【宅建】おすすめの問題集・過去問は?【超短期でも間に合う!】

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「そろそろ過去問買いたいけどどれがいい?」
「もう時間がないから一番効率の良い問題集が欲しい!」
「今からでも合格できる問題集ある?」

そんな悩みにお答えします!

まい

こんにちは!まいです

私はH23年に宅建を一発合格後、FP2級、行政書士試験に合格している資格好きの専業主婦です。偏差値は40後半〜50前半程度の普通の頭ですが、たまたま効率の良い勉強をして、宅建は1ヶ月半で合格点に達することができました。

今回はそんな私が宅建試験におすすめの問題集・過去問をご紹介したいと思います。

突然ですが、私の持論は

「宅建の学習は、過去問を中心とした勉強法がイチバン」

ということ。そのため良い過去問題集を選ぶことって実はテキスト選びより重要かもって思っています。

そんな私が自信を持って選びましたおすすめはコチラ

1位 スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集 (スッキリわかるシリーズ)

2位 みんなが欲しかった! 宅建士の12年過去問題集 (みんなが欲しかった! シリーズ)

3位  宅建士問題集 過去問宅建塾〔1〕 権利関係 (らくらく宅建塾シリーズ)

実はこれらはおすすめテキストでも紹介したシリーズになっているのですが、順位がちょっと違います。問題集の中でイチオシなのは「スッキリとける宅建士」の論点別の過去問題集でした。

なぜこういった順位になったのかも、おすすめな点と合わせてご紹介したいと思います。

ちなみに、私がテキストと問題集をを購入したのは8月の上旬でした。そしてそれを積んで置き、やっとこさ勉強し出したのが50日前。2020年の試験にもまだ間に合います。ぜひチェックしてみてくださいね。

この記事でわかること

おすすめ1位 TAC出版 スッキリとける宅建士論点別12年過去問題集

おすすめの1位はTAC出版の「スッキリとける宅建士 論点別12年過去問題集」です。

【メリット】
・分野別になっている
・問題ごと重要度がわかる
・5冊に分冊できる
・12年分約600問収録
・「POINT」で関連知識を補填

【デメリット】
・図や絵が少ない
・解答解説が少々薄い

詳しく内容をみていきます。

オールマイティな分野別過去問題集

1位はTACの「スッキリとける宅建士論点別12年過去問題集」です。

「スッキリとける宅建士論点別12年過去問題集」の特徴は、分野別であり、重要度もわかりやすくて、分冊もできるところ。

【補足】
宅建の過去問題集には年度ごとにまとめられている「年代別」と、宅建業法、権利関係、法令等などの分野別にまとめられてる「分野別」の過去問題集に分けられます。それぞれいろいろな出版社からほぼ同数程度出されていて、どちらも主流の形式です。

まい

ちょっとここで、問題集の種類について説明させてください。

年代別過去問題集と分野別の過去問題集はそれぞれにメリットがあります。

年代別過去問題集のメリットは、その年の問題を一気に解くことができるので、自分が現在50点満点中何点くらいとれるのかわかり達成度が測りやすいところです。

一方分野別過去問題集のメリットは、分野ごとになっているので同じ分野の問題をじっくりと学ぶことができるところ。似たような問題を繰り返し解いたり、苦手分野を集中的に学ぶこともできます。

私のおすすめの勉強法は過去問題集でじっくり知識をつけていき、試験の予行練習は模試で行うというやり方です。この場合は分野別問題集の方が絶対に勉強しやすいです。

分野別の問題集は他にもありますが、他の過去問題集は収録数が約300と少ないところが難点。一方、この「スッキリとける宅建士論点別12年過去問題集」は約600問と年代別の過去問題集にひけをとらない収録数を誇っています!

まい

分野別でこの収録数はレア!

収録数300問では正直少し足りないと思うので、分野別問題集かつ600問も掲載されていることは「スッキリわかる」の大きなメリットです。

テキストとのアクセスが抜群!

「スッキリとける宅建士論点別12年過去問題集」の一押しの点はまだまだあります。それは「アクセスの良さ」です。アクセスの良さは勉強効率を上げる上でとっても重要ですよ。

過去問中心の勉強法では、

・問題を解いてから→解答解説へ行く
・解答解説で不十分な点→テキストへ戻る

というアクセスがどれだけスムーズにいくかが、学習効率を上げる大きなポイントです。

その点において、この「スッキリとける宅建士論点別12年過去問題集」は、見開きで左ページに問題、右ページにすぐ解説というスタイルで、解答解説は「すぐそこにある」という感覚です。

↓こういうやつだね

見開きで左ページに問題、右ページに解説が勉強しやすい!

答えがすぐに見えちゃうんじゃない?

