の推奨で試験を受けさせられるけれど、勉強量が足りず不合格になっている層が多いから。
宅建はきちんと勉強することが何より大切です。
しっかりと学習さえすれば、初心者や宅建業と縁のない主婦でも合格することができます!
また、宅建は独学で合格される方も比較的多い資格です。
主婦×独学×一発合格は決して夢ではありません。手を伸ばせば届く、身近な目標なのです!
宅建の標準学習時間は300~400時間……主婦は時間よりも効率を意識
宅建の標準学習時間は300~400時間と言われています。
受験をしてみて、確かにこれくらいの学習時間が取れれば多くの人は安心できるのではないかと感じます。
一方で、300~400時間というと面食らってしまう方もいらっしゃるのでは……
300時間~400時間は、忙しい人々にとっては膨大な時間に思えますよね。
しかし、知識が頭に入るかどうかは時間の問題だけではありません。
勉強は「時間」じゃない!
事実、私は完全初心者から200時間で合格しました。一方で、500、600時間かけても残念ながら不合格になってしまう方もいます。
また、主婦はまとまった勉強時間を取ることが難しい場合があります。
時間よりもとにかく勉強効率を意識しましょう。効率の良い勉強法なら、勉強時間の短縮が可能です。
ただし、200時間未満だと本番当日、精神面で不安がでてきてしまいます!
200時間はクリアしておくのがおすすめ。
まとまった時間が取れなくれも大丈夫
また、勉強のタイミングは小刻みでOK。むしろ小刻みな勉強法は大変効率的です。
5分10分をムダにしない人こそが、試験に合格します。
主婦の方は「何時間勉強した」よりも「どれだけ頭に入っているか」を重要視するよう、意識を変えていくことが大切です。
宅建主婦の独学おすすめ勉強法&コツ5選
主婦が独学で宅建に合格するための、おすすめ勉強法は以下の5つ。
(タップでとべます ) 宅建主婦の独学おすすめ勉強法
おすすめ教材もご紹介していきます!
順番に見ていきます。
宅建のテキストは基本「自分の好み」でOK
簿記やTOEICと並び、日本最大級の受験者数を誇る宅建は、市販テキストも充実しています。
宅建のテキストは市場にライバルが多く、各社趣向をこらした精鋭のテキストばかり。基本的には、どのテキストもかなりレベルが高いです。
受験者が少ない資格の中には、「こんなの全然わからない」「難しく書きすぎ!」という市販テキストもある中で、宅建のテキストはレベルが高く内容が充実しています!
細かく丁寧で情報量が多いテキストから、カラフルで抵抗感の少ないものまで……シリーズごと読者のターゲットやテイストが異なるので、自分の好みで選ぶと良いでしょう!
細かくしっかり学びたい人、とにかくとっつきやすいテキストが良い人とおすすめのテキストが異なるよ
とはいえ、どれが良いか迷っちゃうなァ
1冊だけおすすめするならコレ!「らくらく宅建塾」(宅建学院)
1冊だけ選ぶならなら、宅建の独学を考えた方なら1度は目にする超有名テキスト「らくらく宅建塾」をおすすめします。
私も使って合格しました!
1993年の初版より大人気の超ロングセラーで、初学者でもとてもわかりやすく読みやすいつくりになっています。
1番の特徴は、講義形式の文章で、まるで授業を受けているような感覚でテキストを読み進めることができる点です。
独特の解説は、簡潔ながらとてもわかりやすく頭にスッと入ってきますよ。
2024年からフルカラー。図やイラストも豊富で、完全無欠ともいえるテキストになりました。独学をお考えの方は、ぜひ1度目を通してみてください。
最近も、記事を書く際にゴロ合わせを思い出したくて引っ張りだしてきたテキストです。自信を持っておすすめします!
