ブログ案内犬しろちゃん資格ってとっても意味ないってよく言われるよね。
本当にそうなのかな。



「資格は意味ない」って声は、よく聞くよね。
でもそんなことないよ。
「資格は意味ない」という声を、身近であったりネットであったりで耳にすることは多いでしょう。
まず結論から言うと、「資格は意味ない」は半分ホントで半分ウソ。資格に意味があるかどうかは、資格そのものではなく、「選び方」と「活かし方」で決まります。
- 「資格は意味ない」と言われてしまう4つの理由
- それでも資格に意味がある理由
- 「意味のある資格」を選ぶ3つの条件
- 迷ったときにおすすめの「意味のある資格」
今回は、21個の資格を取得し、現在は国家資格キャリアコンサルタントとして働く人のキャリア支援もしている私が、「資格は意味ない」の真実について解説していきます。



資格好き主婦のまいです。
行政書士、宅建、FP2級、簿記3級、カラーコーディネーター、福祉住環境コーディネーターなど21個の資格を持つ資格好き。国家資格キャリアコンサルタントとして、キャリア支援の実務にも携わっています。
資格ブロガー&ライターとして宅建についての記事寄稿もしています。
学生時代の偏差値は40台、勉強が得意とは言えない立場から資格取得について発信中。
「資格は意味ない」と言われてしまう4つの理由


「資格なんてとっても意味ない」「無駄だよ」なんて声を聞くことがありますが、それはどんな理由からなのでしょうか。
実は、以下の4つの理由で資格は意味ないと言われてしまいます。
- 世間で評価されない資格がある
- 独占業務のない資格は希少性が低い
- 転職市場では業務経験が優先される
- 活かし方が難しい資格も多い
理由①世間で評価されない=持っていても意味ないと言われる
世間的に評価されない資格は、「持っていても意味ない」と言われることがあります。



世間で評価されない資格ってどんな資格?



主に「ちょっと勉強すれば取れる資格」「お金を払えば取得できちゃう資格」だね
資格の難易度は幅広く、少しの勉強で簡単に取得できてしまうものもあります。こういった資格は、持っていても評価されないものが多いです。
少し勉強すれば合格できる資格は、誰でも取得できるので、合格した人に他の人とは違うプラス評価を見出せません。そのため、中には実際に役立つ資格があったとしても、「持っていても意味がない」と言われてしまいます。
「意味がない」といわれがちな資格
比較的簡単に取得できる資格は、実は沢山あります。
以下はほんの一部。
- マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)
- アロマテラピー検定
- フードコーディネーター3級
- オーガニックコーディネーター
- 実用マナー検定
- 色彩検定3級
- 不動産知識検定
- 遺品整理士
- 相続診断士
- 防犯設備士
- フォークリフト運転者
- メンタルケア心理士
- 認定エステティシャン
このほかにも、在宅試験で家でテキストを見ながら受験することができる医療事務や調剤薬局事務も、簡単な部類の資格に入ります。



私が持っている資格でも、
・危険物乙種四類
・FP3級
・ビジネス実務法務検定
・カラーコーディネーター
などは簡単な部類の資格に入るよ!
でも、上記の資格を勉強した方ならわかるかと思いますが、本当はそこそこ勉強しないと取得できないし、興味がないと勉強も進められない資格もあります。
決して「誰でもできる」わけではないし、「努力をしていない」わけでもありません。



ちなみに、上記「危険物取扱者」や「フォークリフト運転者」など、それを持っていないと該当するものを扱えない資格もあり、実態は決して「意味のない資格」ではないですよ
資格の内容を知らずに、難易度だけが独り歩きしてしまうと、世間的には「意味ない」なんて見られてしまうこともあるんですよね。
理由②業務独占資格・必置資格ではない
「業務独占資格」や「必置資格」ではないと「持っていても意味ない」と言われることもあります。
「業務独占資格」は、その資格がなければ該当する業務ができないという資格です。



