
こんにちは!資格好き主婦のまいです。2020年7月にITパスポート試験を受験してきました。
今日はITパスポートの当日の持ち物、試験の流れをまとめたいと思います。
久しぶりの資格試験、初めてのCBT方式の試験ということで、ちょっと緊張しました。普段の資格試験とも違うので、持ち物なんかもちょっと戸惑いますよね。
今回はメモ代わりに、当日の流れをわかりやすくまとめたので、私と同じようにITパスポートの受験が初めての人、CBT試験が初めての人にぜひ読んでいただきたいです。



ITパスポートってそもそもどんな資格?という方はこちらの記事↓





ITパスポートの勉強法についてはこちらの記事↓があります。


今回は
- ITパスポート試験当日の持ち物
- ITパスポート試験当日の流れ(私の体験談も)
になっているので、これから受験を考えている方は気になるところだけでもチェックしてみてくださいね。



それではいってみよー
ITパスポート試験当日の持ち物


ITパスポート試験当日の持ち物は以下の3点です。
- 確認票(プリントアウトor控えのメモでもOK)
- 本人確認書類(免許証など)
- 試験室へ持ち込めるもの以外を収納することができるカバン
※試験問題を解く際に使用する筆記用具(シャープペン)、メモ用紙は会場で用意されているので必要ありません!
①確認票は印刷、できない場合は手書きの控えでもOK
ITパスポート試験の持ち物はたった3つ!
そのうちの一つは確認票です。



確認票はITパスポート試験の申し込みページから印刷できます。
記載されている重要な情報は
・受験者番号
・利用者ID
・確認コード



あとは会場の地図などが記載されています。



印刷するのにプリンターがないよぅ…
自宅にプリンターがない方は、この「受験者番号」「利用者ID」「確認コード」を紙にメモして持参すればOKです。
○必ず紙にメモして下さい
×スマホ等のメモ機能ではダメです
確認票orメモ用紙は当日、まさに今から受験しますよ!という時に受験番号をパソコンへ入力する際に使用します。必ず白紙に記入して持参するようにしましょう。
スマホは会場によって持ち込み禁止か、電源を切って荷物の中に入れ、足元等に置いておかなければならないので×です。
私が受験した時はメモの人はいませんでした…
ちなみになんですが、私が受験した会場は20人弱が受験する小さな会場だったんですが、メモ持参の人はおらず、全員確認票を印刷してきていました。
我が家は私のパソコンがプリンターに繋がっていないので、私も「ちょっと面倒くさい…メモでいいかなー」と思っていたのですが、なんとなく印刷していました。
確認票は受験会場の入り口で提示したり、受験前に机上に出しておいたりするので、周りの全員が印刷してきていて、一人メモ書きだと、気になる方はちょーっとだけ恥ずかしいかもしれません(私はそういうの恥ずかしがるタイプです)



まあそんなに大したことではないね



そうだね。私のように気にしぃさんだけ気にしてください!
どちらでも受験できるので、本当にたいしたことではありません。気になる方だけ気にしてみてください。
②本人確認書類
本人確認書類は免許証など、顔写真を確認できるものです。
本人確認書類は必ず原本を持参するようにしましょう!



コピーは×顔写真がないものも×だよ!
・パスポート
・運転免許証(仮運転免許証含む)
・住民基本台帳カード(顔写真付き)
・マイナンバーカード(顔写真付き)
・特別永住者証明書、在留カード
・身体障害者手帳(顔写真付き)
・社員証(要件を満たすもの)
・学生証(※規定有 顔写真付き)
本人確認書類(原本・写真付き)がないと受験できないので注意です!
私は運転免許証を持参しました。
この他にも本人確認書類となり得る書類があるようなので、上記の中に提出できる書類がない方は事前にITパスポートコールセンターに確認してみてください。
試験室へ持ち込めるもの


①確認票と②本人確認書類、そしてわが身一つあれば受験は可能です。逆に試験室には持ち込めるものは限られているので、注意してください。
試験室に持ち込めるもの
・確認票(必須)
・本人確認書類(必須)
・マスク(着用)
・ティッシュ
・ハンカチ
・目薬
・ロッカーのカギ
※これらに加えて、入室前後に「ITパスポートの試験についての説明書き」が配られるので、そちらも持参します。
※時計等も持ち込めません。カバンに入れるようにしましょう。
※2021年2月現在マスクは必須。マスクが手に入らない場合はハンカチ、スカーフ等口や鼻を覆うことができるものを持参するように注意書きがあります



