
福祉住環境コーディネーター取ってみたいけど、勉強のやり方がわからないよ……



福祉住環境コーディネーターの勉強は過去問がカギになるよ
こんにちは!資格好きの主婦まい(@maisawaco)です。資格を取ることが好きで、行政書士、宅建士、保育士、福祉住環境コーディネーター2級、カラーコーディネーターなど、15コの資格を持っています。
福祉住環境コーディネーターは、東京商工会議所が主催する民間資格。建築関係や医療福祉関係など、さまざまな場面で役立ちます。
今回は、福祉住環境コーディネーターの資格を、効率よくサクっと取得する勉強法について詳しく解説していきますね。
- 福祉住環境コーディネーターの難易度
- 必要な勉強時間
- いきなり2級からでもOK?
- おすすめの勉強法
「試験に申し込んだけど、勉強法がよくわからない。」「効率的な勉強法が知りたい」という方はぜひチェックしてみてくださいね!



その前に日程をチェックしておこう!
第50回、51回2級3級 IBT・CBT方式試験申し込み期間 | 試験期間 | 受験料(税込) |
---|---|---|
2023年6月9日(金)~6月20日(火) | 7月14日(金)〜8月3日(木) | 2級7,700円 3級5,500円 ※CBT試験はCBT利用料として 別途2,200円(税込)がかかります |
2023年10月13日(金)~10月24日(火) | 11月17日(金)~12月7日(木) | 2級7,700円 3級5,500円 ※CBT試験はCBT利用料として 別途2,200円(税込)がかかります |



東京商工会議所主催の検定のIBT試験については、こちらの記事もあります。IBT試験について不安がある方はぜひご覧になってみてくださいね





それではようやく本題!いってみよー!
福祉住環境コーディネーターの難易度


福祉住環境コーディネーターは、1級以外はそう難しい試験ではありません。合格率は2級で30~50%、3級で55%〜65%くらいで、資格試験の中では平均的~やや高い範囲で、受験資格がないことを考えると「やや易しい」~「普通」レベルの資格試験だと言えるでしょう。
2級、3級ともにきちんと勉強をしていれば合格できる資格です。
ただ、近年のネット試験化によって合格率が安定していないことは少し頭に入れておきましょう。



基本的な勉強をすれば合格できるため安心してください。合格率については少しだけ把握しておくとより対策が強化できると思います
2級と3級の合格率が同じ!?2021年度の合格率が何やらおかしいぞ
福祉住環境コーディネーターは、70点以上の得点で合格できる絶対評価の試験。もともと試験回の問題の難易度や受験生の層によって合格率は多少左右されていましたが、2021年のIBT化以降合格率がさらに不安定になっています。試験回によって残念ながら難易度が左右されてしまうでしょう。
たとえば、2021年度は2級の合格率が高く3級と差がなくなってしまっています。
2021年度 | 受験者 | 実受験者 | 合格者 | 合格率 |
---|---|---|---|---|
1級 | 401人 | 361人 | 64人 | 17.7% |
2級 | 11,121人 | 10,617人 | 7,201人 | 67.8% |
3級 | 5,431人 | 5,129人 | 3,391人 | 66.1% |



2級の合格率が約67%と3級と同じくらいになってる!



実は、試験のネット化初試験の2021年第1シーズンで、2級、3級ともに合格率約85%になってしまったの。
次の第2シーズンは2級、3級ともに約51%。
そのために通年だと約67%になっているんだけど、ネット化試験によって実施団体も問題の作成に混乱があったことが垣間見えるよね
私個人の予想では、今後は2級40〜50%、3級60〜70%の合格率となる難易度を目指していくように思うよ
2021年の第1シーズン、第46回試験は、全問〇×形式(2択)の100問の出題でした。これにより合格率が大幅に上がってしまったため、第47回試験では調整がなされた形かと思います。
第2シーズン第47回の試験は、〇×形式の問題が50問(各1点)、穴埋めの4択が10問(各2点)、〇×の組み合わせの4択が10問(各3点)の計70問でした。(第46回の試験内容を見て対策を考えられていた方はさぞびっくりされたことと思います…!)
最新の2022年度の試験結果が出ました!またまた混乱しております!
2022年度 第1シーズン | 受験者 | 実受験者 | 合格者 | 合格率 |
---|---|---|---|---|
2級 | 6,322人 | 5,804人 | 2,317人 | 39.9% |
3級 | 2,562人 | 1,776人 | 937人 | 52.8% |



2級の合格率が39.9%!