独学の場合は、過去問題集もセットで購入しましょう。どこのものでも良いですが、基本テキストと同じシリーズのものを使った方が復習の時にテキストに戻りやすく効率的です。
抵抗感がある人はマンガとYoutubeを取り入れる
勉強方法は、テキストをざっと読み→問題を解く→復習をするの繰り返しになります。
しかし、テキストざっと読む時もなかなかイメージがつかみにくかったり、法律用語に抵抗感を感じる人もいるでしょう。
そういった場合は、ぜひマンガやYouTubeを活用してみてください。
【なめちゃいけない】勉強前に全体像がつかめるマンガ本
宅建にはわかりやすくかみ砕いたマンガの教材がいくつもあります。
マンガ教材は、宅建の全体像をつかんだり、専門用語に慣れたりするために最適。
ぜひ中身を見てみて、自分が「おもしろそう!」「これなら読めそう!」というものを読んでみましょう。
マンガを挟むことで、抵抗感がなくなり、テキストが読めるようになることは多々あります!挫折を感じてしまう前に一見の価値ありです。
全体像をつかむためのおすすめは、「これだけ!まんが宅建士」です。ほぼすべてがマンガの中で完結しているので、スイスイ読み進めることができます。
しっかり学んでいくのは基本テキスト・問題集になるので、マンガは「どれだけ抵抗感なく読み進められるか」を重視すると良いでしょう!
1度はのぞいてみてほしい!名物先生がいるYoutubeの解説動画
また、無料で観ることができるYoutubeもおすすめです。さまざまな先生が解説動画を出されているので、覗いてみましょう。
棚田先生、みやざき先生、吉野先生は独学者の中でも有名な先生です。ぜひ自分に合ったチャンネルを見つけてくださいね!
・「棚田行政書士の不動産大学」
・「宅建みやざき塾」
・「宅建吉野塾」
早いうちから問題を解く
独学のコツは、なるべく早いうちから問題演習に取り組むことです。
基本問題演習は早ければ早いほど良いです。
問題を解くことで、
・「重要箇所を意識しながらテキストを読み進められる」
・「記憶は思い出すことで定着するので、テキストを読むだけより記憶に残りやすくなる」
ためです。
ずっとテキストを読み、ノートを作っているより、何倍も効率の良い勉強ができます。
私は実は文房具が大好き。ノートづくりも好きですが、ノートをつくることにハマってしまう非効率になりがちです
ただ1つ心配なのは、早くに問題を解こうとしても当然わからないので勉強が嫌になってしまうことです。
「全然わからない」「宅建て難しい」「やる気がなくなってきた」となってしまったら最悪ですよね。
そこで、私は
テキストのざっと読み → 一問一答を解いてみる
という流れをおすすめしています。
テキストをざっと読みなんとなく雰囲気を掴み、一問一答というすぐに答えられる問題に行くことで、問題を解くストレスが軽減されるからです。
一問一答はできればスマホアプリやウェブサイトなどだと、スラスラ解答でき、より一層抵抗感が少なくなります。
Webで無料で利用できる「宅建試験ドットコム」がおすすめです。
会員登録で過去問が無料で解け、解答も掲載されています!
もちろん基本テキストと共に購入する過去問題集を解いても問題ありません。自分の抵抗感やストレスに合わせてどちらかを選びましょう。
スキマ時間があればすぐにテキストor一問一答
主婦はスキマ時間があれば、すぐに勉強をするのが合格へのカギとなります!
無理にまとまった時間を取ろうとする必要はありません。
スキマ時間も合わせれば、1日1時間2時間となりますし、何よりこまめに学習する「分散学習」はまとめて学習する「集中学習」よりもむしろ記憶に残りやすい学習方法です。
この時、時間ができたらすぐに勉強できるように、テキストを身近に置く(スマホにスクショでも良いです)、アプリやWebサイトをスマホのホーム画面に移動させておくなど、ちょっとした工夫をしておくのがコツ。
「勉強しようかなどうしようかな」と思う間もなく、テキストやスマホ画面を開くクセをつけてしまえば、もう合格はこっちのものです!
ちりつも時間で大きな資格を手にすることができますよ!
焦らないで繰り返していく
やはり、宅建はカンタンな試験ではありません。最初のうちはわからないことだらけです。早いうちから問題を解く効率的な勉強をしている人ほど、「全然正解できない」「間に合わない」と焦ってしまうでしょう。
しかし、コツコツ問題を解き、きちんと復習をしていれば、繰り返していくうちにいつの間にか理解ができています。
ある日グンと実力がついていることを感じるタイミングがやってきます
その日のために焦らず、ただ着実に繰り返し学習することが大切です。単純な問題解答に飽きたら、Youtubeの講座で気分転換をする、マンガに戻ってみるなど、気分転換をしながら勉強をすすめていきましょう!
