
こんにちは!資格好き主婦ライターのまいです!大の資格好きで、 宅建、行政書士、FP2級など、いくつかの資格を持っています。
「宅建の勉強始めたいけど、テキストがありすぎて選べない!」
「初心者でも分かりやすいテキストってどれ?」
「試験まで時間がない!とにかく短期で合格できるテキストが知りたい!」
宅建のテキストって、本当に種類が豊富。書店に行くと、ずらりと並んだ参考書の山に圧倒されてしまう方も多いのではないでしょうか?



選択肢がたくさんあっていいけどね
何を隠そう、私は平成23年に、まったくの初心者から独学50日(約200時間)で宅建に一発合格 しました! 当時は時間もなく、テキスト選びには本当に重要でした…。



テキストを購入するのが好きなので、その後の試験でもテキストをいろいろ厳選しています
そんな私の経験を踏まえ、今回は「短期合格」を目指す宅建独学初心者の方に向けて、おすすめのテキスト・参考書を厳選してご紹介します! さらに、後悔しないテキスト選びのコツもお伝えしますよ。
この記事を読めば、膨大なテキストの中から、あなたにぴったりの「相棒」を見つけるヒントがきっと得られるはずです!



こんにちは!
資格好きライターのまい(@maisawaco)です。
行政書士、宅建、FP、カラーコーディネーター、簿記3級、ビジネス実務法務検定2級など21個の資格を持つ資格好き。
学生時代の偏差値40台、主婦の立場から、記事寄稿やブログなどで資格試験のノウハウを発信しています。
【第1位】短期合格の王道!「らくらく宅建塾 基本テキスト」
まず最初にご紹介するのは、何を隠そう私が実際に使って50日合格を果たした、宅建学院の「らくらく宅建塾 基本テキスト」です!
「らくらく宅建塾」のメリット:講義みたいな分かりやすさ&必要最小限
- まるで講義!な口語体: テキスト全体が話し言葉で書かれていて、難しい法律用語もスッと頭に入ってきやすいのが最大の特徴。勉強が苦手な人でも、抵抗なく読み進められます。
- 合格に必要な情報が凝縮: 「最短合格」をコンセプトに、合格に必要な知識が厳選されています。情報が多すぎて混乱することが少ないです。
- 豊富な語呂合わせ: 記憶が苦手な分野も、ユニークな語呂合わせで楽しく覚えられます。時間がない短期決戦では、語呂合わせは強い味方!
- 大きめの文字: 細かい文字が苦手な方にも読みやすいです。







さらに、「らくらく宅建塾」はスマホで一問一答ができます!


「らくらく宅建塾」のデメリット:丁寧さよりスピード重視?費用面もチェック
- 解説の丁寧さはそこそこ: 必要最小限の情報に絞っている分、「なぜそうなるのか?」という根本的な理解を深める丁寧さには少し欠けるかもしれません。じっくり時間をかけて理解したいタイプの方には、物足りなく感じる可能性も。
- 問題集が3分冊で費用がかかる: テキストとセットで使いたい過去問題集「過去問宅建塾」が、権利関係・宅建業法・法令税他の3冊に分かれています。 全て揃えると、他のシリーズより費用がかさむ点は注意が必要です。
- デザインがちょっと…?: これは完全に好みの問題ですが、個人的には少しデザインが古風というか、可愛らしさに欠けるかな…と感じました(笑)。(2025年verは少しかわいい!)



問題集は3冊にわかれています
【補足】賛否両論?でも短期合格にはやっぱり強い!
一部のテキスト比較サイトなどでは、「試験に不要な知識も載っている」「アフターサービスが少ない」といった理由で、評価が低いこともあるようです。
確かに不要な知識は避けたいですが、50日合格の私から言わせてもらうと、短期学習では細かい部分まで読み込む余裕は正直ありませんでした。それよりも、「とっつきやすさ」「勉強の波に乗りやすさ」の方が、挫折せずに最後まで走り抜けるためには重要だと感じています。
問題集の解説は非常に分かりやすいので、テキストと過去問をセットで使い倒せば、合格力は十分身につきます! アフターサービスも、短期決戦では使いこなせないことが多いので、気にしなくてOKです。
こんな人におすすめ!
- とにかく最短ルートで合格を目指したい人
- 法律の勉強が初めてで、難しい文章に抵抗がある人
- 講義を聞いているような親しみやすい文体が好きな人
- 語呂合わせで効率よく暗記したい人



アマゾンでも評価の高いイチオシテキストです。
【第2位】売上No.1!「みんなが欲しかった!宅建士の教科書」
続いては、TAC出版の超人気シリーズ「みんなが欲しかった!宅建士の教科書」です。 FPや簿記など他の資格でも定番で、私も社労士受験の際にお世話になりました。
「みんなが欲しかった!」のメリット:フルカラー&イラスト豊富で楽しい!分冊も便利
- 売上No.1の実績: 多くの受験生に支持されている安心感があります。
- フルカラー&豊富なイラスト・図解: 見た目がポップで楽しく学習を進められます。 難しい内容も視覚的に理解しやすい工夫が満載です。
- 便利な3分冊: テキストが「宅建業法」「権利関係」「法令上の制限・税その他」の3冊に分かれるので、持ち運びに便利!外出先で勉強したい人には大きなメリットです。



「みんほし」はスマホアプリつき。アプリ化していると本当に便利です!