40%~50%くらいの合格率かと思っていて、だいたい当たっているけどギリ30%台はちょっと難しすぎる印象。難易度がなかなか定まりませんね
3級も例年より難しい印象です。次回11月の試験は少し易しくなり、合格率が安定することを願うばかりです。


2020年度 | 受験者 | 実受験者 | 合格者 | 合格率 |
---|---|---|---|---|
1級 | 389人 | 335人 | 43人 | 12.8% |
2級 | 11,729人 | 10,778人 | 5,043人 | 46.8% |
3級 | 7,002人 | 6,486人 | 4,335人 | 66.8% |
2019年度 | 受験者 | 実受験者 | 合格者 | 合格率 |
---|---|---|---|---|
1級 | 423人 | 363人 | 50人 | 13.8% |
2級 | 21,512人 | 19,535人 | 7,366人 | 37.7% |
3級 | 10,546人 | 9,525人 | 5,524人 | 58.0% |
ちなみに、2018年度の合格率は2級が28.6%、3級が56.0%でした。
合格率10%台の難関である1級を除き、福祉住環境コーディネーターの合格率は2級で30%〜50%くらい、3級で55%〜65%くらいです。
2級、3級の難易度は「やや易しい~普通」
近年なかなか合格率が定まらないとはいえ、資格試験全体でみると難易度的には2級は【やや易しい〜普通】3級は【やや易しい】レベルとなります。
「やや易しい」とはどれくらいの難易度か。同レベルの資格には介護福祉士や登録販売者、FP技能士3級、簿記3級などがあります。
私的には、以下の点から、2級もやや易しいレベルに近いと感じています。
・受験資格が必要ない
・多肢選択方式
・暗記系の勉強で対策可能
・独学者が多い
ただ、資格試験の難易度「普通」レベルは、一般的な「普通」とは感覚が異なり、「やや易しい」と言われても想像よりも難しく感じる方が多いかもしれません。
資格試験の「普通」は、宅建や基本情報技術者、FP2級、簿記2級など少なくとも勉強時間が200時間以上必要な資格となり、「やや易しい」レベルでもある程度の勉強時間と集中力で対策をする必要があります。
・宅建
・基本情報技術者
・FP2級
・簿記2級
など
とはいえ、そう気負うことはありません。
福祉住環境コーディネーターは、きちんと勉強をすれば合格できる試験です。
合格率が少し低めなのは、医療、福祉系でお仕事が忙しい方や、建築系で職場で受けて欲しいと言われた方など、勉強時間が取れないorなかなかやる気が出ずに勉強不足のまま受験された方が一定数いるためだと思われます。



基本的な勉強をある程度繰り返せば合格できる試験です!はじめから恐れずに、意欲的に頑張りましょう!
合格に必要な勉強時間


福祉住環境コーディネーターの合格に必要な勉強時間は、1日2〜3時間の勉強で2〜3ヶ月とされています。総時間は120時間~270時間ほどですね。



結構幅広いね
資格取得の学習時間は、個人の経験値(実務経験その他の知識など)や学習効率、勉強が好きか嫌いかも関わってくるため一概には言えません。



ただ、私はここまでの時間は必要ないのではないかなと思います。そもそも仕事をしながら、1日3時間の勉強時間を3ヶ月…はなかなか難しいですよね。
私は3級で60時間、2級までに更に60時間ほどで合格できました(両方かなり高得点だった記憶があるので、計120時間は十分な勉強時間でした)。
他の方のブログ等を拝見させていただいても、3級で30~100時間、2級で50時間〜180時間ほどの勉強時間で合格されているのではないでしょうか。
もちろんこちらは目安で、それぞれ自分に適した学習時間があります。お仕事や自身の知識などを考慮しつつ、時間の確保だけは多めにしておきたいところですね。



