
福祉住環境コーディネーターを受けるけど、
・どんな勉強をどの程度やれば合格できるんだろう?
・忙しいから、効率良く学習できる勉強法が知りたいな。



福祉住環境コーディネーターの合格者は、
・1日1~2時間の勉強をを2ヶ月程度続けた人が多いよ。
・暗記系のノーマルな資格試験だから、コツコツ学習していけば合格できます
こんにちは。資格好きの主婦まいです。
福祉住環境コーディネーターは、東京商工会議所が主催する民間の資格試験。建築関係や医療福祉関係など、さまざまな場面活躍が期待できます。
福祉住環境コーディネーターの受験生は、
3級は就活を控えた学生
2級は建築・福祉業界などの社会人
など、学業や仕事に忙しい人が多いもの。
ぜひ効率良い勉強法を知りたいですよね。
そこで今回は、福祉住環境コーディネーターの合格率・難易度・合格者の勉強時間・勉強法をご紹介していきます。



この記事を読めば、福祉住環境コーディネーター試験について詳しく知ることができ、どんな勉強をどれくらいすれば良いのかもわかるようになりますよ。
福祉住環境コーディネーターの受験をお考えの方は、ぜひチェックしてくださいね。



資格好き主婦のまい(@maisawaco)です。
行政書士、宅建、FP2級、カラーコーディネーター、福祉住環境コーディネーター2級3級など15種類20個の資格を持つ資格好き。
資格ブロガー&ライター歴4年。資格試験のノウハウを発信しています。
第50回、51回2級3級 IBT・CBT方式試験申し込み期間 | 試験期間 | 受験料(税込) |
---|---|---|
2級7,700円 3級5,500円 ※CBT試験はCBT利用料として 別途2,200円(税込)がかかります | ||
2023年10月13日(金)~10月24日(火) | 11月17日(金)~12月7日(木) | 2級7,700円 3級5,500円 ※CBT試験はCBT利用料として 別途2,200円(税込)がかかります |



福祉住環境コーディネーターの通信講座をお考えの方は、ユーキャンがオススメです




福祉住環境コーディネーター2級の勉強法のポイント
福祉住環境コーディネーター2級の勉強法のポイントは以下の通り。
- 教材はテキストと過去問でOK
- 勉強時間の目安は1日1~2時間×2ヶ月程度
- 勉強法は過去問演習中心
- 合格率は30%~70%と安定しないが、あまり心配しすぎないこと
- ネット試験について把握しておくと安心して受けられる



1つ1つ詳しくみていきます
教材はテキストと過去問でOK


福祉住環境コーディネーターの勉強に使う教材は、
・テキスト
・過去問
の2つでOKです。
一問一答も教材としてありますが、そちらはお好みで大丈夫。
スキマ時間を有効活用したいという方は購入しても良いと思いますし(私も一問一答は教材として好きです)、教材にあまりお金をかけたくないなという方は購入しなくてもOKです。
おすすめのテキストはユーキャン、公式テキストもGOOD
福祉住環境コーディネーターでよく使用される教材は、
の3種類になります。他にも出ていますが、この3種類が人気です。
この3つのテキストはそれぞれ雰囲気が異なるので、自分の学習スタイルに合わせて好みで選んでいただくのが良いでしょう。



私個人としては、おすすめはユーキャンです。
ユーキャンと成美堂出版のテキストを使用したことがありますが、ユーキャンは絵が多く見やすく、情報が必要十分で学習しやすいと感じました。
公式テキストも良い点はあるのですが、
・市販テキストと比較してお値段が高め
・東京商工会議所の公式テキストは文字が多く、少々わかりづらい
という点で選びませんでした。
しかし、医療、福祉系・住環境系などで今後も福祉住環境に携わる方は、辞書や資料集のような形で持っているというのも良いとも言われています。



図や絵も十分に記載されていて、公式テキストで学習されている方も多くいます。決して悪い教材ではありません。
ちなみに、成美堂のテキストも合格に必要十分な情報量で、とても簡潔にできています。好みは分かれますが、こちらも長年人気のテキストです
歯切れが悪くて申し訳ないです。
しかしやはり、福祉住環境コーディネーターのテキストは、自分がどのように勉強をしたいか(安く簡単にか、正統派で細かくしっかりとかなど…)を基準に、好みで選ぶのが1番です。