まい

赤シートがあるから大丈夫だし、赤シートを使わなくてもそんなに気にならないよ。

右ページで問題、めくって裏側にあたる左ページに解答という過去問題集もあり(LEC「出る順ウォーク問」など)そちらのメリットは答えが見えないことですが、答えは赤シートで隠せば大丈夫ですし、実際に使ってみると解答は意識しなければ見えないのでさほど気になりません

私はそれよりもアクセスが良いかどうかが重要だと思っています。

また、この「スッキリとける宅建士」は先ほども言ったように分野別になっているため、問題を解いてわからないことがあった時にもテキストのどのあたりにあったことかわかり易く、テキストに戻り易くなっています

テキストと問題集を同時に使っての勉強では、かなり無駄が省けて効率良く勉強できると思いますよ!

1冊で分野別600問収録

分野別の問題集の中で600問近く収録しているものは、宅建学院の「過去問宅建塾」やLECの「出る順ウォーク問」など、「権利関係」「宅建業法」「法令上の制限その他」の3冊に分かれている問題集が多い中、この「スッキリとける」は1冊にまとまっています

3冊に分かれているということは、3冊分購入しなければならないので費用もその分多くかかりますし、荷物もかさばります。その点、「スッキリとける」は1冊で済むのでコンパクト。この「分野別×1冊で600問収録」している過去問題集はなかなかないのです。

なんでそんなにレアなの?

まい

解答・解説を短くして、1ページを2段にすることでそれを可能にしているんだね

5分冊が持ち運びに嬉しい

そしてさらに分野ごと5冊に分冊可能

突然ですが、普段自宅の机だけで勉強している人はもったいないですよ。環境を変えることで気分転換になるので、ダイニングや図書館、カフェや自習室など、いろいろな場所で勉強することはおすすめです。

そんな時に便利なのがこの分冊。分冊でコンパクトになった問題集は、持ち運びはもちろん、実際に使う時にも専有スペースが小さくなります

勉強する時は、机の上にテキストやノート、問題集、筆記用具といろいろなものを開くときがあると思うので、できるだけ省スペースなものがいいですよね。特に外出先で重宝します。

身軽さは勉強のやる気に繋がる

勉強は「いつでもすぐ始められること」がやる気に繋がります。

人はやり始めると脳内物質が分泌され、どんどん興奮するためです。なので教材はなるべく少なく、簡単に始められることも大事ですよ。その点でこの分野ごとの5分冊が、身軽でとても良いと思います。

ほかにも、重要度も選択肢ごとにわかるようになっているので、深入り注意の問題もハッキリしています。

スッキリとける宅建士論点別12年過去問題集のデメリット

デメリットは分野別問題集のため、年代別問題集のメリット、50問を一気に解いてみることができないことです。

年度別問題集での学習は、実際の問題を通しどんな問題が何問くらい出題されるのか、感覚的につかめるようになってくるのがメリットですよね。「スッキリとける」は分野別の問題集のためそのメリットを受けられません。

でも私はそれは模試を解く際で良いと思っているので、実は私個人としては実はあまりデメリットに感じません。

ただ解答解説がスッキリしすぎているのはチョット気になるところ。

通常1ページに1問ずつ収めるところを、上下で2問ずつ掲載しているため、解答解説は短くなっています。

でもテキストとリンクしたり、「POINT」で関連知識を得られるので、これもそこまでデメリットではないかなと思います。

私は「スッキリとける」のテキスト「スッキリわかる宅建士」の色合いがあまり好みではないので、テキストでは3位となりましたが、この過去問題集は1位とさせていただきました。とってもおすすめな過去問題集です。

2位 TAC みんなが欲しかった!12年過去問題集

2位はTAC みんなが欲しかった!12年過去問題集です。

【メリット】
・解説が簡潔でわかりやすい
・選択肢ごとに復習の目安がついている
・難易度つき
・やさしい年順
・「みんなが欲しかった」テキストが好みの人は必須

・問題と解答2分冊
・問題にも重要度が書かれてしまっている

「やさしい順」が勉強効率を上げる

2位はTACの「みんなが欲しかった!12年過去問題集」です。

これはテキストと同じく人気の問題集ですよね。よくおすすめされています。直近12年分全問が収録されていて、なんとその12年分は「やさしい順」に並べられています。

「やさしい順」のメリットは、簡単な問題から解くことで「わかる」「解ける」という成功体験を積みながら勉強できるということ!

