「色の資格を取りたいけど、色彩検定とカラーコーディネーター検定って何が違うの?どっちがいいの?」——名前も雰囲気も似ていて、正直どっちがどっちか分からないですよね。
こんにちは、まいです。私はこれまで20個以上の資格を取ってきましたが、その中には色彩検定2級とカラーコーディネーター検定(アドバンスクラス)の両方が含まれています。(どちらも高得点で合格しています!!!自慢!!!)
両方受けた人って意外と少ないので、この記事では「実際に両方勉強して感じた違い」を、主催団体・試験概要・費用・難易度・独学のしやすさ・目的別の選び方まで、忖度なしで徹底比較していきます。
ブログ案内犬しろちゃん同じ「色」の資格だし、なんか雰囲気が似ていて、正直どっちがどっちか分からないんだけど。



でも中身はけっこう性格が違うの。結論から先に見ていくね。
【結論】迷ったら色彩検定から。目的別の早見表
先に結論です。どちらを選んでも「色の基礎」はしっかり身につくので後悔はしません。そのうえで、初めての1つなら教材が豊富で挫折しにくい色彩検定がおすすめです。目的別だと次のようになります。
| あなたの目的・状況 | おすすめ |
|---|---|
| ファッション・美容・デザインに活かしたい | 色彩検定 |
| 初めての色の資格。まず1つ取りたい | 色彩検定(教材が豊富で挫折しにくい) |
| 商品企画・販促・製品づくりなどビジネスで色を使いたい | カラーコーディネーター検定 |
| 自宅のPCでサクッと受験したい | カラーコーディネーター検定(IBT/CBT) |
| 色の知識を仕事に体系的に活かしたい | 両方もアリ(土台が重なるので2つ目は取りやすい) |
記事の後半に、いちばん近い目的をタップするだけで診断できる「目的別かんたん診断」も用意しています。まずは違いをしっかり押さえていきましょう。
まず基本:主催団体が違う、別々の検定です


| 色彩検定 | カラーコーディネーター検定 | |
|---|---|---|
| 主催 | 色彩検定協会(文部科学省後援) | 東京商工会議所 |
| 開始 | 1990年〜(色の資格で最も歴史が長い) | 1995年〜(2020年にリニューアル) |
| 方向性 | ファッション・デザイン寄り。配色の「感覚+理論」 | ビジネス・工業寄り。色の「実務活用」 |
| 教材環境 | 市販テキスト・問題集・アプリが複数 | 公式テキスト中心で、市販の対策本が少ない |
どちらも「色の理論を学ぶ」という土台は共通ですが、色彩検定はデザイン・ファッション方面、カラーコーディネーター検定はビジネス・製品づくり方面に軸足があります。もともと色彩検定は「ファッションコーディネート色彩能力検定」という名前だった名残で服飾に強く、カラーコーディネーター検定は製品色彩やインテリアなど「ものづくり」寄りの事例が多いのが特徴です。



色彩検定は「充実」と言っていいかは微妙だけど、市販テキストはわかりやすいよ!
色彩検定とは?(級・試験概要・費用)
色彩検定は3級・2級・1級に加え、色のユニバーサルデザインを学ぶUC級があります。受験資格はなく、誰でも好きな級から受験できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主催 | 色彩検定協会(文部科学省後援) |
| 級 | 3級・2級・1級・UC級 |
| 受験資格 | なし(誰でも受験可) |
| 実施時期 | 3級・2級・UC級=6月/11月、1級=1次11月・2次12月 |
| 検定料 | 3級7,000円/2級10,000円/1級15,000円/UC級6,000円 |
| 試験方式 | マークシート中心(1級2次は記述・一部実技) |
| 試験時間 | 3級60分/2級70分/1級各80分/UC級60分 |
| 合格基準 | 得点率70%前後 |
| 年間受験者(目安) | 約4万人 |



