【宅建に独学50日で一発合格】私が感じた独学のメリット・デメリット

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宅建は独学でも合格可能な試験です。独学は費用も安く済み、経済的ですよね。そのため「とりあえず独学で」と勉強を始める方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でも独学にはデメリットもあります。とりあえずで勉強を始める前に、独学のメリット・デメリットを理解して、自分に最適な勉強法を選んでみませんか?

まい

こんにちは!まい(@maisawaco)です。

宅建の他行政書士、FP2級などを持つ資格好きの主婦(プロフィール)で、宅建は2011年に全くの初心者から独学、勉強期間50日で合格しました

宅建に留まらず「資格好き」で資格関連の情報を発信しています。

この記事を読んでもらいたい人
  • 宅建の勉強法、どうしたらいいのか迷っている
  • 独学のメリット・デメリットが知りたい
  • 自分に合った勉強法を選んで、確実に合格をつかみ取りたい
まい

さて早速ですが、一般的に言われている独学のメリット・デメリットはこちらです。

独学のメリット
  • 費用が安く済む
  • 自分のやり方で取り組むことができる
  • 通学に比べて時間を拘束されずに済む
独学のデメリット
  • 教材を自分でそろえなければならない
  • わからないことをすぐに質問できない
  • モチベーションを保つのが難しい
  • 間違ったやり方を続けていると不合格になり、時間と費用が余計にかかる
まい

以上のことについて、私自身の経験をふまえながらお話していきますね。

宅建を独学で勉強しようとしている人はぜひチェックしてね!

この記事でわかること

宅建を独学で学ぶメリット

まずは独学のメリットから見ていきます。

独学のメリット
  • 費用が安く済む
  • 自分のやり方で取り組むことができる
  • 通学に比べて時間を拘束されずに済む

費用が安く済む

独学の一番のメリットはやはり費用が安く済むことです。実際に私が受験した時も

・テキスト1冊(らくらく宅建塾)
・問題集3冊(過去問宅建塾:権利関係、宅建業法、法令上の制限その他の3冊に分かれています)
・市販模試1冊

で合格することができました。

まい

そのほかにケータイサイトで問題を解いてたよ。

実際に使っていた教材はこのシリーズだよ

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以上に加えて一問一答集市販模試はもう1冊あると合格に必要な勉強ができると思います。

全て購入してもも1万円〜2万円程度だね

独学の場合教材費は2万円以下。通信講座だと平均で5万円ほど、通学講座ですと10万から20万円程度かかるので、独学はかなりリーズナブルに勉強することができますね。

まい

低予算で済むのは独学の最大のメリットだよね

特に現在

・不動産関係の職に就いていない方
・合格しても資格を使用するか未定の方

は低予算で挑戦するメリットは大きいです。

費用がそれほどかからないのはとってもありがたいですね。

低予算だから気軽に始めることができる

私が独学を選んだ理由の一つは「気軽に勉強を始めることができるから」という点です。

私が宅建の勉強を始めたのは、受験していた保育士の公務員試験の結果が出た後、8月の終わりでした。宅建の受験は必要に迫られたものではないし、直前期まで勉強するかどうか迷っていたのです。

まい

そんな私が安い買い物ではない通信講座を突然購入するわけがなく、「とりあえず市販の教材でできるところまで行ってみよう」と独学を選択しました。

結果的にはそこから私なりに集中して勉強に取り組んだのですが、「とりあえずテキストを買って勉強してみよう」というテンションで始められるのは独学で勉強するメリットだと思います。

勉強のハードルが高いと尻込みしていたら、合格はいつまで経ってもつかみ取れないですからね。

自分のやり方で取り組むことができる

独学は自分で勉強を進めていく必要があります。自分に合った勉強の仕方がわかっている方は、通信講座や通学講座よりも効率的に勉強を進めることができます

講座のスケジュールに縛られず。自分のペースで勉強を進めていけるんだね

通学講座や、通信講座の映像講義などは重要な点を中心にカリキュラムが組まれています。それ自体は多くの受講生の理解の傾向を分析し、計算しつくされたもの。とても素晴らしいのですが、一人ひとりの勉強ペースには若干の差がある場合があります。

