
カラーコーディネーターって難しい?合格率ってどれくらいなの?



カラーコーディネーターはそこまで難しい試験じゃないよ。合格率・勉強時間の目安についても解説していくね
カラーコーディネーター検定試験は、「スタンダードクラス」その上の「アドバンスクラス」がありますが、いずれも難しい試験ではありません。
具体的にどのくらいの難易度なのか、どれくらい勉強をすれば合格できるのか気になるところでしょう。
そこで今回は、カラーコーディネーター検定試験の難易度について、合格率や受験生の勉強時間などから解説していきます。
この記事を読めば、カラーコーディネーター検定試験の全体像がつかめ、合格への道筋が見えてくるはずですよ。
ぜひチェックして、カラーコーディネーターへの第一歩を踏み出してください。



資格好き主婦のまい(@maisawaco)です。
行政書士、宅建、FP2級、簿記3級、カラーコーディネーター2級・アドバンスクラス、色彩検定2級、福祉住環境コーディネーターなど15種類の資格を持つ資格好き。
資格ブロガー&ライター歴4年。現在はWeb制作会社のサポートデスク兼業。資格試験のノウハウを発信しています。
カラーコーディネーター検定試験の合格率
資格試験の難易度を知る上で、一つの基準となる合格率。
カラーコーディネーター検定試験の合格率をみていきましょう。
スタンダードクラスの合格率は70~80%
スタンダードクラスの合格率は70%~80%です。
試験回 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2023年第2シーズン【第55回】 | 2,421人 | 1,785人 | 73.7% |
2023年第1シーズン【第54回】 | 2,832人 | 2,118人 | 74.8% |
2022年第2シーズン【第53回】 | 2,028人 | 2,295人 | 81.2% |
2022年第1シーズン【第52回】 | 3,089人 | 2,448人 | 79.2% |
2021年第2シーズン【第51回】 | 2,547人 | 2,112人 | 82.9% |
2021年第1シーズン【第50回】 | 2,181人 | 1,832人 | 84.0% |
2020年第2シーズン【第49回】 | 4,210人 | 3,044人 | 72.3% |
10人受験すれば、7、8人が合格する試験。無勉強では心配ですが、ある程度の勉強をすればほとんどの人が合格できることがわかります。
アドバンスクラスの合格率は50%~60%
アドバンスクラスの合格率は、50%~60%程度です。
試験回 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2023年第2シーズン【第55回】 | 1,230人 | 582人 | 47.3% |
2023年第1シーズン【第54回】 | 1,061人 | 537人 | 50.6% |
2022年第2シーズン【第53回】 | 1,085人 | 638人 | 58.8% |
2022年第1シーズン【第52回】 | 975人 | 613人 | 62.9% |
2021年第2シーズン【第51回】 | 764人 | 471人 | 61.6% |
2021年第1シーズン【第50回】 | 494人 | 324人 | 65.6% |
2020年第2シーズン【第49回】 | 1,115人 | 561人 | 50.3% |
カラーコーディネーター検定試験のアドバンスクラスは、受験者の約半数の人が合格できる試験です。
半数は落ちてしまうと考えると少しひるんでしまうこともあるでしょう。しかし、資格試験の受験者の中には、十分な対策をしないまま受験する人もいます。
対策は必須ですが、しっかりと勉強をした多くの人は合格を勝ち取ることができるでしょう。
カラーコーディネーター検定と色彩検定はどちらが難しい?