UC級だけ聞き慣れないなあ。



UCは「色のユニバーサルデザイン」。色覚の多様性に配慮した色使いを学ぶ級だよ。福祉・教育・デザインの現場で注目されてるの。
色彩検定そのものの難易度や合格率をもっと詳しく知りたい方は、色彩検定とはどんな試験?難易度・合格率まとめもあわせてどうぞ。
カラーコーディネーター検定とは?(クラス・試験概要・費用)
カラーコーディネーター検定は2020年にリニューアルし、旧「1〜3級」から現在のスタンダードクラス・アドバンスクラスの2段階になりました。大きな特徴はネット試験化で、IBT(自宅・職場のPC)やCBT(全国の会場PC)で受験でき、その場で合否が分かります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 主催 | 東京商工会議所 |
| クラス | スタンダードクラス・アドバンスクラス(2020年〜) |
| 受験資格 | なし |
| 実施時期 | 7月シーズン/10月シーズン(各クラス年1回) |
| 検定料 | スタンダード5,500円/アドバンス7,700円(税込、CBTは別途手数料2,200円) |
| 試験方式 | IBT(自宅・職場)またはCBT(会場)、多肢選択(四肢択一) |
| 問題数・時間 | 100問(20問×5題)・90分 |
| 合格基準 | 70%以上 |
| 年間受験者(目安) | 約1万人 |
「いきなりアドバンスクラスから受けても大丈夫?」という方はいきなりアドバンスクラスってどう?迷ったらスタンダードがおすすめ、ネット試験の受け方が気になる方はIBTで自宅受験した感想を参考にしてください。
両方勉強して感じた、一番大きな違いは「独学のしやすさ」


ここが、両方受けた私が実体験として一番伝えたいポイントです。
色彩検定は独学インフラが整っていて勉強しやすい
色彩検定は受験者数が多く、市販のテキスト・問題集・アプリが充実しています。私が92点まで仕上げられたのも、過去問ベースの演習を市販教材だけで十分に回せたからです。具体的な進め方は色彩検定2級に独学で高得点1発合格した勉強法にまとめています。
カラーコーディネーター検定は公式テキストが正直分かりづらい
一方のカラーコーディネーター検定は、公式テキストが正直かなり分かりづらいです…。同じことを説明していても色彩検定より小難しく感じ、市販の対策本も色彩検定ほど充実していないので、教材選びには本当に苦労しました。独学で合格はできましたが(実際どう乗り切ったかはアドバンスクラスに一発合格した勉強法・体験談に書いています)、勉強のしやすさは色彩検定に軍配が上がります。



じゃあ色彩検定一択じゃないの?



目的によるかな。「どう使いたいか」で選ぶのが正解だよ。
難易度はどっちが高い?
合格基準はどちらも「得点率70%前後」で、試験自体はコツコツ1〜2か月勉強すれば十分合格を狙えるレベルです。そのうえで体感の難しさを比べると——
- 色彩検定…試験範囲が簡潔で、市販でも公式でも教材がわかりやすい。「絶対に落ちたくない」「気楽に楽しく勉強したい」なら色彩検定。
- カラーコーディネーター検定…難易度そのものは高すぎないものの、範囲が広めで公式テキストがうんちく寄り。理解に時間がかかりやすい。
つまり「試験のハードルの低さ・わかりやすさ」で選ぶなら色彩検定、という結論になります。
知名度・評価はどう違う?(受験者数)
どちらも「色の2大メジャー検定」で知名度は同程度ですが、受験者数には差があります。
| 検定(主催) | 年間受験者(各級合計の目安) |
|---|---|
| 色彩検定(色彩検定協会) | 約4万人 |
| カラーコーディネーター検定(東京商工会議所) | 約1万人 |
色彩検定の方がはるかに多いのは、ファッション系の学生などが団体受験するため母数が大きいからです。なお色彩検定は「文部科学省後援」と書かれますが、これは申請すればつく性質のもので、そこまで大きな意味はありません。就職・転職で活かすなら、志望する業界でどちらの合格者が多いかで選ぶのが実質的です(アパレル・小売なら色彩検定、メーカー・印刷・商工会議所系の評価が高いならカラーコーディネーター)。
目的別・あなたにおすすめ診断
ここまでの違いをふまえて、いちばん近い目的をタップしてみてください。あなたに合う検定が分かります。
🎨 10秒でわかる!目的別かんたん診断
いちばん近いものを1つタップしてね(何度でも選び直せます)
あなたにおすすめなのは…
| あなたの目的 | おすすめ |
|---|---|
| ファッション・美容・デザインに活かしたい | 色彩検定 |
| 初めての色の資格。まず1つ取りたい | 色彩検定(教材が豊富で挫折しにくい) |
| 商品企画・販促・ビジネスで色を使いたい | カラーコーディネーター検定 |
| 色の知識を仕事に体系的に活かしたい | 両方もアリ(内容の重なりがあるので2つ目は取りやすい) |
実は両方勉強すると分かるのですが、色相環や配色理論など土台になる知識はかなり重なっています。なので1つ取ったあとにもう1つを追加するのは、ゼロから始めるよりずっとラクです。「体系的に色を学びたい」なら両方取得も十分アリですよ。
勉強方法:色彩検定は独学でOK、カラコは教材選びに注意