テキストに関してはこちらの記事でもう少し詳しく解説しています


問題集は、使用テキストに合わせて選択
過去問題集は、テキストをユーキャンにしたのなら問題集もユーキャンの「重要過去問&予想模試」、公式テキストにしたのならハウスエージェンシーの「2級過去問題集&実力テスト」がおすすめです。
ハウスエージェンシーの過去問題集は、公式テキストに完全対応していて、参考ページがきちんと掲載されています。効率良く勉強することができますよ。



ハウスエージェンシーの過去問題集は、アマゾンレビューでも毎年受験生に大変評判が良いです
成美堂の問題集も公式テキストにも対応していますし、予想模試もしっかりついています。テキストも過去問もリーズナブルなのが嬉しいですね。


勉強時間の目安は1日1~2時間×2ヶ月程度


福祉住環境コーディネーター2級の勉強時間の目安は1日1~2時間×2ヶ月程度です。
1時間×2ヶ月なら60時間
2時間×2ヶ月なら120時間



60~120時間とだいぶ幅があるね…
資格試験の勉強時間は「前提知識があるか」「勉強慣れしているか」「集中して学習できる環境か」など、個人の状況によって異なります。
自分はどのくらいの学習が必要なのか見極めながら、自分が合格できそうな勉強時間+20時間くらいの感覚でスケジュールを組むことが大切です。
公式サイトの合格者の勉強時間をチェック
福祉住環境コーディネーター2級の合格者の勉強時間が、公式サイトに掲載されています。ぜひ参考にしてみてください。
合格者の1日あたりの勉強時間 | 2級 | 3級 |
---|---|---|
30分未満 | 13.3% | 22.4% |
30分~1時間 | 39.8% | 30.6% |
1時間~2時間 | 29.8% | 35.8% |
2時間~3時間 | 11.6% | 7.3% |
3時間以上 | 5.5% | 3.9% |
合格者の勉強期間 | 2級 | 3級 |
---|---|---|
1カ月未満 | 28.3% | 32.8% |
1~2カ月 | 30.5% | 30.6% |
2カ月~3カ月 | 20.8% | 20.7% |
3カ月~4カ月 | 8.2% | 6.5% |
4カ月~5カ月 | 3.2% | 2.6% |
5カ月以上 | 9.1% | 6.9% |
2級合格者で最も多いのは、
・勉強時間が一日あたり30分から1時間
・勉強期間が1〜2カ月
です。
1時間~2時間勉強している人も約30%いて、1日2時間程度勉強する人も多いでしょう。
勉強時間と期間を分けて統計を取っているため、短い時間の学習を長くコツコツ続けたのか、短期集中で勉強したのか読み取りづらいですが、それでも60~100時間程度の学習をされた方が多いのではないでしょうか。



私も3級を経て2級を受けたこともあり、60時間ほどで合格しました。いきなり2級を受ける場合は、80~100時間程度は確保したいところです
公式サイトに掲載のデータでもう1つ注目なのが、勉強期間が1ヶ月未満で合格した人も28.3%もいる点です。
1ヶ月未満の人が1日あたりどれだけ勉強したかはわかりませんが、いずれにしてもたとえ試験まで日数がなくても、努力次第で合格は可能ということを表しています。
「試験日近くになっちゃった!勉強してない!」と思っても諦めないで、できることをしていきましょう!
試験日が近ければ近いほど、勉強法は過去問を中心の勉強をおすすめします!(焦った方がアドレナリンが出て学習がはかどることもあるので、本当に諦めないで!ガッツです!)
勉強法は過去問演習中心に


福祉住環境コーディネーターの合格のための勉強は、過去問を繰り返し解くことがカギとなります。



基本的に東京商工会議所主催の検定対策は、一般的な資格試験と同じ勉強法。過去問をどんどん解いていく「過去問中心の勉強」でOKです!
福祉住環境コーディネーターは、難易度はそう難しくないですがひっかけ問題があることもあります。ただ、びっくりするような変化球はなく、出題の傾向は毎回似ているため、過去問をやりこむことで対策は可能です。
過去問を解き→不安な箇所はテキストに戻り復習
という工程を大切に、コツコツ勉強していきましょう。
具体的な勉強の流れ
まずはテキストを通読してどのようなことを学ぶか掴みましょう。人の頭は「全体」→「詳細」の流れで理解しやすくなるので、まずは全体をとらえることを意識します。
目次からざっと目を通すのがおすすめです。
また、資格試験に慣れている方、医療福祉関係の方など知識のある方は、通読もせずにいきなり過去問を解いていく方法でもOKです。
次に過去問を解いてみます。わからないことも多いと思いますが、とにかく解いてみて出題傾向、出題範囲を掴みましょう。
間違えてしまった箇所、わからない部分をテキストで学ぶ感覚です。基本的はこの過去問→テキストの流れで勉強をしていきます。
机に座って勉強できる時間は、出来るだけ過去問→テキストのスタイルで勉強しましょう。
通勤や通学、家事の合間などのスキマ時間にテキストを眺めたり、アプリや一問一答を導入している方はサクッと解いていくのが効率的です。
本番試験の前に一回は、問題集についている予想模試を実際の試験時間で解いてみましょう。
福祉住環境コーディネーター検定試験は、時間がなくなるということはあまりありませんが、事前に自分の集中力や全体の流れを把握しておいた方が、本番にもスムーズに挑むことができます。
模試が終わったらそのままにしないで、しっかりと復習することがとても大切です。不安を1つずつつぶしていけば、本番でも高得点が取れますよ。
おすすめ①【だれでも読める】ユーキャンの福祉住環境コーディネーター指導部だより
福祉住環境コーディネーターの試験対策で、ぜひチェックしてほしいのが、ユーキャンが受講生や受験者に向けて情報を提供している「ユーキャン 福祉住環境コーディネーター指導部だより」です。