医療や福祉従事者の方、建築に知識のある方、勉強が得意な方、集中力がある方比較的短時間で対策が可能だと思いますが、お忙しく予定が変わることもあるので、勉強に使える時間はあらかじめ長めにとっておくのが安心です
公式サイトに公表されている合格者の勉強時間は1日1時間2ヶ月程度
公式サイトに合格者の勉強時間が掲載されています。ぜひ参考にしてください。
合格者の一日あたりの勉強時間 | 2級 | 3級 |
---|---|---|
30分未満 | 13.3% | 22.4% |
30分~1時間 | 39.8% | 30.6% |
1時間~2時間 | 29.8% | 35.8% |
2時間~3時間 | 11.6% | 7.3% |
3時間以上 | 5.5% | 3.9% |
合格者の勉強期間 | 2級 | 3級 |
---|---|---|
1カ月未満 | 28.3% | 32.8% |
1~2カ月 | 30.5% | 30.6% |
2カ月~3カ月 | 20.8% | 20.7% |
3カ月~4カ月 | 8.2% | 6.5% |
4カ月~5カ月 | 3.2% | 2.6% |
5カ月以上 | 9.1% | 6.9% |



2級合格者で最も多いのは、
・勉強時間が一日あたり30分から1時間
・勉強期間が1〜2カ月だね



勉強時間が短くて、期間は長くコツコツやるタイプの人もいれば、短期集中で時間をとってやるタイプの人もいるから注意が必要だよ。
でも、いずれにしても3ヶ月以内の勉強期間に1時間前後の勉強量で合格している人が多いことがわかりますね
やはり、個人差はありますが、60〜100時間程度の勉強時間があれば合格圏内に入る可能性が高いのではないかと思います。
ただし、通常は勉強期間は2〜3ヶ月は見ておいた方が無難です。お仕事や家事などで勉強時間がなかなか取れない日もありますし、はじめはなかなか思い通りに勉強が進まない&頭に知識を定着させるにはある程度の期間が必要であることを考えると、ギリギリの日程よりは2〜3ヶ月の余裕があったほうが落ち着いて勉強ができるでしょう。
いきなり2級からでもOK?


福祉住環境コーディネーターは2級も受験資格が必要なく、いきなり2級から受けることも可能です。ここからは、2級のみの受験でOKなのか、3級から受験していくべきなのか、「じゃあダブル受験はどうなの?」というお話していきます!
2級のみ受験でもいける!
実際に2級のみ受験し、合格された方も多くいます。
2020年度 | 受験者 | 実受験者 | 合格者 | 合格率 |
---|---|---|---|---|
1級 | 389人 | 335人 | 43人 | 12.8% |
2級 | 11,729人 | 10,778人 | 5,043人 | 46.8% |
3級 | 7,002人 | 6,486人 | 4,335人 | 66.8% |
資格試験には、しっかりとしっかりと段階を踏んでいかないと学習できない試験(例えば簿記は3級の知識がないと2級は難しい)と、下級試験の知識を補いながら学習が進められる試験があります。
福祉住環境コーディネーター試験は暗記系の試験なので、2級も3級の範囲の知識を補いながら勉強を進めることができます。
あとは難易度的な問題ですが、
私は3級→2級とステップを踏んだ組なのですが、正直そこまで3級から2級の難易度の差は感じませんでした。合格率は15〜20ポイントほど離れていますが、2級でも40%前後の合格率となるとそこまで難しい試験ではありません。



きちんと勉強をされる方であれば、いきなり2級の受験も全然アリ!だと思います。
ただ、あまり勉強しないで受験に挑む方の場合は、合格率が下がると、それだけ「ワンチャン」の可能性が減るので、あまりおすすめできません。



ワンワンチャンス!