特に勉強慣れしていて、自分の方法でどんどん勉強を進めていけるタイプの方は時間を持て余してしまうこともあるかもしれません。

独学はどこに時間をかけるか、かけないかもすべて自分で選択します。オリジナルの方法も取り込みやすいので、勉強の仕方は自由自在。

勉強慣れしていて、自分のやり方が確立している方は独学の方が効率が良い場合もありますね。

勉強慣れしていない私もこんな理由から独学が合っていた

勉強慣れしていない人の中にも、独学の方がが向いている人がいます。

まい

私も結果的に独学でストレスなく勉強することができたよ

私は初心者で勉強には慣れていませんでしたが、次のような特徴から独学が合っていました。

  • 先生の講義を聞くよりも、文章を自分のスピードで読み進めていく方が好き
  • 熱中したり、興味があちこちに行ったりと集中力にムラがある
  • 分野によって得意不得意の差が大きく、勉強スピードに差がある

そのため、通信講座や通学講座のカリキュラムに従って勉強するよりも、独学で自分の理解に合わせて勉強する方が合っていたみたいです。

まい

特に「聞く」よりも「読む」方が得意、読んで理解するスピードが速い特徴で独学が合っていたよ。

たまたまそれが効率的な勉強法とマッチする面があって、50日という短い期間でも独学で一発合格することができました。

通学に比べ時間を拘束されずに済む

独学は通学に比べて時間を拘束されないというメリットがあります。

お仕事をされていたり、家事や育児、プライベートで忙しい方はなかなか通学に時間を割くのは難しいですよね。決まった時間に教室に行かないといけないことに負担を感じる場合もあるかもしれません。

その点、独学の場合はいつでもどこでも勉強を進めていくことができるよね!

通学にかかる時間も短縮できるので、やる気さえあれば通学に比べて勉強時間を多く確保できる場合も。

宅建の勉強をされている方の多くは社会人です。何かと忙しい世代の30代、40代も多いため、通学よりも時間を割きやすいという理由で独学を選ぶ方もいます。

まい

独学のメリットを見てきました!もし興味のある方は私の当時の独学での勉強法についても読んでみてくださいね

宅建を独学で学ぶデメリット

費用や勉強の進め方の面でメリットのある独学。しかし独学にはデメリットもあることを忘れてはいけません

独学のデメリット
  • 教材を自分でそろえなければならない
  • わからないことをすぐに質問できない
  • モチベーションを保つのが難しい
  • 間違ったやり方を続けていると不合格になり、時間と費用が余計にかかる

教材を自分で揃えなければならない

独学の場合は一から自分で教材を揃えなければなりません。どんな教材がいいのか、どこまで必要かというのは意外と悩むポイントです。

テキスト、過去問題集…予想問題集は必要?模試はどれがいい?一問一答も買う?そしてどのシリーズがいいかわかんない!!!

独学の教材については、私もいろいろなサイトを参考にしたり、書店で自分で中身を確認して購入しています。

まい

でもいろいろな方の意見を参考にすればするほど、「結局どうすればいいの!?」と悩んでしまうことも

悩んでいるうちにも時間はどんどん経過していくので、せっかく勉強にかけられる時間がなくなっていきもったいないですよね。

教材も、不安でいろいろと買い足してしまう人もいて、費用の面で独学を選んだのに結局高い買い物になってしまう場合もあります。

まい

特に資格試験に慣れていない人、宅建試験について知識がない人はやみくもに教材を買ってしまったり、教材選びに戸惑いやすいよ。

その点、通信講座や通学講座だと合格のために必要な教材があらかじめ揃っているため、その講座を受講するのかを決めたらすぐに勉強に取り掛かることができます

まい

この教材さえ勉強していれば大丈夫という安心感もあるので、余計な教材を買い足すこともありません。

宅建の知識が全くない人にとっては、教材を揃えることも意外と負担になってしまうことを覚えておきましょう!