成功体験って大事です。宅建の勉強は「『わからない!自分には無理かも!』という気持ちにちょっとでもなってしまったらダメ」という先生もいます。宅建の出題範囲はちゃんと理解すれば難しくないので、一つ一つ着実に力つけていくべき。それを実現できる過去問・問題集です。

標準的なメリットも豊富

「みんなが欲しかった!12年過去問題集」はまさに優等生な過去問題集で、年代別のテキストとしてわかりやすく、メリットも豊富です。

復習不要などの目安もついているので、重点を置くべきところも問題集を解いている中で自然と身についていきます

そして年度別の過去問・問題集の多くがそうですが、前半が問題、後半が解説。2冊に分冊できるようになっています。

TAC みんなが欲しかった!12年過去問題集のデメリット

年代別の問題集の多くは解説で2冊に分冊できます。

「問題を1問ずつ解く派」の私が気になるのはその点です。この場合の分冊は過去問題集が2冊ある感じ。1回の問題を解くたびに、

・問題集
・解答集
・テキスト

の3冊が必要になります。

まい

問題を開いてー、対応する解答を開いてー、のそのひと手間もきになります。

その他にデメリットを挙げるとすれば、

問題の各選択肢に重要度が書かれているので、問題を解くときに、その情報から答えを推測してしまいかねないという点も若干気になります。選択肢に重要度はいらないのではないでしょうか。

でもそれ以外は、解答解説も見やすいですし、重要度もわかりやすいとっても良い問題集です。

年代別が好みの方にはおすすめ

テキスト「みんなが欲しかった!宅建の教科書」図も多くフルカラーで楽しく、情報量もちょうど良い辞書として使うのにとても良いテキストなので、(個人的にはフルカラーとフォント多用がちょっと気になります)テキストと問題集、どちらも売れ筋ナンバー1なのはナットクです。

個人的には「分野別」「見開きタイプ」が好きなので、自分では使用しませんが、「年代別に解きたい」「問題と解答は全く別の方が良い」という人も多い(半々みたいです)ので、そちらの方におすすめしたいと思い選びました。

第2位です!

3位 宅建学院 過去問宅建塾

3位は宅建学院 過去問宅建塾です。

【メリット】
・分野別、講義調でわかりやすい
・テキスト「らくらく宅建塾」を使っているならマスト
・よく合格者がオススメしている

【デメリット】
・3冊購入しなければならない
・解説で不要な点まで述べられている

短期合格を狙うならコレ 合格者からの支持が多い

3位は宅建学院のらくらく宅建塾シリーズ「過去問宅建塾」です。ちなみに、こちらはH23年に私が実際に使用したテキスト、問題集です。

私と同じく短期合格者で使用している割合が高く、実績のある問題集です。

合格者の方々からは

・解説も講義調でわかりやすい
・抵抗なく読める
・問題集とテキストで相乗効果を感じる

という声があります。

3冊分のボリュームがある問題集

特徴は分野別に3冊に分かれていて(3分冊ではありません)、見開き左が問題、右が解答・解説タイプの問題集です。3冊分なので、問題の収録数も多く、解説も十分なボリュームがあります。

テキスト「らくらく宅建塾」が必要最小限を謳っている分、このボリュームは反則では?感も若干あります。

宅建学院 過去問宅建塾のデメリット

デメリットはやはり、3冊購入しなければならないところ…まずお金がかかります。

外出先で宅建業法も勉強したいし、権利関係も勉強したい場合は2冊も持ち歩かなければならないし…とにかくいつでもどこでも勉強したいオンナの私にとってはその点が大きなマイナス。

(あとテキストと同じくちょっとダサめなところも気になる方がいるかもしれません)

でも内容は「らくらく宅建塾」と合わせて充実していて、この3冊が完璧に解けるようになれば間違いなく合格します。

実績ありのおすすめの問題集です。字が大きめところもGOOD!

まい

「らくらく宅建塾」シリーズは、合格者も多数出ているテキスト。
好みは分かれるかと思いますが、ハマる人は私のように短期合格も可能にする実力のあるシリーズです。

ランク外ですがお好みでおすすめ

私の独断の順位で3位までには入りませんでしたが、お好みでいかがですか?とオススメもできる問題集はコチラです。

TAC わかって合格る12年PLUS

・テキストはとても良い
・詳細な説明
・難易度、重要度が3つのアイコンでわかるようになっている

・字が細かくて見づらい
・図や表が少ない(から圧を感じます)
・問題と解説が離れている

TACの「わかって合格る12年PLUS」

こちらは「年代別」「問題集と解答集が分冊」タイプの過去問・問題集です。

こちらのテキスト版「わかって合格る宅建士基本テキスト」はフルカラーになり、親しみが持てるようになったのに、「わかって合格る宅建士12年PLUS」の問題集はちょっと文字ばっかりって感じがします。