一方で、以下のは2級からの受験もおすすめできます。ぜひ考えてみてくださいね
- 医療・福祉従事者の方
- 建設、建築の知識のある方
- 意欲的に勉強を進められる方
- 自分の勉強スタイルが確立されている方
- 通信・通学講座を利用される方
もともと福祉住環境に知識のある方は、3級をとばして2級からの受験も可能だと思います。また、基本の勉強方法は他の資格試験や学生の頃の勉強方法とあまり変わらないため、勉強に苦手意識のない方、継続して勉強を進められる方も2級からの受験で問題ないでしょう。



ユーキャンや日建学院などで講座受講される方も2級の合格を目指しますよね
ダブル受験もできる
福祉住環境コーディネーター試験は、統一試験の頃から2級と3級のダブル受験が可能です。
IBT試験化によっても、同一試験回での2級3級のダブル受験が可能で、同じ日の別の時間でも、別日でもどちらでも受験できます。(※同じ級の同一試験回での受験はできません)(※別の級なら片方をIBT試験、もう片方をCBT試験で受けるのも可能です)



便利だね!



試験実施期間も長く、最短で希望試験日の7日前の申し込みが可能なため、希望の試験日さえ確保出来れば、3級の手ごたえで2級を受験することも可能です


おすすめの勉強法


ここからは、いよいよ福祉住環境コーディネーターのおすすめの勉強法についてお話していきます。



福祉住環境コーディネーターは、資格試験の基本的な勉強法で対策可能な試験です。
まずはポイントを整理
- 基本的に独学でOK
- 教材はテキスト+問題集
- 最初にテキストをざっと通読、勉強に慣れている人はいきなり過去問から解いてもOK
- 過去問中心に、テキストを辞書のように使用する
- 過去問とテキストで確認の反復で実力がつく!



それでは詳しくお話していきますね!
基本は独学でOK
福祉住環境コーディネーターは2級も3級も独学で合格されている方が多い試験です。私も独学で十分に対応できると感じました!
そのため、基本的には独学でOK。じっくりと学びを深めたかったり、映像コンテンツを利用したい場合は通信講座の利用がおすすめです。



独学は費用が安く済むのが魅力☆



通信講座は、勉強しやすいコンテンツが充実しています
ぜひ、自分に合った勉強法を選んでくださいね。
おすすめテキストは
東京商工会議所主催の試験には「公式テキスト」というものがあり、当日の試験問題は公式テキストの範囲から出題されます。



問題はすべて公式テキストに準拠しているよ!



そのため、公式テキストをしっかりと学習すれば合格することができます!



ただ、公式テキストは読みにくい。情報が多すぎて勉強しづらいという方もいます
そのような方には市販テキストの利用がおすすめです。
市販テキストは公式テキストから要点を絞って、合格に必要な知識を簡潔にまとめてあります。福祉住環境コーディネーター試験に合格するためには必要十分な内容です。



私も市販テキストを利用しました!
市販のテキストはユーキャンの「福祉住環境コーディネーター 速習レッスン」がおすすめです。(第6版やっとでました汗)
- イラスト、図が豊富でわかりやすい
- 〇×のミニ問題で復習できる
- 文章がやさしく、簡潔にまとまっている
ユーキャンのテキストはわかりやすく、すごくよくまとまっています。2色刷りで見やすいし、イラストが豊富。〇×の復習問題もあり、索引も充実していてテキストとして全方位にバランスの取れたとても良い教材です。



テキストは好みにもよりますが、ユーキャンは万人受けするタイプだと思います。私もイチオシです!


過去問題集はぜひ購入してほしい!
福祉住環境コーディネーター試験の勉強は、過去問演習がカギとなります。テキストでは問題の対策ができないので、ぜひ過去問題集を購入するようにしましょう。
過去問題集はどれでも良いとも言えるのですが、選んだテキストとは揃えるべきです。



シリーズは統一した方が、勉強しやすく効率が良いよ!
教材には他に一問一答もあるのですが、基本的にはテキストと問題集のみで対応が可能です。
スキマ時間を有効に使いたい方は一問一答での学習も加えてみましょう。
公式テキストを使って勉強をする場合のおすすめは、こちらの「福祉住環境コーディネーター検定試験 過去問題集&実力テスト」です。解答解説つき、音声講義&Webアプリの特典付き!
また、公式テキストを使われる場合は同じく「ハウジングエージェンシー」作成の1問1答も大変評判がいいです。公式テキストに完全対応していて、参考ページが掲載されているので効率よく復習することができます。