解決法

ネットの口コミはいろいろな情報が多くて迷ってしまいますよね。そんな時は自分と環境の近い人の合格体験記を参考にしましょう。自分に合う教材が見つかり易くなります。ブロガーだったら教材について質問すると、いろいろと教えてくれることも多いのでは?資格合格者は受験生に教えたがる人が多いです☆気兼ねなく聞いてみてください。

わからないことをすぐに質問できない

独学の場合は、勉強している中で出てきた不明点をすぐに質問することができません。

自分で調べても時間がかかるし、解決しない問題が溜まっていくと、勉強を進めるのが嫌になってしまうこともあります。

まい

調べること自体は、繰り返すことで理解が深まっていくから良い点でもあるよ。でも「わからない」ばかりになってしまって、勉強が嫌になってしまったら困るよね

通学の場合は講師に直接質問することができるので、即解決でき、時間を有効に使うことができますね。通信講座の場合も不明点をメール等で気軽に質問できる講座もあります。

勉強をしているとどうしても不明点が出てきます。自分で調べる場合も、良いリズムで解決していけば問題ありません。ただ独学の場合はそこでつまづくと、自分で何とかしなければ「難しい」「やっぱり無理だ」とマイナスな考えに陥りやすくなります。

「わからない」によって、勉強意欲がなくなってしまうのが問題なのです。

解決法

独学の方で不明点がある場合は、SNSで勉強仲間を作ることをおすすめします。同じ受験生同士ならわからないことも気軽に聞くことができ、お互いの理解度も深まるため一緒に合格に近づくことができます。

モチベーションを保つのが難しい

独学はモチベーションを保つのが難しいです。モチベーションが高まるにはさまざまな要因があります。例えば「高いお金を払ったんだから、無駄にできない」という気持ち。お尻に火がついて頑張る気になりますよね。

独学の場合はその気軽さゆえに、なかなかこういったモチベーションが保てません。

気軽に始められることがメリットだったのにー!

他にも独学は

  • 周囲に仲間がいない・少ない
  • 不合格でもリスクが少ない
  • 試験に意識が向きづらい

などの理由からモチベーションを保つのが難しいです。

独学で勉強を始める場合には、強い動機や意志(「職場でプレッシャーをかけられている」「宅建を取って転職したい」「一度決めたことはやりとげる主義」など)があるかどうかも自分自身に問いかけてみてくださいね。

途中でやめてしまうのは、独学でも通信講座でも通学でも、すべてにおいて勿体ないです。ぜひ辞めないための努力をしましょう。

解決法

モチベーション維持にはさまざまな方法があります。

例えば中間目標を作ること。「資格取得」という大きな目標だとなかなか到達できず、達成感を味わうことができません。
ポイントは「正答率を50%にする」「〇日までに過去問を〇題解く」など目標を決めて取り組むことです。達成した際には、ご褒美もあると楽しく勉強を続けることができますよ。

間違ったやり方を続けていると不合格になり、余計に時間と費用がかかる

独学は自分で教材やスケジュールを選び、受験日まで勉強を進めていかなければなりません。もしもその過程で間違いがあっても、誰も道を正してはくれないのが怖いところですね。

例えば、テキスト読み中心の、ほとんど問題を解かない勉強続けていた場合。試験の直前になって問題を解いてみても、全く解けないことがあります。

まい

テキストを読んで理解した気持ちになっても、実際に問題を解いてみると全然理解できていないっていうのはあるあるだよ。

他にも独学で勉強を進めているとこんなことになりがちです。

独学での失敗あるある

・得意分野に偏った勉強をする
・試験に出ない細かい点にこだわる
・はじめに時間をかけすぎて、試験日までにすべての分野に手が回らない

試験の直前に焦っても、残念ながらその年は不合格…翌年にまた再挑戦する場合、かかる費用や時間は大きな損失です。

結局通信講座以上の金額になってしまうこともあるよね

まい

費用以上に時間がもったいないよ。

100時間、200時間、400時間…その時間で何ができるか考えてみよう。

仮に時給計算すると、200時間でも〈1000円×200時間=20万円!〉一発合格できるのが一番のコスパなんだよね。

解決法

独学で勉強する場合はやっぱりスケジューリングが命!勉強を始める前にしっかりと計画を立てることをおろそかにしないでください。

各項目にかける時間はテキストの最初のページや、ブログ、YouTube動画を参考にすると良いです。

余裕を持たせた時間割にして、予定よりも早く進んでいく感覚を得られるようにするとモチベーションにもつながりおすすめです!

宅建の勉強法・独学に向いている人

さて、これまで独学のメリット・デメリットを見てきました!

独学にはメリット・デメリット両面があったねー!