でも解答が詳細なので、解答・解説を見ればそれだけでかなり知識が補える優等生タイプの問題集。

テキストと同じく網羅的でもあるので、

・試験まで日数がある
・宅建試験に抵抗があまりない
・文字に抵抗がない
・一つ一つきちんと理解していきたい

という方にはおすすめの過去問・問題集です。

TAC みんなが欲しかった!宅建問題集

・見開きで解答解説
・厳選290問(297問)
・分野別3分冊
・難易度つき
・テキストが良い

問題数が少なくて不安になっちゃいそう

「みんなが欲しかった!宅建士の問題集」は、厳選された290問を分野別に、見開きページで解答されています。

2位の「みんなが欲しかった!12年過去問題集」の前に学習する教材の位置づけですね。

私の好みの「分野別」「見開き」の構造で、解説もすっきりわかりやすく、難易度つき。オススメポイントの多い問題集です。

ただ、厳選290問なので、人によっては「これだけで大丈夫?」と不安になってしまうかもしれません。恐らく多くの人が「みんなが欲しかった!12年過去問題集」や他社の問題集を買っちゃうかも。

そうしたらコスパが悪くなってしまうので、次点にさせていただきました。

ちなみに、TAC 「わかって合格る宅建士 分野別過去問題集」も305問で同じ理由でランク外です(内容はいいです!)

LEC 出る順宅建士 ウォーク問

・分野別、問題数も多い
・出る順になっているので勉強効率が良い
・解説も満足の内容

・3冊も買うとお金がかかる(計5,720円)
・表裏で1題

こちらも人気のLEC 出る順シリーズ。

分野別で出る順という効率が良い問題集ですが、やっぱりお金も大事やねん。こっちはお金も大事で独学選んでんねん、てことで次点となりました!

あと、問題と解答が表裏で1題になっています。(右ページに問題、その解答が次のページの左ページ)メリットは問題を解いている途中で答えを見なくて済むのですが、私のように過去問中心の勉強法は、問題を見ながら解答もチェックしたいのでアクセスが悪いです。

過去問・問題集の選び方

収録年数は10年

一発合格を目指しているなら、収録年数が10年以上のものがおすすめです。

収録数が少ないタイプの問題集(「みんなが欲しかった宅建問題集」や「わかって合格る宅建士 分野別過去問題集」など)も内容はとってもいいです。

でもやっぱり10年分解くことで、バリエーションに慣れますし、何より自分の自信につながります

収録数が少ないタイプの問題集は、ちょっと縁起が悪いですが、もしも落ちてしまい、翌年受験するときは、要点だけをピックアップしたそちらの問題集でのブラッシュアップが良いかもしれません(その他の問題は前年に買ったものを使う)

目的によって使い分けが大事じゃないかなと思います。

個人的には 分野別・見開きタイプがおすすめ

年代別か分野別かでいったら、私は断然分野別がおすすめです。

理由は分野別の方が

・重要ポイントや苦手なポイントを集中して学ぶことができ効率が良いため
・テキストの該当箇所にアクセスしやすいため

です。

年度ごとの解答率や、解くスピードなどは、過去問よりもその後の勉強、模試を解くときに気にすれば十分だと思っているので、年度別であるメリットはあまり感じていません。

そして解答も後ろにあるタイプより、表裏で問題と解答がわかれているものより、見開きで左に問題右に解答というすぐに解答・解説をみることができるタイプがおすすめ。アクションが少なくてすみます。

分冊できるもの

今は多くの過去問・問題集で導入されている「分冊」

問題と解答がわかれている場合は、見比べやすくなりますし、分野ごとになっているものは、勉強する内容ごとの持ち運びで荷物が軽くなり便利です。

「出る順」や「過去問宅建塾」などはまた別の話として、1冊になっているものは分冊もできるタイプの方がメリットが多いですよ。

自分に合った問題集を選びましょう

ここまで、わたしの独断による宅建の過去問・問題集ベスト3を見てきました。

中には

「いやいやこっちの方がいい問題集だよ」
「あっちのブログではこれが良いって言ってたよ」

なんて意見もあるかもしれません。

いろいろな勉強法があるのでなんとも言えませんが、私は「過去問中心に世界を回す」「アクセス良好」が、学習の中で大事にしたいこと。そして一番自分に合った勉強法だと思うので、そのために合っているテキストを選びました。

今から過去問・問題集を購入する皆さんでも、今年の受験はまだまだ間に合います。私自身50日しか勉強していないので。

ぜひ自分に合った過去問・問題集を選んで、それを使い倒してみてくださいね。お気に入りの1冊をじっくり楽しむことができれば、きっと合格はすぐそこまで近づいていることでしょう!頑張って下さい!応援しています!

それでは!また!

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さわだ まい
資格好きの主婦
行政書士・宅建士・FP・保育士・危険物などいろいろな資格を持っています。
6歳5歳の育児の傍ら、更なる資格取得にチャレンジします。
この記事でわかること