たとえば医師が行う医療行為は医師免許がないと行えないよね
「必置資格」とは、業務を行う上で必ず必要人数を配置しなければならないという資格です。宅建士は、1事業所内で5人につき1人以上配置しなければなりません。
このような「業務独占資格」「必置資格」は重宝されやすい資格です。そして、それ以外の資格はなくても仕事ができるため、「あっても意味ない」と言われてしまうこともあります。
難易度が高くても「意味ない」と言われることがある
私が取得した中では、例えば「ファイナンシャル・プランニング技能士」は業務独占資格でも必置資格でもありません。資格を持っていなくても、個人のお客さんの資産相談に乗ることができます。
さらに言うと、「ファイナンシャルプランナー」は資格を持っていなくても誰でも名乗って仕事をすることができます。(名称独占なのは「○級FP技能士」「AFP」「CFP」という名前だけです。)
そのため、FPも時々「持っていても意味ない資格」に仲間入りしていることがあります。



難易度で言うとFP技能士の1級やCFPという資格はかなり難しいのにね



難易度だけではなく、内容が希少かどうかも「意味ない」と言われるかどうかの判断基準になるんだよね
ちなみにFPも、持っていれば仕事での信頼度が上がり、専門知識により報酬を得ることももちろん可能。実際には「意味ない資格」ではありません。
理由③転職においては実務経験>資格といわれている
転職する際に選考で有利に働くのは、資格よりも実務経験といわれているため、「資格は意味ない」といわれることがあります。
例えば、私は福祉住環境コーディネーターという資格を持っていますが、もしもリフォーム会社に転職したいという場合に、



資格持っています!前職は事務員です!
という人と



特に資格はありませんが、前職は同じリフォーム業界でバリアフリーの物件にも多く携わっていました!
という人が面接に来た場合には、やはり後の人の方を採用したくなりますよね。即戦力です。
同じように、事務の仕事に就きたいからといって
・全くの未経験でMOSの資格を持っている人と、
・無資格だけど前職も同じ事務員の人
どちらが有利かと言えば、やっぱり後者。
・医療事務を持っている未経験の人と、
・医療事務で5年働いていた人が面接にきたら
経験者の人に「じゃあ明日からお願いできますか?」となる可能性の方が高いです。
特に医療事務や調剤薬局事務など、事務系の仕事はその資格がなくても働くことが可能なので、資格を持っているからといって優遇されることが少ない職種です。
全くの未経験から転職する場合には資格よりも実務経験が優先されるため、「資格があっても意味ない」と言われてしまうんですね。
理由④活かし方が難しい資格もある
趣味や得意なことを活かせる資格でも、それを職業や収入につなげようとするとなかなか難しい資格もあります。ここで、職業や収入につながらないから=「意味ない」と判断されるケースもあります。
たとえば、
・整理収納アドバイザー
・食生活アドバイザー
・野菜ソムリエ
・チャイルドマインダー
など。
資格の活かし方はその人次第
資格を職業や収入につなげられるかどうかは、「資格次第」ではなく、「その人次第」です。
たとえば、整理収納アドバイザーは整理整頓が得意な方が取得し、その肩書で収納に悩む方にアドバイスをして、コンサルタント料などをもらって職業にすることもできます。
でも、そこまでいくためには、資格を持っていることよりも「営業力」「発信力」「満足いくサービスの提供」が必要になります。
整理収納アドバイザーの資格を活かしている人は、SNSで発信、見込みのお客さんへ営業、相手を満足させるサービス、付加価値の探求など、多くのことを考えて動いています。資格はそのための肩書。資格があるからと言って、お客さんが急に現れるわけではありません。
どんな職業でも、ゼロからお客さんを獲得するって本当に難しいことですよね。資格を持っている持っていないに関わらず、かなりの努力が必要です。
そのことがわかっていない人や、まわりの人が、「資格を持っているのになかなか収入につながらない」=「資格は意味がない」という発想をしてしまうのです。
それでも「資格は意味ない」は安易な考えです
資格が意味ないと言われる理由をみてきました。具体的には、
・簡単に取得できる資格
・業務独占資格や必置資格ではない資格
・実務経験なしに資格だけ取得している場合
・資格を活かしきれていない場合
に「資格は意味ない」と言われがちということがわかりました。
でも、個人的には「資格をとればすぐに就職できるわけではない」「収入につながらない」からといって=「資格は意味ない」というのは、あまりにも安易な考えだと思います。
少し考えてみただけでも、整理収納が得意な方が「私、整理収納得意なんです!」と言うより、「整理収納アドバイザー1級を取得しています」と言った方が説得力がありますよね。健康に気をつけている方に食生活アドバイザーの肩書があった方が、「食に関する知識もあるんだな」と信頼が増します。
「知識を客観的な形にできる」「名刺に書ける」——これだけでも十分な意味ですが、資格にはこのほかにもたくさんのメリットがあります。