詳しくはITパスポート試験公式HPをご確認ください。
私は上記の中ではハンカチを持ち込みました。ITパスポートも長時間パソコン画面を見る試験なので、コンタクトレンズの方は目薬も必要ですよね。
試験には計算問題も出題されますが、メモ用紙、筆記用具は会場で用意されているものを使用します。
持ち込めない持ち物はカバンに入れてロッカーor足元へ(会場によります)
試験室へ持ち込めるもの以外の持ち物は、全てカバンに入れます。
会場によってロッカーに入れ、鍵を持つか、ロッカーがない等の場合はカバンを持ち込み、足元等手の触れることのない場所へ置きます。(会場ごと指示があります)
机の上に置けるもの
試験室へ入室すると、まずはカバンを足元に置きます。ロッカーへ荷物を入れた場合は、鍵は机の上へ置かずポケット等にしまうよう指示があります。
次に確認票を机の上に置いておくよう言われます。
机の上には会場で用意された
・シャーペン
・メモ用紙
が乗っています。
試験直前に机の上に置けるものは
以上になります。
受験開始までに確認票の情報を画面に入力
着席後は、画面に受験番号等の確認票or確認情報のメモ書きの情報を入力します。
入力が終わってしばらくすると、係りの方が確認票またはメモ書きを回収しにきます。
試験の流れ


ここで当日の試験の流れを一度確認しましょう!
1.試験会場へ向かう
2.受付へ
3.試験室前待期
4.座席へ着く
5.受験者端末にログイン
6.試験開始
7.試験終了、結果確認
8.退出
9.帰宅
ITパスポート試験当日の流れはこんな感じです。
1.試験会場へ向かう
試験開始時刻の30分前に開場、開場と同時に受付可能です。
私は試験開始時刻の25分前くらいに到着したのですが、既に半数くらいの人がいました。会場はパソコンが必要なので、情報センターや学校、企業などが多いみたいですね。
あまり向かったところのない場所が会場になる場合も多いので、当日初めて行く場合は時間に余裕があった方が安心です。
※会場入り口では現在検温が実施されています。ここで37.5℃以上の発熱がある場合は受験することができません。
2.受付へ
会場に着いたら受付を済ませます。
受付では確認票の提示、本人確認を行います。私も持ち物の確認票、本人確認書類を用意して列に並びました。マスクをしている方は、指示に従い一度マスクを外します。
この時、当日の試験の注意書きがラミネートされたものを受け取りました。試験開始まで眺めて確認します。
3.試験室入室前待期
試験室に入室可能時間になるまで、ロビー等で待期しました。最終の確認を行っている人や、スマホを眺めている人もいました。
この時間に
・会場ごとの指示で荷物をロッカーへ
・トイレを済ませる
・スマホの電源を切る
を行います。
4.試験室入室→座席へ着く
指示があったら試験室へ入室、着席します。会場によっては試験室内にロッカーがある場合もあるので、ここでカバンをロッカーに入れることもあります。
私の受験した会場は、床に荷物を置くタイプの会場でした。置く場所を指示されている方もいました。
また、座席は指定なく奥から詰めていく形でした。
5.受験者端末にログイン
着席したら確認票またメモ書きを手元に置き、
・受験番号
・利用者ID
・確認コード
を受験者端末(パソコン)に入力します。
操作方法が出てくるので、試験開始まで眺めます。ここらへんは事前にITパスポート試験のCBT方式を試せる画面(ダウンロード)で試しておけば何の問題もありません。(事前に試しておくことをおすすめします!)



まだの方はこちらからダウンロードしてね
6.試験開始
開始時間になると画面が自動的に切り替わって試験開始です。
手元ににメモ用紙、シャーペンがあるので適宜使用します。試験終了後にその用紙を持ち帰ることは出来ません。
ITパスポートは途中退室可能な試験なので、途中退室される方も結構います。そこらへんは流されないで自分のペースでいきましょう!
ちなみに私が受験した時は途中退室された方と最後までいた方は半々でした。


7.試験終了、結果確認
試験終了時刻になると画面が切り替わり、操作はできなくなります。しばらく(30秒から1分くらい?)して採点結果が出てきます。
CBT方式はその場で合格か不合格かすぐにわかる試験です。この採点の間は心臓がキュンってなるほど緊張しました。
私は結果は765点(合格点は600点)。ほっとしました!
8.退出→帰宅
忘れ物等ないか確認して退出します。ITパスポート試験サイトによると、忘れ物があった場合は1週間保管されているそうですので、万が一忘れてしまった場合は会場に連絡を。
公式サイトでダウンロード可 CBT方式の疑似体験をしておくと安心
ITパスポート試験は公式サイトより、CBT方式の体験ソフトウェアをダウンロードし、実際の過去問を解答してみることが可能です。
100問すべて解答して、正答数などまで見ることも可能ですが、操作方法などを確認するために数問〜数十問体験するだけでもOKです。
従来の紙の試験とは違うといっても、CBT方式はそう難しいものではありません。当日会場で初めてCBT方式で受験しても、そこまで解答に影響が出るわけではないと思います。
でも試験会場では少なからず緊張しますし、クリックの仕方など数問戸惑うこともあるかもしれません。
なので、当日の安心のために、1度で良いので体験ソフトで操作をしてみることをおすすめします。
ITパスポート試験当日のポイント


最後に試験日当日のポイントです!
私が思う当日のポイントはこちら!
①周りの雰囲気に流されない
②問題が難しく感じるけど落ち着いて解く
③計算問題を安易に捨てない



私はこれが大事だと感じました!