「みんなが欲しかった!」のデメリット:ビジュアル重視?改正点の分かりやすさは要確認
- 改正点の記載が分かりにくい?: 法改正は試験の重要ポイントですが、このテキストではどこがどう変わったのか、少し把握しにくいかもしれません
- ビジュアル重視で文章量が少なめ?: イラストや図解が多い分、文章をじっくり読んで理解したいタイプの人には、少し物足りなさを感じる可能性があります。 私もどちらかというと文章で理解するタイプなので、「ちょっと情報がビジュアルに寄りすぎかな?」と感じました。
- フォントやデザインの好みが分かれるかも: ポップなデザインや複数のフォントが使われている点が、人によっては「少しごちゃごちゃして見える」「集中しにくい」と感じるかもしれません。





最高にわかりやすい図解!がイチオシポイント!個人的にはすこーしだけフォントが苦手…
こんな人におすすめ!
- 見た目の楽しさや分かりやすさを重視したい人
- イラストや図解で視覚的に理解したい人
- テキストを持ち運んで勉強したい人
- 「法律って難しそう…」と苦手意識を持っている人



とっつきやすさにこだわった1冊!著者の滝澤ななみさんはテキスト界の女神と名高い!
【第3位】無駄なくスッキリ!「スッキリわかる宅建士 中村式戦略テキスト」
3番手は、こちらもTAC出版の人気シリーズ「スッキリわかる宅建士 中村式戦略テキスト」です。その名の通り、無駄を省いた構成が魅力です。
「スッキリわかる」のメリット:出るとこ凝縮!過去問集も超優秀
- 出るとこだけ!なスッキリ構成: 合格に必要な知識が厳選されており、試験に直接関係ない情報は極力カットされています。「とにかく効率よく合格点を狙いたい!」という人にぴったり。
- 分かりやすい解説&可愛いキャラクター: シンプルながら解説は分かりやすく、登場するキャラクターも親しみやすいです。
- ネットフォローサービス付き: 最新の法改正情報などをWebで確認できるのは安心ですね。
- 過去問題集がとにかく優秀!: 個人的にイチオシなのが、セットの過去問題集「スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集」。解説が非常に分かりやすく、過去問演習を重視するなら、このシリーズを選ぶ価値は大いにあります!(テキストと過去問は同じシリーズで揃えるのが鉄則ですよ!)







2色刷りなんだね!



スッキリわかるの魅力はもう1つ。本書の執筆者・中村喜久夫先生が、わかりにくい箇所や試験に出る重要論点に絞ったポイント解説動画をYouTubeで無料公開しています!





独学だけど動画も観たい!という人には嬉しい得点!
「スッキリわかる」のデメリット:カラーリングの好み?改正点は対策を
- ピンク系?カラーリングが合わない人も?: テキスト全体が暖色系の色味で統一されています(フルカラーではありません)。これが人によっては「少し目がチカチカする」「重要箇所が分かりにくい」と感じるかもしれません。(私は2色刷り程度が好みなので、全く気になりませんでした)これは完全に好みの問題なので、書店で実際に確認してみてください。
- 改正点の分かりやすさは△?: 「みんなが欲しかった!」と同様、法改正の箇所が少し分かりにくい可能性があります。ただ、この点は模試などでしっかり対策すればカバーできる範囲だと思います。
こんな人におすすめ!
- 効率重視で、無駄な情報は極力避けたい人
- 過去問演習をしっかり行いたい人(セットの過去問集がおすすめ!)
- シンプルな構成が好きな人
- Youtube講義と連動で学びたい人