学習の補助となるような情報や、受験生におすすめの学習スケジュール、試験前には直前期に確認しておきたい重要ポイントもわかりやすく掲載しています。
ユーキャンのサイトは、受験後の速報でチェックする方も多いかと思いますが、受験前にもとても有益です。



勉強を始める前、勉強の合間にぜひ1度は確認してみてくださいね。
おすすめ②YouTube「3福祉士資格合格チャンネル」
社会福祉士などの福祉資格のYouTube講座を開設している「3福祉士資格合格チャンネル」さんが、最近福祉住環境コーディネーター検定試験用の動画も多数アップしていらっしゃいます。
聞き流しが多いので、デスク系の勉強に飽きたタイミング、通勤通学、家事の合間にも活用できます。



福祉住環境コーディネーター検定試験は、このような無料で利用できる教材が少ないため大変ありがたいチャンネルです!



気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね
合格率は30%~70%と安定しないが、あまり心配しすぎないこと


福祉住環境コーディネーターは、1級以外はそう難しい試験ではありません。合格率は2級で30~70%、3級で55%〜65%くらいで、資格試験の中では平均的~やや高い範囲で、受験資格がないことを考えると「やや易しい」~「普通」レベルの資格試験だと言えます。
ただ、福祉住環境コーディネーターをはじめとする東京商工会議所の試験は合格率の上下が大きいことでも知られています。



難しい年もあれば、そうでない年もあり受験者の不安を掻き立てられます
ただ、多くの年では定番の問題のみの正解で合格点を超えることができます。難しい問題も出題されますが、基本的な勉強を続けていれば受かる試験なので、やるべきことはやり必要以上に怖がらないことが大切です。



そうは言われてもどう合格率が異なるのか、どんな難易度なのかわからないと不安を抱いてしまうもの。ここからは、福祉住環境コーディネーターの合格率・難易度についてお話していきます
福祉住環境コーディネーター試験の合格率は上下が激しい
福祉住環境コーディネーター検定試験は、宅建などの「上位何%を合格にする」という相対評価の試験ではなく、70点以上で合格となる絶対評価です。そのため合格率は受験回ごと上下します。
試験実施回 | 2級 合格率 | 3級 合格率 |
---|---|---|
第38回(2017年) | 49.0% | 50.2% |
第39回(2017年) | 51.9% | 34.1% |
第40回(2018年) | 13.8% | 56.6% |
第41回(2018年) | 42.0% | 55.4% |
第42回(2019年) | 29.9% | 60.6% |
第43回(2019年) | 44.6% | 55.8% |
第44回(2020年) | 中止 | 中止 |
第45回(2020年) | 46.8% | 66.8% |
第46回(2021年) | 85.6% | 84.4% |
第47回(2021年) | 51.8% | 51.3% |
第48回(2022年) | 39.9% | 39.4% |
第49回(2022年) | 34.7% | 38.5% |
過去6年を遡ってみると、最低合格率は13.8%(歴代ワースト2位)、最高は85.6%でした。85.6%をたたき出した第46回は、福祉住環境コーディネーター試験がネット試験化して初めての実施回でした。このタイミングは、他の資格も同じように合格率が高くなっています。
2018年の第40回は、約50回の福祉住環境コーディネーター検定試験の歴史の中で2番目に低い合格率でした。10人に1人しか受からない試験というのはかなりの厳しい難易度です。問題も多くの人が解けない難しい問題の割合が多く、この年に受験された方は本当にびっくりされたことと思います。
なぜ難しくなったかは定かではありませんが、前年度の合格率が50%前後だったことも関係があるのかもしれません。福祉住環境コーディネーター2級の合格率は、前後の合格率からみると30%台後半から40%台前半の難易度を目指しているのではないかという様子がうかがえます。そのため、難易度を少し上げようとした結果、かなり難しい問題になったのではないのでしょうか。


