こんにちは。資格好き主婦のまいです。私は現在ライターとして働いていますが、ダブルワークも視野に入れて就活もしています。
さて、なんだかんだ4年間くらい求人を眺め続け、ハローワークにも通い始めた私。
過去の就活や現在の就活から、実際に「役立つ資格」「おすすめ資格」ってあるなと思ったので、本日はそちらをご紹介していきたいと思います。
将来的に就職をしたい専業主婦の方、既に働かれていて転職をお考えの方はぜひチェックしてみてください
まずは、興味のある分野の資格を取るのがイチバン
結局のところ、イチバンは自分が興味のある就職先に必要な資格を取得することです。「この資格があればここに応募できる」「アピールポイントにできる!」という資格を取得しましょう。
また、その資格が仕事を行うために必須の資格(看護の仕事で看護師や准看護師、運搬の仕事でフォークリフトなど)でなければ、資格取得が間に合わなくても良い求人があれば応募してみることも可能です。
「今は持っていないけれど、次の試験を受けるつもりです」ということを書いて応募しても、やる気を買ってもらえる可能性があります。
あくまで資格は、仕事をする上で必要なものであったり、良い求人で採用されるためのアピール方法の1つなので、資格の取得自体が目標にならないようにすることも大事ですね。
その上で「おすすめ資格」を読んでいただけると嬉しいです!
さて、つぎからいよいよおすすめ資格に入っていきたいと思います!
事務系狙いなら簿記を取っておいて損はなし!とりあえず3級でOK
座り仕事で何となく急なお休みにも対応できそうな事務系の仕事は、主婦にもとても人気ですよね。条件の良い事務の求人は争奪戦になりやすいとも。
私も事務仕事が一番長いので、メインでお仕事を探しているものの1つです。さて、この事務系の仕事でとにかくこの資格があると応募できる幅が広がる&アピール材料となるのが「日商簿記」です。日商簿記は主に1~3級までありますが、事務パートならとりあえず3級でOK。
2級まで求めているのは会計事務所の1部です。
どんな会社にも経理の仕事はあるので、まず経理関係ができると仕事の範囲が広がります。
また、一般事務の募集でも、小さい会社や支店などは経理の補助や給与計算など、経理に関わりのある仕事も混じっていることもあります。
知名度も抜群に高く、採用する側もないよりはあった方が心強いため、十分にアピールポイントになると感じています
もちろん、事務は事務でも営業事務がメインなど簿記とは関係のない事務職もありますが、「とにかく事務がやりたい」「応募できる範囲を広げたい」「就職が不安だから何かしら資格を取りたい」という気持ちがある方は、日商簿記3級を取得しておいて損はないと感じます。
事務の必須パソコンは、MOSでもいいけど…
事務系はパソコンの作業が必須なので、一定程度のパソコンスキルを求められます。求人のほとんどに「ブラインドタッチができる程度」「Excel、Wordで集計、文章を作成できる程度」という条件が見られました。
事務で使うパソコンスキルを証明できる資格と言えばMOS(マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト)ですが、基本的にはMOSの取得を必須条件や「あれば尚可」の条件にしている企業はあまりありません(私が目にした中では1カ所もありませんでした)。
とにかく、Excelなどを抵抗なく使えて、今後教える事務仕事が一般的なレベルでできれば良いのです。
これまで仕事なり、家の作業なり(家計簿とか)でパソコンを使ったことがある人は、自分のレベルを履歴書や職務経歴書でアピールできるようにしておくと良いと思います。
わたしも前職の応募時、パソコン系の資格は持っていませんでしたが、ハロワの方の指導のもとこんなことくらいはできるということをアピールしておきました
また、ExcelやWordやPowerPointは仕事で使う場合もありますが、実際には専門ソフトをメインで使って関数やレイアウトの知識までは必要ない場合もあります。わざわざMOSを取得しなくても、パソコンの熟練度だけわかれば良い場合も多いのです。
もし、家で使っているだけでパソコンの使用に不安があるという方は、ExcelやWordの使い方、MOSの教本などで学んでみても良いと思います。これらの教本は書店へ行けばたくさんあります。ぜひ自分がわかりやすいもの、抵抗のないものを選んでみてくださいね。
土日祝出勤に抵抗のない方におすすめは登録販売者
土日などの出勤に抵抗がない方、販売業に抵抗がない方におすすめなのが登録販売者です。登録販売者は、ドラックストアなどで一般用医薬品の販売ができる薬のスペシャリスト、第二類・第三類の販売が可能になるドラックストアにはなくてはならない人材です。
国家資格なのに資格取得が比較的簡単なこと、需要の高いことからおすすめ資格ではあるのですが、実際に勤務するとなると販売業に従事することになるため、どうしても土日出勤になりやすい傾向があるのが主婦には少しネックです。
その代わり土曜日のシフトに入っても大丈夫、販売業に抵抗なし、近くに平日の昼間OKのドラックストアを見つけた!という人にはとてもおすすめ。
試験は年に1回、都道府県ごと日程が異なるので、ぜひ自分の住んでいる地域の試験日をチェックしてみてくださいね。
女性でも就職に強い!手当も期待できる宅地建物取引士
男女問わず就職に強い資格と言えば宅建士です。宅建士は不動産業では必置義務(5人に1人配置しなければならない)があるため、持っていると重宝され就職も有利です。手当も出るため、パートでも一般よりも良いお給料が期待できますよ。
ただ不動産業界も水曜日休みの日曜日出勤など、子どもの小さい主婦には難しい場合があるので注意が必要です。
もちろん、不動産屋さんの事務職で平日のみ出勤という会社もあるので、どのような求人があるのかはチェックです。(良い条件があったら、まだ資格を取得してなくても「挑戦予定」でアピールしても良いと思います!←実際に進められた)
宅建士は興味がある人は持っていて損がない資格なので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
人で不足の救世主!実は働き方いろいろ保育士
保育士も主婦におすすめの資格の1つです。仕事が大変、お給料が安いというイメージがありますが、パートで短時間でしたら比較的働きやすい環境が見つかりやすいです。
どの仕事もそうですが、職場によりけりなところがあるので、良い保育所、幼稚園(補助なら幼稚園教諭はいらない場合も多い)、こども園などが見つかれば、長く楽しく働くことができます。(私は保育の学校を出ていて、正規の友人も多いですが、パートになりたいーっ楽しく働きたいー!と言っている人も多いです)
また、保育所等以外でも、児童館や起業の保育施設などの働き口もあります。仕事に困るということはないので、持っていて損はありません。
試験も年2回あり、合格率は低いですが合格科目を持ち越すことができるので、そこまで難しくありません。主婦の方でも挑戦している人が多い資格です。
国家資格の保育士、興味がある方はぜひ挑戦してみてくださいね。
その他の資格で感じたこと
CADは使えるけど、やっぱり経験者縛りが多い
よくおすすめされているCADですが、もちろん仕事はありますが、経験者の募集が圧倒的に多いと感じました。スクール等で学んだことをうまくアピールできれば良いですが、経験者がいた場合にそちらを採用する可能性は高いと感じます。
心理カウンセラー資格の使い道は難しい
心理カウンセラーの資格が人気なようです。しかし、学校や企業等の心理職として働きたい場合は、やはり「臨床心理士」「公認心理師」資格がなければ難しいでしょう。
実は夫が心理職なのですが、求人自体が少なく狭き門です。
意外と持っている人も多い「臨床心理士」資格。ここまで持っていれば、スクールカウンセラーなどは働きやすく、時給も高い傾向があるようです。