Youtube動画はまだそこまで充実していませんが、これから動画は続々出てくる予定。テキストもわかりやすく……講師の中村先生との相性が良ければ、最高のテキストです。
【番外編】じっくり派向け「わかって合格(うか)る宅建士 基本テキスト」
最後に番外編として、TAC出版の「わかって合格(うか)る宅建士 基本テキスト」をご紹介します。なぜ番外編かというと、3ヶ月未満の短期合格には情報量がやや多く、あまり向いていないと感じたからです。ただ、非常に優れたテキストなので、時間に余裕がある方にはおすすめです。
「わかって合格る」のメリット:情報量◎!頻出箇所や改正点も分かりやすい
- 丁寧で詳しい解説: 情報量が多く、各項目についてしっかり理解を深めることができます。
- 冒頭の頻出テーマ特集が秀逸: 試験で高確率で出題されるテーマ(正答率70%以上)が最初にまとめられており、学習の全体像把握や重要ポイントの絞り込みに役立ちます。
- 過去問出題箇所が明記: 本文中に過去の出題年度が記載されているため、どこが頻出分野なのか一目で分かります。[49]
- 改正点が赤字表記で見やすい: 民法などの改正点が赤字で示されており、意識しながら読み進められます。
- 4分冊可能: こちらも持ち運びに便利な分冊タイプです。
「わかって合格る」のデメリット:短期決戦には不向き?
- 情報量・文章量が多い: 丁寧な反面、情報量が多いため、短期間で全てを消化するのは大変かもしれません。[49] 3ヶ月以上の学習期間を確保できる人向けです。
こんな人におすすめ!
- 3ヶ月以上の学習期間を確保できる人
- じっくり時間をかけて、深く理解しながら学習を進めたい人
- 情報量の多さを求める人
- 過去問演習と並行して、辞書的にテキストを使いたい人[49]
【重要】宅建初心者が短期合格するためのテキスト選び5つのコツ
ここまで4冊のテキストをご紹介してきましたが、「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方もいるかもしれませんね。
そこで、「短期合格」を目指す初心者がテキストを選ぶ上で、私が特に重要だと思う5つのポイントをお伝えします!
大前提:宅建テキストはどれも高品質!だからこそ「好み」が大事
まず知っておいてほしいのは、宅建の市販テキストは、どれも非常にクオリティが高いということ。毎年多くの受験生がいるため、各社がしのぎを削って分かりやすく、合格しやすいテキストを作っています。



名シリーズのテキストの質が年々上がっているだけではなく!YouTube→テキスト化など、新しいテキストも豊富に出てきています。
だから、基本的には「自分が一番気に入ったもの」「一番しっくりくるもの」を選ぶのが正解です!レビューサイトの評価だけで決めず、自分の感覚を信じましょう。
その上で、以下の5つのポイントを意識して選ぶと、失敗が少なくなります。
コツ①:カラー&フォントが目に馴染むか?
テキストの色合いや文字のフォントが、自分にとって見やすいかは非常に重要。長時間向き合うものなので、ストレスなく読めるものを選びましょう。紫系が苦手な人もいれば、フルカラーが好きな人もいます。
図・表・キャラクターがしっくりくるか?
図や表の分かりやすさ、登場するキャラクターの好みも意外と大切。[50] 「このキャラ可愛い!」「この図、分かりやすい!」と思えるものだと、モチベーションも上がりますよね。
コツ③:文章がスラスラ読めるか?(民法のページで試すのがおすすめ!)
テキストの文体が自分に合っているかも重要です。講義のような話し言葉が良いか、簡潔な説明が良いか、人それぞれ。
書店で立ち読みする際は、ぜひ一番難解そうな「民法(権利関係)」のページを1~2ページ読んでみてください。騒がしい書店でも内容がスッと頭に入ってくるようなら、そのテキストはあなたに合っている可能性が高いです!
デザインが派手すぎないか?(意外と疲れる原因に)
カラフルで楽しいテキストも魅力的ですが、あまりに色が多すぎたり、情報が詰め込まれすぎているものは、長時間見ていると目や脳が疲れてしまうことも。集中力を維持するためには、適度なシンプルさも大切です
コツ⑤:図とゴロ合わせは適度にあるか?(短期合格の味方!)
特に短期合格を目指す場合、複雑な内容を視覚的に理解できる「図」と、暗記科目を効率よく覚えられる「語呂合わせ」 は非常に役立ちます。これらが適度に盛り込まれているかどうかもチェックポイントです。
最高の相棒テキストを見つけて、合格を掴み取ろう!
宅建の独学において、テキスト選びは合格への第一歩であり、非常に重要なプロセす。



今回ご紹介したテキストは、どれも多くの合格者を輩出している実績のあるものばかり。それぞれに特徴があるので、ぜひ実際に書店で手に取って、あなたの学習スタイルや好みに合う「最高の相棒」を見つけてください。



そして、相棒が決まったら、あとはそのテキストを信じて、とことん使い倒すのみ!
大変な道のりかもしれませんが、自分に合ったテキストと正しい努力があれば、初心者からの短期合格も決して夢ではありません。
応援しています!頑張ってくださいね!