定番問題で7割超できる!&傾向はかわらない
試験問題は、
・多くの人が解ける易しい問題
・合格者なら解ける普通の難易度の問題
・多くの人が解けない難しい問題
を組み合わせて難易度をコントロールしています(実際にはもう少し段階が細かいですが)
2018年はこのうち難しい問題ばかりが多くなり難易度が上がってしまいましたが、他の年は割合をみながらバランスをとっています。
そして福祉住環境コーディネーター2級場合は、ほとんどの年で基礎的な問題&定番問題が7割以上を占めます。つまり、定番問題を間違えないようにしっかりと勉強することが大事。基本さえちゃんと押さえていれば、7割の正答ができ合格ができます。
もちろん勉強を疎かにして受かる試験ではありませんが、勉強している人が恐れてしまうような試験ではありません。
「絶対に受かる!」という気持ちを持ち、自信を持って試験に挑みましょう。
ネット試験について把握しておくと安心して受けられる
まだIBTやCBT形式の受験を経験されていない方は、IBTまたCBTの受験方式について事前に確認をしておきましょう。
当日焦って要らぬミスをしてしまわないように、準備をしておくことが大切です。
公式サイトの案内のリンクを貼っておきます。事前に必ず確認しておきましょう。



最近同じ東京商工会議所のカラーコーディネーター検定をIBT方式で受験しました。その体験談の記事もあるので、良ければ1度目を通してみてくださいね


いきなり2級からでもOK
福祉住環境コーディネーターは、いきなり2級の挑戦でも大丈夫です。
実際に2級のみ受験し、合格された方も多くいます。
2020年度 | 受験者 | 実受験者 | 合格者 | 合格率 |
---|---|---|---|---|
1級 | 389人 | 335人 | 43人 | 12.8% |
2級 | 11,729人 | 10,778人 | 5,043人 | 46.8% |
3級 | 7,002人 | 6,486人 | 4,335人 | 66.8% |
福祉住環境コーディネーター試験は暗記系の試験なので、2級も3級の範囲の知識を補いながら勉強を進めることができます。
あとは難易度的な問題ですが、
私は3級→2級とステップを踏んだ組なのですが、そこまで3級から2級の難易度の差は感じませんでした。



きちんと勉強をされる方であれば、いきなり2級の受験も全然アリです。
ただ、あまり勉強・対策をしないで受験に挑む方の場合はあまりおすすめできません。2級は勉強しなければ受からない試験です。
- 医療・福祉従事者の方
- 建設、建築の知識のある方
- 意欲的に勉強を進められる方
- 自分の勉強スタイルが確立されている方
- 通信・通学講座を利用される方
もともと福祉住環境に知識のある方は、3級をとばして2級からの受験も可能だと思います。また、基本の勉強方法は他の資格試験や学生の頃の勉強方法とあまり変わらないため、勉強に苦手意識のない方、継続して勉強を進められる方も2級からの受験で問題ないでしょう。


ダブル受験もできる
福祉住環境コーディネーター試験は、統一試験の頃から2級と3級のダブル受験が可能です。
IBT試験化によっても、同一試験回での2級3級のダブル受験が可能で、同じ日の別の時間でも、別日でもどちらでも受験できます。(※同じ級の同一試験回での受験はできません)(※別の級なら片方をIBT試験、もう片方をCBT試験で受けるのも可能です)



便利だね!



試験実施期間も長く、最短で希望試験日の7日前の申し込みが可能なため、希望の試験日さえ確保出来れば、3級の手ごたえで2級を受験することも可能です
一発合格したい方、しっかりと勉強したい方は通信講座も
「独学に不安がある」
「忙しいけど絶対に1発合格したい」
という方には、通信講座もおすすめです。



通信講座は研究された教材により、試験に出る箇所を重点的に学ぶことができます。
スケジュール管理もできるので、非常に効率よく勉強することができますよ!