kindle版も好評です
勉強の流れは「過去問中心に」
福祉住環境コーディネーターの合格のための勉強は、過去問を繰り返し解くことがカギとなります。



基本的に東京商工会議所主催の検定対策は、過去問中心の勉強OKです!
福祉住環境コーディネーターは、難易度は易しめですが、ひっかけ問題があることもあります。ただ、びっくりするような変化球はなく、出題の傾向は毎回似ているため、過去問をやりこむことで対策は可能です。
では、おすすめの勉強の流れをご紹介します。
まずはテキストを通読してどのようなことを学ぶか掴みましょう。目次から目を通すのがおすすめ。全体像を掴むためなのでざっとで大丈夫です。
また、資格試験に慣れている方、医療福祉関係の方など知識のある方は、通読もせずにいきなり過去問を解いてみてもOKです。
次に過去問を解いてみます。わからないことも多いと思いますが、とにかく解いてみて出題傾向、出題範囲を掴みましょう。
間違えてしまった箇所、わからない部分をテキストで学ぶ感覚です。基本的はこの過去問→テキストの流れで勉強をしていきます。
机に座って勉強できる時間は、出来るだけ過去問→テキストのスタイルで勉強しましょう。通勤や通学、家事の合間などのスキマ時間にはテキストを眺めたり、アプリや一問一答を導入している方は、サクッと解いていくのが効率的な勉強法です。
本番試験の前に一回は、問題集についている予想模試を、実際の試験時間で解いてみましょう。あまり時間がなくなるということはありませんが、事前に自分の集中力や全体の流れを把握しておいた方が、本番にもスムーズに挑むことができます。
受験生のみなさんはお忙しい思うので、いかに効率的に勉強するかが大切なポイントになってきますよね。


人間の脳は
全体→詳細
で理解しやすくなり、
スキマ時間を利用した分散学習で理解が深まり、
また、定期的なアウトプットで記憶が定着しやすくなります。
ぜひその性質を活かして、効率的に勉強を進めていってくださいね。


覚えにくい点はネットでキーワードを探すのも印象に残って効果的
なかなか覚えらないことや、いまいちイメージがつかめない点はインターネットで検索するのも手です。例えば、福祉住環境コーディネーター試験には目の構造などのポイントが出ることがあるのですが、図などが少なく(一般的なテキストとしてはかなり多めなのですが、試験範囲が広いのでそこまで細かく掲載されない)イメージがわきづらく覚えられないことがあります。
しかし、目の構造等については私の受験した色彩検定など他の分野にもかぶる内容なので、ネットで検索すると図解つきの説明にめぐり会えます。
また、福祉用具などのキーワードや建築用語についてもネット上に多くの資料があるので、検索してみて実物を見たり、ほかの説明で印象付けたりすると記憶に残り、試験での得点につながるでしょう。
テキストを漫然と読むよりは、手を動かした方がやっぱり効果的。ぜひ、自分の記憶のデータベースに残すことを意識して勉強してみてください。
時々ユーチューブで講座を視聴するのもGOOD
記憶の定着のためには、サブ教材としてYouTube動画講義を取り入れるのも効果的だと思います。



おすすめチャンネルの1つをご紹介します
最近、(社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士)の福祉系国家資格の講義・解説動画を出されている「3福祉士資格合格チャンネル」さんが、福祉住環境コーディネーターの試験対策動画を出されています。
福祉現場での長い実績と、多数の福祉系資格を1発合格されている実力の高い講師の方が、わかりやすく解説していますよ。



ぜひ1度のぞいてみてくださいね
一発合格したい方、しっかりと勉強したい方は通信講座も
「独学に不安がある」
「忙しいけど絶対に1発合格したい」
という方は通信講座の利用もおすすめです。



通信講座は研究された教材により、試験に出る箇所を重点的に学ぶことができます。
また、しっかりと学び、実践でも使える知識を身に着けたい人も通信講座は合っていますね。
いろいろある中でわたしのおすすめはユーキャンの「福祉住環境コーディネーター講座」です


ユーキャンの福祉住環境コーディネーター2級・3級講座は、オリジナルテキストとDVD教材、でるポケ、過去問題集のセットとなっています。オリジナルテキストは公式テキストの内容をさらにわかりやすくユーキャンがアレンジしているので、初心者でもイラスト・図解豊富でとってもわかりやすい仕様になっていておすすめですよ。
資料請求はもちろん無料なので、気になる方はぜひ資料請求してみてくださいね。