色彩検定を受けるなら
市販テキスト+問題集+アプリの独学で十分戦えます。配色カードを使って手を動かしながら覚えると、慣用色名や配色パターンの定着が段違いに早いです。基本は「テキスト読み→問題集を繰り返す」でOK。



私が使用したテキストはこちら!


他の候補も比較したい方は、色彩検定2級のおすすめテキスト・教材7選で詳しく紹介しています。
カラーコーディネーター検定を受けるなら
独学も可能ですが、公式テキストの分かりづらさで消耗したくない人、「合格だけじゃなく色の知識を仕事や生活にちゃんと活かしたい」人には、体系的なカリキュラムのあるキャリカレのような講座も選択肢です。キャリカレは色彩検定・カラーコーディネーターの2大検定をまとめて対策できるのが強みで、教材の分かりやすさはこの分野では特に価値があります。
講座の中身や口コミはキャリカレのカラーコーディネーター講座の評判・口コミで、他社との比較はカラーコーディネーターのおすすめ通信講座を比較で確認できます。
【参考】色の資格は他にもある(目的特化型)
色の資格は2大検定以外にもあり、いずれも民間資格です。「似合う色」や特定分野に特化したものが多いので、目的がはっきりしている人はこちらも候補になります。
| 検定 | 主催 | 特徴 |
|---|---|---|
| ADEC色彩士検定 | 全国美術デザイン教育振興会 | デザイン寄り。1級は難易度高め(合格率10〜30%) |
| パーソナルカラリスト検定 | 日本カラリスト協会 | 似合う色(パーソナルカラー)特化。1級は2級合格が必要 |
| 色彩技能パーソナルカラー検定 | 日本パーソナルカラー協会 | パーソナルカラー+色彩効果。モジュール制 |
「似合う色」を軸に選びたい方は、パーソナルカラーの資格ってどれがいい?種類・違い・仕事への活かし方で詳しく比較しています。「まずは気軽に色の基礎から」という方は、まずは色彩検定3級がおすすめもどうぞ。
まとめ
色彩検定とカラーコーディネーター検定は、名前は似ていても「ファッション寄りか、ビジネス寄りか」「独学しやすいか、教材で苦労するか」「会場受験か、自宅IBTか」が大きく違います。とはいえどちらも基礎から総合的に色を学べる良質な検定で、コツコツ1〜2か月で合格を狙えます。
迷ったら、教材が充実していて挫折しにくい色彩検定から始めるのが私のおすすめです。土台が重なっているので、あとからもう片方を足すのも簡単ですよ。どうか自分に合った資格を見つけて、仕事や私生活に活かしていってくださいね。



楽しんで勉強するのが一番!応援しています。