同じ色の資格であるカラーコーディネーター検定試験と色彩検定試験では、どちらの方が難しいのでしょうか。
カラーコーディネーター検定試験と色彩検定試験について解説していきます。
「カラーコーディネーター検定」と「色彩検定」
色にまつわる検定は沢山ある中で、カラーコーディネーター検定と色彩検定は2大検定と言われています。
どちらも民間資格で、知名度の高い資格。色の性質や特性、知識を得ることができる試験ですが、カラーコーディネーターはどちらかというとデザイン・製品・工業系、色彩検定の方はどちらかというとファッション系、色の基本知識をつけたい方向けという特徴があります。



そのほかにも色に関する検定は10以上あります。それぞれに専門性があり、例えば「自分のパーソナルカラーを知りたい、人のパーソナルカラーを見てあげたい」という方は、「パーソナルカラリスト検定」がおすすめです



そのほかのカラー系の資格について知りたいという方はこちらの記事もチェックしてみてください


どちらが難しいの?
カラーコーディネーターと色彩検定は、2021年の合格率で見ると
【難しい】
↑色彩検定1級
カラーコーディネーターアドバンスクラス
色彩検定2級
色彩検定3級
カラーコーディネータースタンダードクラス
↓色彩検定UC級
【易しい】
となっています。



カラーコーディネーター試験がネット化の過渡期で合格率が安定しないため、今後前後する場合もあるかもしれませんが、現状はこんな感じです。
私も今回色彩検定2級とカラーコーディネーターのアドバンスクラスを受験しましたが、やはり色彩検定2級の方が易しい試験だと感じました。また色彩検定1級も受験して難易度を体感したいと思います。


カラーコーディネーターの勉強時間
カラーコーディネーターの勉強時間はどれくらいなのでしょうか。公式でのデータから見ていきます。
短期間で取得できている人も多い
カラーコーディネーター試験の合格者の中には、比較的短期間、短時間で合格している人もいます。



公式サイトに掲載のアンケート情報を見てみましょう。
合格者の勉強期間 | スタンダードクラス | アドバンスクラス |
1ヶ月未満 | 32.9% | 30.8% |
1〜2ヶ月 | 36.8% | 29.8% |
2〜3ヶ月 | 16.9% | 20.2% |
3〜4ヶ月 | 7.2% | 8.7% |
4~5ヶ月 | 2.9% | 4.8% |
5ヶ月以上 | 3.3% | 5.8% |
合格者の勉強期間は、スタンダードクラス、アドバンスクラス共に8割以上の人が3ヶ月未満という結果です。1ヶ月未満という短期間で合格した人も3割以上います。
合格者の勉強時間(1日あたり) | スタンダードクラス | アドバンスクラス |
30分未満 | 17.3% | 12.5% |
30分〜1時間 | 41.0% | 35.6% |
1〜2時間 | 30.0% | 38.5% |
2〜3時間 | 9.8% | 7.7% |
3時間以上 | 2.0% | 5.8% |
合格者の1日当たりの勉強時間は、約9割が2時間未満です。
勉強期間×勉強時間の相関データはないので、短い期間で何時間も集中して勉強した人もいれば、長い時間をかけてコツコツと勉強した方、あるいは短期間で少ない勉強量で合格した方もいるかもしれません。しかし、いずれにしても合格者の平均的な勉強期間は1〜2ヶ月程度であり、1日当たりの勉強時間も1時間程度ということが分かります。
1.5ヶ月(50日程度)×1時間=50時間程度で受かる可能性も十分にあり、決して「難しい」試験ではなく、「難しくない」「易しい」と言える試験なのではないでしょうか。



なんだかきちんとコツコツ勉強すれば受かりそう!



身構える必要はないよ。合格者平均よりも多めの時間を確保できれば、さらに余裕をもって試験勉強にも挑むことができそうですね
合格ラインは100点満点中70点



ポイントはカラーコーディネーター試験は7割の得点率が必要ってこと
カラーコーディネーターの合格点は100点満点中70点です。
合格率や合格者データを見ると、そう難しい試験ではなく、「簡単そう」というイメージも抱けますが、正答率が7割必要ということは少し頭にいれておきたいポイントです。
7割の得点率は、内容をしっかりと理解していないと取ることができません。出題内容はそう難しくはありませんが、しっかりと勉強をする必要があります。
カラーコーディネーター検定試験のおすすめ勉強法
おすすめ勉強法はズバリ練習問題中心の勉強法です。
目次・テキストざっと目を通す→練習問題→解答→テキストに戻っておさらい
を繰り返しましょう。