福祉住環境コーディネーターの試験概要と試験対策ポイント
ここで試験の概要と試験のポイントを確認しておきましょう。
福祉住環境コーディネーター試験は、2級までは受験資格がなく誰でも受験をすることができます。
項目 | 内容 |
---|---|
受験資格 | なし(年齢・学歴に関係なく誰でも受験することができます) |
実施団体 | 東京商工会議所(民間資格) |
受験料 | 1級:12,100円 2級:7,700円 3級:5,500円 ※CBT方式の場合は、別途利用料2,200円(税込)がかかります |
試験方法 | IBT試験 CBT試験 いずれも〇×を含む多肢選択方式 |
問題内容 | ランダム |
試験場所 | IBT試験:自宅、職場等のパソコン CBT試験:全国のテストセンターのパソコン |
試験時間 | 90分 |
合格基準 | 100点満点中70点以上で合格 |
福祉住環境コーディネーター検定試験は、2021年のネット試験化により、それまでの四肢択一・用語の選択問題から〇×問題を含む多肢選択方式にかわりました。
〇×問題は解答しやすいですが、〇×の組み合わせ選択問題は、IBT試験ではメモが取れないため若干の解きにくさがあります。
問題は全国統一のものから、受験者ごとに内容が異なるランダム形式(IBT、CBT)へと変更となっています。難易度調整等のために難しい問題も出題されるため、1つ1つの問題の難易度に戸惑わず身につけた知識で得点できるところを確実に解答していくことが大切です。
試験時間が2時間から90分になりましたが、時間的にはちょうど良い長さとなっています。
3級の出題範囲
●超高齢社会が到来する中で、生活者として知っておくべき福祉一般の基本的知識
●子供から高齢者にわたる全世代を対象に、生活者の視点から地域コミュニティ・まちづくりを含んだ「福祉住環境整備の基礎知識」
2級の出題範囲
3 級レベルの知識に加え、
●介護、医療、福祉、建築、福祉用部に関する専門の知識を身につけ、それらを適用できる
●福祉住環境に関する様々な問題点を抽出でき、クライアントのニーズ、経済的状況、福祉制度、住宅環境、福祉用部等を総合的に勘案し、各専門職と連携して最適な解決策を提案できる知識・技能を
IBT方式、CBT方式対策について
2021年度からのネット試験化に伴い、これまでのペーパーテストから自宅または職場等のパソコンを利用したIBT方式の試験、全国のテストセンターのパソコンを利用したCBT方式の試験の2つからの選択制になりました。
現在多くの試験がネット試験化の流れがありますが、まだまだパソコンを使っての試験を受けたことがない人も多く、少々戸惑ってしまいますよね。
私はIBTもCBTもどちらの試験も受験したことがありますが、どちらもそう難しいことはなく、落ち着いて受験をすることができました。
対策としては、IBTの場合は早めに環境を整えておくことと、公式サイトのIBT練習問題を1度は解いておくことをおすすめします。
当日の様子については、同じ東京商工会議所主催のカラーコーディネーター検定試験の時の様子の記事にしるしてあるので、気になる方はぜひご覧になってみてください。


福祉住環境コーディネーターの勉強法まとめ


福祉住環境コーディネーター試験は高齢化を迎え、福祉環境の需要が高まってきている中で注目されている資格です。
難易度的にはやや易しいレベルで、しっかりと勉強すればいきなり2級からでも合格が可能です。
勉強法については以下のポイントを意識することで、効率的に学習を進めることができるでしょう。
- 基本的には独学でOK
- 試験は公式テキストから出題
- だけど市販テキストでも対応可能!おすすめはユーキャン
- 必ず過去問題集を購入し、過去問中心の勉強を
- スキマ時間も利用して勉強する
- 最後の仕上げに予想問題をやる



忙しいなかで勉強するので、なるべく効率的に進めていきたいですよね
ぜひ、早めに自分の勉強スタイルを見つけて、楽しく勉強を進めていってくださいね。
心から応援しています!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
それでは。また、どこかの記事で!



ありがとー!