「ビジネス実務法務検定ってどんな試験なの?」
「何か資格試験に挑戦したい。ちょうどいい難易度の試験はないかな?」
「ビジ法受けるなら3級?2級どっち?」
そんな疑問にお答えします。
まいこんにちは!まいです
わたしは宅建試験を受験した年にビジネス実務法務検定の2級を受験して合格しました。
先に結論をまとめるとこんな感じです。
・ビジ法はビジネスに必要な法律知識を「広く浅く」学べる東京商工会議所の検定
・受験するなら難易度がちょうどいい2級がおすすめ(いきなり2級OK・併願も可)
・勉強時間の目安は初学者80時間、法律系の学習経験者なら50〜60時間
・独学で合格可能。現在はIBT(自宅受験)/CBT方式で受けやすさも◎
ビジ法の2級は、特に
「法律系の資格が何か欲しい」
「会社で資格手当のつく資格で取りやすいもの何かないかな」
「宅建受けたし、この調子でいろいろ資格に挑戦してみたい」
という人におすすめの試験です。
今回はそんなビジネス実務法務検定について、
・ビジネス実務法務検定ってどんな試験?
・難易度や勉強時間はどれくらい?
・勉強法やテキストはどうすればいいの?
ということを、2026年の最新情報で説明していきますね!「ビジ法」に興味のある方はぜひチェックしてみてください!



それでは行ってみよー☆
ビジネス実務法務検定ってどんな試験なの?


まずはビジネス実務法務検定がどんな検定試験なのかご紹介します!
ビジネス実務法務検定とは
ビジネス実務法務検定とは、その名の通りビジネスで必要な法律の基礎知識が問われる検定試験です。
主催は東京商工会議所で、「コンプライアンスや法令順守能力の基礎となる、法律的な知識を持った人材」を育てるために作られました。
ビジネス「法務」と聞くと、主に企業の法務部門で必要な知識なのかな?と思いませんか?実は株主総会についてや、民法、個人情報保護法など、ビジネス全般に関わる幅広い法律知識が出題範囲となります。



出題範囲は広いけど、「広く浅く」という感じで、契約についてや労働契約についてなど、社会人として働く上で必要なさまざまな知識が得られるよ!



ビジネスパーソンにとって必要な知識を、体系的に学ぶことができるんだね!
ビジネス実務法務検定の試験概要【2026年最新】
ビジネス実務法務検定は、現在IBT方式(自宅や職場のパソコンで受験)とCBT方式(テストセンターで受験)のネット試験で実施されています。以前のような会場でのマークシート試験ではなくなっているので注意してくださいね。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受験資格 | 3級・2級:なし(いきなり2級もOK、2・3級の併願も可能) 1級:2級合格者 |
| 受験方式 | 3級・2級:IBT方式またはCBT方式 1級:CBT統一試験(年1回・12月) |
| 受験料(税込) | 3級:IBT 5,500円/CBT 7,700円 2級:IBT 7,700円/CBT 9,900円 1級:12,100円 ※CBTは利用料2,200円が上乗せされた金額です |
| 試験期間 (2026年度) | 第60回:2026年10月22日(木)〜11月9日(月) 申込期間:9月16日(水)10:00〜9月29日(火)18:00 1級:2026年12月6日(日)[申込11月4日〜11月11日] ※第59回(6〜7月)は終了しました |
| 申込方法 | 受験サイト(Excert)からインターネット申込のみ |
| 試験形式 | 3級・2級:多肢選択式 100点満点中70点以上で合格 合否は即日わかります |
| 試験時間 | 90分 |



自宅で受けられて、しかも合否が即日でわかるんだ!便利になったね



私が受験した当時は会場でのマークシート試験でしたが、今は同じ東商のカラーコーディネーター検定をIBTで受験した経験があります。ネット試験は事前にやり方を知っておくと安心ですよ


※IBTのシステムは東商検定共通なので、上の記事のイメージがそのまま参考になります。
受験者数・合格率
【3級】合格率 約70〜80%台
【2級】合格率 約40%前後
【1級】合格率 約10%前後
合格率は試験ごとに変動がありますが、近年はおおむね3級で70〜80%台、2級で40%前後を推移しています。



1級は受験生も合格率も少ないね!