テキストは公式か市販か
カラーコーディネーター試験は、試験実施団体の東京商工会議所から「公式テキスト」が発行されています。
テキストは公式テキストでも市販テキストでもどちらでも合格できます。メリット・デメリットを比較して選びましょう。
- 「公式」なのでそのテキストから問題が出題される
- 細かく掲載されているので、資料集的に使用できる
- 知識がしっかりと身につく
- 説明が細かくてわかりづらい
- 勉強しなければならない範囲が広くて非効率
- 値段が高い
- 合格に必要十分な内容でわかりやすい
- 練習問題がついている
- 値段が安め
- 合格のためのテキストといった感じ
- 問題が足りない
- アドバンスクラスはすごく安いわけではない
練習問題を手に入れて
公式テキストで勉強する場合はぜひ練習問題を手に入れて、問題を解きながら勉強をすすめていきましょう。市販テキストで勉強する場合も、テキストについている問題だけでは練習が足りないので、購入して勉強を重ねると自信を持って試験に挑むことができます。



ただ、残念ながら書店に練習問題が売っていないので、、東京商工会議所に請求しなかればなりません



ちょっとめんどくさいな


以前はメールに必要事項を記載して送信、返信の内容で振込等をして手に入れる形でしたが、現在は公式サイトにメールフォームが用意されています。今後もっと手に入れやすく改善されるかもしれません。


合格できればOKという方、自分ならそんなに練習問題を重ねなくても大丈夫という方、テキストを何回も振り返るぞー!という方は、市販テキストの問題集だけで行けます。繰り返し勉強しましょう。(ただ公式テキストで勉強される方で、テキストを読み込むだけというのは合格できないわけではないのですが少し非効率です)


目次・テキストざっと見→問題へ
まずは目次・テキストをざっと見して、内容を把握します。それからすぐに練習問題を見てみましょう。



すぐに見ちゃうの?これじゃあ解けないよ



解けなくても大丈夫。問題の出し方と勉強の仕方を早めにチェックするだけだから
人間の頭は、
全体像→詳細
と勉強する方が理解しやすくなっています。
まず、目次、テキストざっと読みでどんなことを勉強するのか何となく把握→練習問題で出題のされ方、ポイントを把握をしましょう。
解けなくてももちろん大丈夫です。解答を見て、テキストの該当箇所に戻ります。この時、テキストを読んでいる最中にどこがポイントなのか、この文がどう出題されるのか、自然とつかめていることがわかると思います。
この繰り返しをしていると、テキストを漫然と読むことがなくなり、いつでもポイントが掴めるようになってくるのです。



カラーコーディネーターだけでなく、多くの資格試験対策でおすすめの勉強法です。
あいた時間にテキストを読む
あいた時間にはテキストを読んだり、ノートを取っている方は見返したりしましょう。小刻みの勉強は分散学習といってとても効率の良い勉強法です。
一番避けたいのは、勉強時間がとれないからといって1日勉強しない、何日も勉強しないことです。5分でもあいたらテキストを開いてみるようにしましょう。
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- 勉強に苦手意識があって不安
- 勉強方法がわからない
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カラーコーディネーターは難しくない!自信を持って取り組みましょう
カラーコーディネーター試験は難しい試験ではありません。自信を持って勉強に取り組みましょう。
ただし、勉強を開始したら1日何もしないという日をつくらないこと。少しでも良いので勉強をコツコツ積み重ねることが大切です。
カラコの勉強は面白いです。ぜひ楽しみながら勉強を進めていってくださいね。応援しています!



またどこかの記事でお会いしましょー!



読んでいただいてありがとうございました!