当日緊張しないように、チェックしてみてね
周りの雰囲気に流されない
当日は周りの雰囲気に流されないことが大切です。
試験日当日はITパスポートの試験内容の特性か、すごく早く問題を解き終わり、40分とか1時間くらいで試験を終える人も結構います。
内容的にITに詳しかったり、ある程度社会人として経験を積んできている人だったら短時間で解答して合格する人もいる試験。
また、「会社で受験しろと言われた」など、ほぼ無勉強で来た人も適当に選択すればいいだけなので早く終わります。



「ITパスポートはカンタン」という噂を聞いて、全然勉強しないで受験する人もいるよ
そんな中で、私のような初心者の方は、CBT方式により、解答するときに響くマウスのクリック音で少し焦ってしまうこともあるかも知れません。
実際私は最初の4問くらい、「勉強したことのない問題だ!」と戸惑っている時にまわりは「カチカチカチカチ…」と問題をすすめていて、正直ちょっと焦りました。まだ60問くらいしか解いてない頃に周りは退席していくし!
でも、当たり前ですが自分のペースで解くのが一番です。
100問もあるので、気になる解答を全て見直すのは大変ですし、1問1問落ち着いて解けばわかる問題も多いので、その方が効率的です。
ITパスポートはあまり時間がなくなるような試験ではないと思います。焦りは禁物なので、確実に正答していけるように周りに流されず自分のペースを守ることが重要です。
問題が難しく感じるけど落ち着いて解く
当日の問題は難しく感じると思いますが、落ち着いて解けば大丈夫です。
私は勉強時間が短い中で過去問を1200問やったので、初めて見る問題を解くのには慣れていると思っていました。
ある程度初見の問題でもビビらない自信があったのに、本番では勉強したことがない単語ばかり出て本当に焦りました!
ITパスポートの出題範囲であるシラバス4.0は範囲が広いので、テキスト1冊ではカバーしきれないものも出てきます。なので私のようにITに疎い人は知らない単語ばかり!と思ってしまうかもしれません。
でも大丈夫です。テキストに書いてあることをしっかり学んでおけば確実に6割カバーできますし、過去問もやっていれば実践力もついています!
実際に、超ビビり倒していた最初の方の30問くらいですが、あとで見返してみたら、知っている知識を使って消去法で解けばわかるものも多かったです。
いろいろな資格試験を受けてきた私ですが、ITパスポートの試験の特徴の一つとして、この「消去法」がかなり使えるということもあると思います。



消去法でこれしかありえない!っていう問題が何問もあったよ
簡単な試験ではないですが、そこまで難しいわけでもないです。きちんと勉強してきたならば解ける問題が多いので落ち着いて試験に挑むことが大切だと感じました!
計算問題を安易に捨てない
私は計算が苦手で、なるべく避けて通りたい人間なんですが、ITパスポートの場合は計算問題を初めから捨ててしまうのはよくないと思っています。
ITパスポートの計算問題はそれほど難しくありません。
また、計算問題をすべて捨ててしまうと、ほかの問題のみで合格点に達するのが困難になります。



問題文も長めで、なんだか難しそうなことを言っていても、実は問われていることは単純ってことが多いので、安易に捨ててしまってはもったいないよ
ただ時折私のような計算苦手意識バリバリ人間には「ひえーわけわからん」(たぶん理系の人ならすぐわかる)という問題もあるので見極めも大切。
- テクノロジ分野の進数変換(2進数とか16進数とか)
- ビット・バイト変換(1バイト=8ビット)
などは頻出でなので押さえておくべきだと思います。
また、いろいろな計算問題が出題されるので、得意なものもあるかもしれません。



私は進数変数とかが苦手で、順列組み合わせや工数計算が好きだった!
過去問でも人によってわかりやすい問題、そうでないものがあります。
わからないものは解答見ても「はぁ、言ってる意味はわかりますが」という感じなので、過去問を解いてみて見極めのコツを掴むのが一番いいかもしれませんね。
とにかく、何でもかんでも捨てちゃうのはもったいないので、落ち着いてトライしてみることをおすすめします!
ITパスポート試験の持ち物、流れまとめ


ITパスポート当日の持ち物心構え、ポイントを見てきました。
ITパスポートの持ち物は
- 確認票(プリントアウトor控えのメモでもOK)
- 本人確認書類(免許証など)
- 試験室へ持ち込めるもの以外を収納することができるカバン
以上を忘れないようにしましょう。
当日の流れについてはそれほど難しいことはありません。CBT方式の体験ソフトウェアをダウンロード、1回でも体験しておくと安心です。
試験に臨む心構えは
①周りの雰囲気に流されない
②問題が難しく感じるけど落ち着いて解く
③計算問題を安易に捨てない
ことが大切です。
以上を意識して試験に臨めば、実力を発揮できます!
良い結果をお祈りしております!
それでは、また。