独学にはデメリットもありますが、独学に向いている人もいます。

メリット・デメリットをふまえて、私自身の経験から独学に向いている人をまとめました。

まい

次のような方は独学でも成果が得やすいです!

独学に向いている人
  • 勉強習慣がある、勉強が得意な人
  • 自分自身の特徴をよく知っていて自律できる人
  • スケジューリングが得意な人
  • 自分で良い教材を見つけることができる人
  • 「絶対に合格する」という強い意志がある人
  • 「時間ならある!」という人

まず勉強習慣があったり、勉強に慣れている方は独学に向いています。学校の勉強を自分で計画して進められたり、資格試験をいろいろとクリアしてきた人なら、目標達成までのプロセスがだいたいわかるのではないでしょうか。

宅建は単語の理解や暗記の面も多いです。特に変わった勉強は必要ないので、慣れている方はいつものスタイルで勉強をすすめればOK。毎年20万人が受けるマンモス資格で、市販の教材も優れているので教材選びも難しくないと思います。

上記以外の方でも、「とにかく時間ならある!」という方は独学から始めてみましょう。独学のデメリットの多くは「時間をかける」という力技で解決することができます。

まい

私自身も独学で合格。特に頭が良いわけではないので、「絶対に合格する!」という意志とスケジュールリングで乗り切りました!
宅建は独学でも合格できる試験です!

通信講座、または通学をおすすめしたい人

全てのものには自分に合ったやり方というものがあります。宅建の勉強も独学より通信講座が向いているという方もいます。

まい

私が通信講座をおすすめしたい方はこちらだよ

通信講座をおすすめしたい人
  • 勉強習慣がない・勉強に苦手意識がある人
  • どうやって勉強したら良いかわからない人
  • 良質な教材で安心して勉強をしたい人
  • 一発合格したい人
  • 有名な先生の講義で勉強したい人
  • 教育訓練給付制度を利用できる人

勉強習慣がなかったり、苦手意識がある方は、優れた教材で楽しく勉強できることが一番大切です。通信講座や通学講座は講義が優れているだけでなく、フォローも充実しています。独学よりも安心して勉強を進めることができますね。

勉強の仕方がわからない人はまずは講座のカリキュラムに沿って勉強習慣を作るところから始めるのが吉。やっていくうちに勉強が楽しくなてってきます。

独学のリスクは間違った勉強をしてしまい、不合格になってしまうこと。モチベーションが下がって挫折してしまう可能性も高いです。通信講座は、例えばフォーサイトなら合格率が全国平均4.21倍の71.5%(2019年)。

一発合格を目指す方は通信講座、通学講座の方が可能性が高まります!

また、雇用保険の教育訓練給付制度を利用すると、講座費用の20%がハローワークから給付されます。利用可能な方は独学よりもコスパよく勉強ができるかもしれません。

まい

私は別の資格で教育訓練給付制度を利用しました。また記事にしますね!

まとめ:自分の勉強をスタイルを見極めて勉強法を選ぼう

宅建は独学でも合格できる試験です。ただ、独学にはメリットでデメリットの両方の側面があります。向き不向きがあるので、自分はどういったタイプか見極めて勉強法を選ぶのが大切です。

まい

独学のメリット・デメリットはこちらでした!

独学のメリット
  • 費用が安く済む
  • 自分のやり方で取り組むことができる
  • 通学に比べて時間を拘束されずに済む
独学のデメリット
  • 教材を自分でそろえなければならない
  • わからないことをすぐに質問できない
  • モチベーションを保つのが難しい
  • 間違ったやり方を続けていると不合格になり、時間と費用が余計にかかる

そして独学に向いているのはこういった人だったよ!

独学に向いている人
  • 勉強習慣がある、勉強が得意な人
  • 自分自身の特徴をよく知っていて自律できる人
  • スケジューリングが得意な人
  • 自分で良い教材を見つけることができる人
  • 「絶対に合格する」という強い意志がある人
  • 「時間ならある!」という人

ぜひ自分のタイプを見極めて、一発合格を目指してくださいね!応援しています。

ここまで読んでいただいてありがとうございました!それでは!私も勉強がんばります!また~☆

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さわだ まい
資格好きの専業主婦
行政書士・宅建士・FP・保育士・危険物などいろいろな資格を持っています。
2歳と1歳の育児と再就職の傍ら、更なる資格取得にチャレンジします。
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