1級は難関試験になるよ。
3級〜1級まで難易度の幅があるね
試験内容
【3級】【2級】多肢選択式 100点満点中70点以上で合格
出題範囲は2級の場合、
①企業取引の法務
②債権の管理と回収
③企業財産の管理・活用と法務
④企業活動に関する法規制
⑤株式会社の組織と運営
⑥企業と従業員の関係
⑦紛争の解決方法
⑧国際法務(渉外法務)
などです。
1級は記述式で、共通問題と選択問題があります。3級、1級の試験内容については省略させていただきます。
1級は難しすぎる!
1級は難易度がケタ違いに上がります。1級は企業の法務部門の管理職の方など、専門性の高い方が受ける試験です。
一般の社会人は2級を取得することで、ビジネスに必要な法務知識を身に着けているという証明になるので、2級の取得で十分です。
2級取得は就職に有利?
ビジネス実務法務検定は、検定であってこの資格を持ってないとできない業務(独占業務)はありません。あくまで、必要程度の法務知識を持っているという指標です。
企業の求人などで必須資格になることはないので、その意味では抜群に有利ということはないです。
でも、学生や社会人歴の浅い人にとっては「企業法務や会社組織についての基礎的な知識がある」というアピールポイントにわかりやすい資格。コンプライアンスへの意識が年々厳しくなっている今、どんな職種でも「法律の基礎がわかる人」の価値は上がっています。
次へのステップアップにもつながる資格なので、とっておいて損はないですよ。その場合もやはり、難易度がちょうど良い2級がおすすめです。
とはいえ「ビジ法って取っても意味ないの?」という声が気になる方もいますよね。実際の口コミ・評判はこちらの記事に集めました。
資格を取ることのメリット全般については、こちらの記事で詳しくまとめています。


資格手当がつくことも
ちなみに、私の前々職の会社では、賞与時に3級2,000円、2級3,000円加算されていました。
ビジネス実務法務検定は、資格手当が必ずつくというものではありませんが、会社によっては毎月資格手当てがつく場合もあります。
その場合は難易度的にとってもおすすめなので、ぜひお勤めの会社で確認してみてくださいね。
おすすめしたい人はこんな人
私がビジネス実務法務検定をおすすめしたい人はこんな人です
・社会人になりたてor学生の方
・主婦の再就職に向けて
・宅建取得後、次に何を取得しようか悩んでいる
それぞれ理由を説明します。
社会人になりたてor学生の方
既に紹介しましたが、社会人経験の浅い方、学生さんは、今後企業に勤めていく上で必要な知識を得ることができます。
企業勤めを希望している人にとっては、どれも知っていたい知識ばかりなので、教養としてもおすすめです。また検定の合格はその必要な知識を持っているという証明にもなるので、就職にも有利な面があります。
また社会人歴が長い人も、私のようにぼやぼやしている人は勉強しておいた方が良いかもしれません。わたしはビジネス実務法務検定の勉強で初めて知ったことが多々ありました。
主婦の再就職に向けて
ビジ法は主婦の再就職に向けてもおすすめです。特に事務系の職種に就きたい方、事務の求人は倍率が高く、少しの差で合否が決まることがあります。できればいろいろなスキルをアピールできた方が採用に繋がるため、ビジ法も取得して損はないと思います。
私の前々職の会社ではビジ法は資格手当がつく資格の一つでした。手当がつくということはそれだけ評価に繋がるということです。
会社組織についてや、もちろん法務について基礎的な知識があるということをアピールできるので、他の資格等と合わせて総合的な力があると判断してもらうのに有効だと思います。しかも今はIBT方式で自宅受験できるので、小さなお子さんがいる方でも受験しやすくなりました。
なお、再就職向け資格の定番「簿記」と迷っている方は、こちらの比較記事もどうぞ。
宅建取得後、次に何を取得しようか悩んでいる方
宅建試験をとりあえずで受けてみた方の中には、次へステップアップされる方もいると思います。ビジネス実務法務検定は、そんな方にもおすすめです。
宅建試験の後に受験される試験で多いものは、
・マンション管理士
・管理業務主任者
などの不動産関係の資格試験。もしくは
・行政書士
・司法書士
・不動産鑑定士
などの法律系士業の資格試験です。
どちらの場合も最初から宅建とのダブル受験を狙っている方以外は、翌年以降約1年以上あいての受験になります。
翌年の学習を本格的に始めるまでの期間、せっかく宅建で法律系の勉強のやり方のコツを掴んだのだから、他の試験にも挑戦してみるのはいかがでしょうか。
ビジネス実務法務検定は、難易度的にもそれほど高くなく絶妙なラインです。宅建は10月中旬、ビジ法第2シーズンの試験期間は10月下旬〜11月上旬なので、宅建の直後にそのまま流れで受験できる日程感なのもポイントです。



宅建ほど必死に頑張らなくても大丈夫です
私自身、宅建試験の後にギリギリで受験申し込みをしました。宅建の自己採点で「たぶん行けただろう」と思ったので、この流れで他の試験にも挑戦してみたくなったからです。


宅建受験後、まだ何か勉強してみたいなという人の「とりあえず」の試験としてもおすすめの検定試験です。
2級と3級どちらを受けるべき?勉強法は?独学でも大丈夫?