メリットについてはこちらの記事で紹介してるよ


キャリア支援の現場から:資格は「キャリアの言語化」になる
私は現在、国家資格キャリアコンサルタントとして、働く人のキャリア相談にも携わっています。その立場から言えるのは、資格の本当の価値は「自分は何ができて、何に興味があるのか」を、他人に伝わる形で言語化してくれることだということです。
キャリアの棚卸しをするとき、「なんとなく事務が得意」では面接でもキャリアの方向付けでも使えません。でも「簿記2級を持っていて、数字を扱う業務が得意」なら、転職でも社内異動でも、話が具体的に進みます。
さらに、AIの活用が広がるこれからの時代は、「この人に任せたい」という信頼の根拠がますます重要になります。学び続けている証明である資格は、その根拠のひとつになってくれます。



「資格そのもの」より「資格を通じて言語化された自分の強み」が武器になる、というイメージです
「意味のある資格」を選ぶ3つの条件
では、どうすれば「意味のある資格」を選べるのでしょうか。ここまでの内容を裏返すと、条件は3つです。
- 目的から逆算して選ぶ(転職?収入?教養?で選ぶべき資格は変わる)
- 「独占業務」「必置」など、資格でしかできないことがある
- 今の実務経験・興味と掛け算できる
特に大事なのが①の「目的からの逆算」です。転職・収入アップが目的なら、実務経験と掛け算できる資格や、業務独占・必置資格を。趣味や教養が目的なら、興味が続くかどうかを最優先に。目的と資格がズレていると、たとえ難関資格でも「取ったのに意味なかった…」となってしまいます。
迷ったら「国家資格×実務に近いもの」がおすすめ
「何か資格に挑戦したい。自分の興味がわからないけど、とにかく資格の勉強を頑張ってみたい!」と思っている方には、宅建士のような「国家資格×必置資格×求人が多い」資格をおすすめします。
宅建士は不動産業界で必置資格として常に需要があり、資格手当がつく会社も多く、知名度も抜群。しかも、私のような法律知識ゼロの初心者でも独学で十分狙えます。



私が知識ゼロから独学50日で宅建に一発合格したときの勉強法は、こちらの記事で詳しく解説しています!


「資格は意味ない」に関するよくある質問
A.いいえ。実務経験が優先されるのは「経験者と未経験者が競合したとき」の話です。「実務経験×資格」の組み合わせは最強ですし、未経験分野に挑戦するときは、資格が「本気度」と「基礎知識」の証明になります。
A.目的によりますが、汎用性の高さでいえば宅建士・FP2級・簿記2級あたりが定番です。いずれも求人・実生活・独立のどの方向にも活かしやすく、独学でも狙えます。
A.知識だけならAIで代替できる場面は増えますが、「責任を持って業務を行える人」の証明としての資格(業務独占・必置資格)の価値はむしろ残ります。また、資格取得の過程で身につく「学び方」自体が、変化の速い時代の武器になります。
まとめ:資格の意味は「選び方」と「活かし方」で決まる
- 「意味ない」と言われる理由は4つ(簡単に取れる/独占業務がない/実務経験優先/活かし方が難しい)
- でも「収入に直結しない=意味ない」は安易な考え
- 資格は「自分の強みの言語化」であり、信頼の根拠になる
- 意味のある資格は「目的からの逆算」で選ぶ
- 迷ったら「国家資格×実務に近いもの」(宅建士など)
資格は「意味ない」という人は必ずいます。「資格を評価するよ」「意味あるよ」という人もいます。取得しようとしている資格に意味があるのかどうかは、まわりの声ではなく、自分の目的に照らして考えてみることが大事です。
まわりの声に惑わされず、興味のある資格にはぜひ挑戦してみてくださいね。応援しています!