しっかりと学び、実践でも使える知識を身に着けたい人も通信講座は合っているよね
通信講座もさまざまなものがある中で、わたしのおすすめはユーキャンの「福祉住環境コーディネーター講座」です


ユーキャンの福祉住環境コーディネーター2級・3級講座は、オリジナルテキストとDVD教材、でるポケ、過去問題集のセットとなっています。
オリジナルテキストは公式テキストの内容をさらにわかりやすくユーキャンがアレンジしているので、初心者でもイラスト・図解豊富でとってもわかりやすい教材になっていますよ!。



無料で資料請求できるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。


福祉住環境コーディネーターの試験概要と試験対策ポイント


ここで試験の概要と試験のポイントを確認しておきましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
受験資格 | なし(年齢・学歴に関係なく誰でも受験することができます) |
実施団体 | 東京商工会議所(民間資格) |
受験料 | 1級:12,100円 2級:7,700円 3級:5,500円 ※CBT方式の場合は、別途利用料2,200円(税込)がかかります |
試験方法 | IBT試験 CBT試験 いずれも〇×を含む多肢選択方式 |
問題内容 | ランダム |
試験場所 | IBT試験:自宅、職場等のパソコン CBT試験:全国のテストセンターのパソコン |
試験時間 | 90分 |
合格基準 | 100点満点中70点以上で合格 |
福祉住環境コーディネーター検定試験は、2021年のネット試験化により、それまでの四肢択一・用語の選択問題から〇×問題を含む多肢選択方式にかわりました。
【参考】2022年度問題形式・問題数
級 | ○×問題(1点) | 穴埋め4択(2点) | 4択(3点) | 計 |
---|---|---|---|---|
2級 | 30問 | 14問 | 14問 | 58問 |
3級 | 55問 | なし | 15問 | 70問 |
2022年度2級は、〇×問題が30問、穴埋めが14問、4択問題が14問出題されました。
2021年の第1シーズンにネット試験化○×問題しかなかたところ80%台という合格率が出てしまい2021年第2シーズンから4択が加わりました。○×50問、4択10問ずつが2022年度14問ずつになり、2回同じ形式のためこのままいくのでないかとも思われます
〇×問題は解答しやすいですが、〇×の組み合わせ選択問題は、IBT試験ではメモが取れないため若干の解きにくさがあります。
問題は全国統一のものから、受験者ごとに内容が異なるランダム形式(IBT、CBT)へと変更となっています。難易度調整等のために難しい問題も出題されるため、1つ1つの問題の難易度に戸惑わず身につけた知識で得点できるところを確実に解答していくことが大切です。



試験時間が2時間から90分になりましたが、時間的にはちょうど良い長さとなっています。
- 高齢者・障害者を取り巻く社会状況と住環境
- 福祉住環境コーディネーターの役割と機能
- 障害のとらえ方
- リハビリテーションと自立支援
- 高齢者・障害者の心身の特性
- 在宅介護での自立支援のあり方
- 高齢者に多い疾患別にみた福祉住環境整備
- 障害別にみた福祉住環境整備
- 福祉住環境整備とケアマネジメント
- 福祉住環境整備の進め方
- 福祉住環境整備関連職への理解と連携
- 相談援助の実践的な進め方
- 福祉住環境整備の共通基本技術
- 生活行為別福祉住環境整備の手法
- 福祉住環境整備の実践に必要な基礎知識
- 福祉用具の意味と適用
- 生活行為別にみた福祉用具の活用
- 少子高齢社会と共生社会への道
- 福祉住環境整備の重要性・必要性
- 在宅生活の維持とケアサービス
- 高齢者の健康と自立
- 障害者が生活の不自由を克服する道
- バリアフリーとユニバーサルデザインを考える
- 生活を支えるさまざまな用具
- 住まいの整備のための基本技術
- 生活行為別に見る安全・安心・快適な住まい
- ライフスタイルの多様化と住まい
- 安心できる住生活
- 安心して暮らせるまちづくり
福祉住環境コーディネーターの勉強法まとめ


福祉住環境コーディネーター試験は高齢化を迎え、福祉環境の需要が高まってきている中で注目されている資格です。
勉強法については以下のポイントを意識することで、効率的に学習を進めることができるでしょう。
- 教材はテキストと過去問でOK
- 勉強時間の目安は1日1~2時間×2ヶ月程度
- 勉強法は過去問演習中心
- 合格率は30%~70%と安定しないが、あまり心配しすぎないこと
- ネット試験について把握しておくと安心して受けられる



忙しいなかで勉強するので、なるべく効率的に進めていきたいですよね
不安な場合はユーキャンの通信講座もおすすめです。
ぜひ、早めに自分の勉強スタイルを見つけて、楽しく勉強を進めていってくださいね。
みなさんの合格を、心より願っています!
それでは、またどこかの記事でお会いしましょう。



ぼくもがんばろう!