独学か通信講座かは検討する価値アリ
宅建は独学で合格可能です。
ただ、効率を意識する上で通信講座は検討してみる価値があります。
独学ではどうしてもロスが生じてしまうので、そのロスをなくすことができるためです。
独学で生じるロス | 内容 |
---|---|
教材選びのロス | 自分に合った教材がわからず、時間とお金を浪費することが多いです。 |
勉強方法が定まらないロス | 初心者は、自分の勉強スタイルの確立まで時間がかかります。 スタイルが定まらないために、勉強が嫌になってしまう人も。 |
余計な教材を購入する金銭的ロス | 勉強に不安があり、専門書や問題集を買い足すこともあります。 お金もムダになりますし、結局どれも中途半端になってしまい、勉強全体が非効率になってしまうことも。 |
これらのロスは、初心者の独学者に非常に多いものです。節約のために独学にしたのに、教材を買い足し買い足し、結局高いお金を使ってしまうことも。あちこち手をつけて非効率になり、試験に落ちてしまっては元も子もありません。
一方、通信講座は必要な教材がそろい、適切なカリキュラムが組まれているので、これらのムダなロスが生じることがありません。
ちなみに、通学講座は主婦の方にはおすすめしません。カリキュラムが決まっている通学講座は、通学時間の捻出やスケジュールの調整などの点で主婦には負担が大きいためです。
おすすめ通信講座は【スタディング】
主婦の方におすすめの通信講座は「スタディング」です。理由は以下。
・スマホでどこでも学習できる
・1動画5分という短さ
・AIが忘れた頃に復習問題を出してくれる
・通信講座ながら14,960円~と格安
スマホでどこでも学習できるので、子どもの寝かしつけ中(私はよくおんぶでスマホ学習していました)、習い事の待ち時間、料理の合間などでもさっと学習できます。
講義動画も短くちょうど良い
また、勉強のカリキュラムの提示はもちろん、問題演習もAIが自動で復習すべき問題を出してきてくれます。あらゆる管理が不要で、講座が効率の良い勉強を提示してくれるのが、初心者やいろいろ考える時間も惜しい主婦には大変ありがたいです。
宅建はテキストを揃え、模試を受けることになると独学でもかなりの費用になる中、スタディングは通信講座ながら14,960円~と格安。
今なら無料お試し登録で10%OFFクーポンがもらえるので、ぜひ試してみてくださいね!
30秒で無料お試し利用可能!
おすすめ通信講座は「スタディング」
\無料登録で10%OFFクーポンがもらえる!/
独学がおすすめな人と通信講座がおすすめな人
独学がおすすめな人と通信講座がおすすめな人は分かれています。
個人的には、
「勉強に慣れている人」「教材選びが負担ではない人」「映像での学習が合わない人」→独学
「勉強に慣れていない人」「最短コースで勉強したい人」「合格への自信が持てない人」→通信講座
をおすすめします。
無理やり通信講座を進める気はありません。実際私は、どちらも経験していて、宅建は独学で合格しています。
ただ、自分に合った学習方法で勉強を進めるのが1番だと感じています。
主婦のみなさんは、まず自分がどちらのタイプなのか早めに判断して、勉強方法をチョイスしましょう。
選んだらあとは始めるのみ!
やった分だけ合格は近づいてきますよ。
主婦が宅建をとるメリット
主婦が宅建を取るとさまざまなメリットがあります。
30代、40代から未経験でも不動産や金融業に転職できたり、私生活で不動産の購入の際に必要な知識が身についたり……仕事で直接使用しなくても、わたしのように資格系のライターとしてお金をもらうこともできます。
不動産鑑定士などの上位資格や、行政書士などの法律系の資格取得へとステップアップする人も。
自信もつき、勉強する前とは違う未来が待っているのです。
主婦が宅建を取るメリットについては、こちらの記事にまとめました。ぜひチェックしてください
まとめ
なかなか時間がとりづらい主婦でも、宅建独学一発合格は可能です。
自分に合った勉強方法、教材を見つけてぜひ勉強をはじめてみてくださいね!
今から勉強を始めれば、十分に合格を目指していけます!
宅建を取って良かったことはたくさんあります!みなさんと宅建の素晴らしさを共有できる日を楽しみにしています!