ここからはビジネス実務法務検定の勉強法についてみていきましょう!
2級と3級どちらを受けるべき?
ビジネス実務法務検定は2級からの受験がおすすめです。
3級は合格率も70%を超える試験で、ちょっと勉強すれば合格できる一方、履歴書でのアピール力は2級の方が上。受験料ももったいないので、勉強期間をとった上で2級にチャレンジするのが効率的です。どうしても不安な方は、2級・3級の併願受験も可能です。
ただし、近年の2級は難化傾向という声もあり、法律の学習経験がない方がいきなり2級を狙う場合には注意点もあります。「いきなり2級」の判断基準はこちらの記事で詳しく解説しています。
3級からじっくり積み上げたい方はこちらをどうぞ。
勉強時間はどのくらい?
勉強時間は2級で80時間程度だと言われています。
宅建など他に法律系の資格を受験したり、知識のある人は30時間〜50時間程度でも合格できると思います。
私も宅建試験が終わってすぐに受験したため、法律系の出題に慣れており、50時間ほどで受験しました。何の問題もなく勉強でき、点数も良かったと記憶しています。
初学者→80時間
経験者→50〜60時間
が目安です。
より詳しい難易度分析や受験者層については、こちらの専用記事でまとめています。
勉強方法は?
勉強は独学でOK。テキストと過去問(公式問題集)を繰り返すことで合格圏内に入ることができます!
特に、ビジネス実務法務検定のほかに法律系の試験を受けたり、知識がある人は独学で十分です。
具体的な勉強の進め方やスケジュールは、こちらの専用記事で詳しく解説しています。
まったくの初心者の方も大丈夫。でも、不安が大きかったり、テキストを眺めてみて「独学できるかな?」と思った方には、通信講座もおすすめです。オンライン完結型のスタディングなら、問題演習もすべてオンラインなので、IBT/CBT試験の練習にもそのままなります。
\スマホ完結・ネット試験対策にも最適/


おすすめテキストは?
テキストは、試験主催の東京商工会議所が出している「公式テキスト」と、市販テキストの2択です。問題は公式テキストをベースに出題されるため、満点や高得点を狙う人は公式テキストがおすすめ。ただしお値段が高め・分厚くてとっつきにくいのが難点です。
一方、必要最小限の勉強で合格点を狙うなら市販テキストで十分。実は私も市販テキストで合格しました。公式テキストより文章がわかりやすく、書店で中身を確認して選べたのが決め手です。



勉強のスタイルや試験勉強にかけられる時間なども人によって違うから、自分に合った方を選ぶのがいいかも!
具体的なおすすめ教材は、高得点合格者による比較ランキング記事で詳しく紹介しています。※法律系検定のテキストは法改正にあわせて毎年改訂されるので、必ず最新年度版を選んでくださいね。
FAQ:ビジネス実務法務検定でよくある質問
Q1. いきなり2級を受けても大丈夫?
A. 大丈夫です。2級に3級合格の受験資格はなく、いきなり2級の受験も、2・3級の併願も可能です。法律系の学習経験がある方は2級から、まったくの初学者で不安な方は併願がおすすめです。ただし近年は2級の難化傾向も指摘されているので、初学者の方は本文で紹介した「いきなり2級が厳しい理由」の記事もあわせてご覧ください。
Q2. IBTとCBT、どちらで受けるべき?
A. 自宅に静かな受験環境(Webカメラ付きPC)を用意できるならIBTが受験料も安くおすすめです。自宅の環境に不安がある方は、テストセンターで受けるCBT(+2,200円)を選びましょう。
Q3. ビジ法2級は履歴書に書けますか?
A. 書けます。「ビジネス実務法務検定試験®2級 合格」と記載します。特に事務・営業・管理部門への就職・転職では、法務とコンプライアンスの基礎知識の証明としてアピールできます。
Q4. 宅建とビジ法、どちらを先に取るべき?
A. 資格として汎用性・知名度が高いのは宅建なので、迷ったら宅建からがおすすめ。宅建で民法の基礎ができていればビジ法2級は50時間程度で狙えるので、宅建→ビジ法の順が効率的です。
ビジネス実務法務検定はおすすめの検定試験
ビジネス実務法務検定は、IBT/CBT方式で自宅からでも気軽に受けられる試験です。
この検定の魅力は「ビジネスパーソンとしての法律上の基礎知識を網羅的に身につけることができるところ」です。
特に私のように、ぼけっと社会人になってしまったような方、または学生の方にとっては、必要な教養だと思います。
知名度はそこまで高くありませんが、検定の名称からどんな知識があるのかだいたい予想がつく点も、周りへのアピールになります(なんじゃそりゃ)
そして実際に私のように一般企業でも資格手当がつく場合もあるため、一度はチェックしてみるのがおすすめです。勉強時間も比較的短めで、高コスパの検定の一つですよ。
特に宅建士を受験した方は、「何か他にも資格が欲しいな」「勉強癖があるうちに試験を受けたいな」という場合にちょうど良い難易度です。次回の第60回は申込が9月16日〜9月29日、試験期間は10月22日〜11月9日。今から勉強を始めればちょうど間に合いますよ。
少しでも興味があるなと思った方は、ぜひ受験を考えてみてはいかがでしょうか。応援しています!













